今回はマネックス証券の魅力について考えてみたいと思います。
最近はつみたてNISAの受付が始まり、そちらに各社力を入れているためか個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の競争がちょっと小休止した感があります。
最近、新しい商品の追加や新しい制度を始めるところもありませんし、手数料を新しく無料にするところも出てきていません。
そこで現状、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)についてどこへ加入すれば良いのかを再度検証して見たいと思います。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の競争は一段落?
このサイトでも何度か書いておりますが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は商品数が圧倒的に多く老舗のSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」、セゾンの取扱があったり楽天スーパーポイントの貯まる楽天証券 確定拠出年金。そしてマネックス証券 iDeCoの4つ巴となっています。
それぞれメリット・デメリットがありますのでそれらを踏まえて再度この4つの証券会社、銀行の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を特集して行きます。
その第2弾マネックス証券 iDeCoを見て行きましょう。
楽天証券、SBI証券はこちらからどうぞ
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マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の魅力
まずはマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の魅力から見て行きましょう。
手数料
まずは手数料です。これは前述の4社基本的に共通ですが証券会社の取り分が無条件無料となっています。
(国民年金基金、信託銀行の取り分はあります。これも各社共通)
4社以外の他の証券会社、銀行は毎月手数料がかかりますからそれだけで大きなメリットと言えます。
ただし、4つ巴の4社とも同じ条件ですから他との差別化要因にはなりませんけどね。
取り扱い商品の魅力
もう一つが取り扱い商品の魅力です。
商品数こそSBI証券には劣りますがマネックス証券は大変充実したラインナップとなっています。
ちなみに商品数は今後35本までという制限が加えられる予定となっており、現状35本を超えてしまっているSBI証券は新しい商品を導入しにくく不利という話もあります。
その点35本までまだ余裕があるマネックス証券は今後新しい運用商品を導入できる余地があり有利ですね。
35本制限については下記記事をご覧ください。
日経新聞に下記のような記事が出ておりました。確定拠出年金の運用商品数の上限を35本に決めるとのこと。今までは下限は決めてありましたが、まさか上限を指定してくるとは。今回はこの件について書いてみたいと思います。厚生労働省は確定拠出年金(D[…]
先日も書きましたが2018年5月にDC法が改正されます。そこから確定拠出年金の商品数が35本が上限となるようです。企業型確定拠出年金だけの話かと思いきやiDeCo(個人型確定拠出年金)も同様にするぽいです(反対意見は委員八人中1人の[…]
マネックス証券の取り扱い商品の特徴は最安値の信託報酬の商品を取り揃えていること、人気のアクティブファンドなどがあることです。
信託報酬が最安値の商品を取り添えている
マネックス証券の4社の中で最後発です。
そのため他社の研究をよくしているなって印象があります。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のどのカテゴリーを見ても最安値となっておりスキがないのです。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債権、新興国債権、国内REIT、先進国REIT、金
これらすべての分野で最安値です。(一部同点もありますが)
つまり、信託報酬だけで考えるならマネックス証券で決まりってことですね。
詳しくはこちらをご覧ください。
イデコはマネックス証券で決まり?個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)がすごい勢いで加入者を伸ばしています。そのため各社しのぎを削ってサービス向上に努めています。そんな中、満を持して登場したのがマネックス証券。[…]
アクティブファンドなど
アクティブファンドではSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で人気となっているSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>を取扱していることも大きいでしょう。
ジェイリバイブはかなり実績が高いことから人気のあるファンドでSBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)購入金額ランキングでも堂々3位となっている人気商品です。
また、スパークス・新・国際優良日本株ファンドや朝日Nvest グローバル バリュー株オープンも個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)では初の取扱です。
こちらも実績が高く人気がある商品ですので取扱は嬉しい方も多いでしょう。
また、たわらノーロードNYダウ、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)も人気のある商品でこれらも個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)では初となります。
後発だからというのもありますが、魅力的な商品が揃えていて好感度が高いところですね。
受け取り方法の柔軟性
受け取りの柔軟性はメリットでしょう。
SBi証券の場合、受け取り時に一括で受け取るか年金で受け取るのかを選択します。
一方、楽天証券、マネックス証券、イオン銀行は一括で受け取るか、年金で受け取るか以外に一部一括、一部年金という併用での受け取りを選択できるのです。
iDeCoは退職金控除内や公的年金控除内で運用したお金が収まらないと受け取り時に税金がかかってしまいます。
その際に併用を選択して退職金控除いっぱいまでは一括、それ以外は年金で受け取れば税金を安くすることができるのです。
この点はSBI証券に対しての大きなアドバンテージとなるでしょうね。
(SBI証券には早急に対応してほしい点であります)
マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の今後への期待
マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)魅力を見てきましたが課題というか今後へ期待したい点もあります。
そちらも合わせて見ていきましょう。
取り扱い商品
取り扱い商品で期待したい点がいくつかあります。
楽天・バンガード・ファンドシリーズの取り扱い
楽天証券も同様なことを書きましたが楽天・バンガード・ファンドの取扱には期待したいところです。
すでに楽天・バンガード・ファンドは楽天証券、マネックス証券、SBI証券では投資信託としては販売されているため個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)でも期待できそうなところです。
現在、楽天・バンガード・ファンドは以下の3本が発表されています。
ぜひ入れていただきたいものです。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・新興国株式インデックス・ファンド
楽天・バンガード・ファンドの詳細は下記記事をご覧ください。
先日、投資信託業界に衝撃を与えた楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドの発表。それが第一弾であって今後もどんどんでてきそうなニュースがでましたのでご紹介します。【楽天・バンガード・ファンド】[…]
ひふみ投信の取扱
もう一つがカンブリア宮殿やWBSに代表の藤野さんが出演依頼大変人気なレオスのひふみ投信のiDeCo用商品であるひふみ年金の取扱なんかも望まれます。
こちらはすでにイオン銀行、SBI証券で取扱があります。
対抗するためにもぜひ導入してほしい所。
S&P500の取扱
もうひとつがS&P500をベンチマークとした商品などの取扱も有ると良いですね。
すでにダウははいっていますけどね。
まとめ
今回はマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の魅力を見てきました。
マネックス証券はすでにほとんどのカテゴリーで信託報酬が最安値となっています。
そのため現在でも最強に近いところです。
今後、あらたな信託報酬の安い商品が登場や面白い商品が登場したときにどうするかでしょうね
マネックス証券個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の資料請求はこちらからどうぞ。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。