回転寿司大手のかっぱ寿司で9月26日限定の寿司全品半額セールが実施されたとのこと。
寿司全品半額は魅力的ですが、かなり長い待ち時間や長蛇の列が発生してしまったようです。
中には20時間待ちなんて地獄のような話も・・・
そこでぜひ考えたいのが時間もお金であるってお話です。
今回はかっぱ寿司で10時間待ちの事例から時間とコストの話を見ていきましょう。
かっぱ寿司が半額になってどれだけトクなのか
まず考えたいのがかっぱ寿司が半額になっていくらトクなのかということです。
かっぱ寿司の平均単価
かっぱ寿司は基本100円寿司ですから1人あたりの平均単価も低いです。
1500円前後とのこと。
半額になると750円。
つまり、一人あたり750円得したということになります。
半額だから高額商品ばかり食べても
半額だからということで期間限定等の少し高めの寿司ばかり食べたらどうでしょう?
かっぱ寿司で一番高い寿司は調べると330円。
回転寿司の一人あたりの平均皿数は10皿前後とのことですから3,300円。
味噌汁等も頼んだとしても3,500円ですね。
それが半額になると1,750円
1,750円得したということになります。
もちろんそれ以上食べる方はもっとトクということになりますけどね。
ちなみに私は10貫も食べればお腹いっぱいですのでお得度が更に下がります笑
なお、これは一人あたりの値段なので家族4人で行けば7,000円お得ということになります。
入場できなかったお詫びのクーポン
ちなみに今回の1日限定の全皿半額キャンペーン
長蛇の列になり入店できなかった人も多かったようです。
そのため、一部店舗では「半額クーポン」を提供したそうです。
その「半額クーポン」はメルカリなどで売られており、2,000円前後の値が付いたとのこと。
つまり、半額の価値は2,000円ということになります。
前述の得した金額とかなり近いですね。
このクーポンがあれば家族全員が半額になるということですから複数人で行けば2,000円でもお得でした。
お金を取るか時間を取るか
つまり、今回かっぱ寿司で20時間待ちした人は20時間を使って1,750円得したということになります。(実際に20時間も待った人がいるのかはわかりませんが・・・)
時給に換算すると87.5円です。
家族4人と考えても全員で時給350円・・・
ぜんぜん割が合わないんですよ。
それなのにこんな混雑となってしまうという・・・
例えばその時間アルバイトしたとすると
例えば20時間時給1,000円のアルバイトしたとすれば20,000円稼げます。
そのアルバイト代で通常価格時のかっぱ寿司に家族4人で行ったとしても何回かいけますね。
かっぱ寿司じゃなくても少し高めのお寿司屋さんでも行ける可能性がある金額です。
それだけ価値のある時間を待つことに費やしてしまっているのです。
別にアルバイトしなくても20時間あればいろいろな事ができますよね・・・
このように時間をお金という認識を持つだけで行動が変わるはずです。
ぜひそのような意識を持ちたいところ・・・
リッター1円安いだけで行列となるガソリンスタンド
また、今回のかっぱ寿司と同じような事例はよくある話です。
例えばわかりやすいのがガソリンスタンド。
日曜日だけリッター1円や2円安いセールやっているとかなりの行列となっています。
しかし、よく考えてください。
車に入れられるガソリン量が50リッターだとすると1円やすいと50円。
2円安くても100円しか違わないのです。
その違いのために並ぶ必要はあるのでしょうか?
隣町のスーパーの方が◯◯円安いからとはしごするの同じですね。
少しでも安く。。。という気持ちはわかりますが時間を使っているという認識をもっておきたいところです。
お金と時間はトレードオフ
まとめるとお金と時間はトレードオフの関係にあるということです。
トレードオフとは「両立できない関係性」のことで、お金を取れば時間は掛かる。
時間を取ればお金が掛かる。
今回のかっぱ寿司の話は20時間で1人あたり1,750円を買ったといった感じですね。
お金と時間。どちらを取るのかは考え方しだいです。
ただし、多くの方の場合は時間を優先したほうが幸せであるんですよ。
下記本では「タイム・プア(時間的貧乏)」という考え方が語られています。
この考え方は私もかなり実践しています。
ぜひ読んでみてください。
FIREにも繋がる話
最近FIRE(ファイア)とは「Financial Independence, Retire Early」という概念も流行っています。
経済的に独立した早期リタイアのことですね。
これもある意味今回の話とつながってきます。
時間をとるか、お金を取るかみたいな・・・・
個人的にはお金より時間を取りたいですね。
まとめ
今回は「かっぱ寿司で20時間待ちの事例から学ぶ。時間もお金であるという認識を持とう。」と題してかっぱ寿司の事例からお金と時間の関係性について考えてみました。
ついつい、目の前の少しのお金に動いてしまうのが人間の心理です。
しかし、時間をお金に換算できるようになればそのようなことにはなりにくくなります。
目の前のお金に動いてしまいそうになったら少し引いて俯瞰して考えることが大事ですね。
タイム・プアとならないようにお金と時間の関係性について意識して行動しましょう。
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