昨年は仮想通貨高騰の年でした
昨年の投資界隈で最大の話題ははやり仮想通貨でしょう。
ビットコインは昨年1年間で14倍になりました。
また、その他のアルトコインも軒並み高騰しています。
一番すごいのはRaiBlocks(XRB)というマイナーな仮想通貨はなんと1年で3000倍近くになるなどすごいことになっています。
昨年の年初に1万円分買ってればそれだけで3000万円ですからね・・・
そんな状況でしたから税金について悩まれる方も多いのではないでしょうか?
国税庁も本気でビットコインの売却益を上げた投資家を調査するそうです。
2018年の確定申告に向け、取引記録や資産状況をデータベースにまとめ、税逃れを防ぐ考えだ。仮想通貨をめぐる本格的な情報収集への着手は、初めてとみられる。 朝日新聞デジタルより
ちなみに仮想通貨の確定申告は下記のとおり雑所得扱いとなります。
今まで仮想通貨の税金関連はかなりあいまいでした。この度国税庁のWEBページでビットコインなどの仮想通貨についての見解がでてきました。曖昧だったビットコインなどの仮想通貨の税金今回はこのビットコインなどの仮想通貨の課税について[…]
計算がややこしそう・・・って思われる方も多いと思います。
そんな中救世主がでました。
クラウド会計のfreeeです。
今回はこの件を見て行きたいと思います。
freeeが仮想通貨の確定申告をサポート
クラウド会計ソフト「freee」における仮想通貨の確定申告について、2月上旬に対応を予定していると発表しました。
具体的にはfreee内の所得税確定申告機能において、仮想通貨による利益(雑所得)の確定申告に対応するものということです。
まだ開発中とのことで具体的な内容についてはリリース時に改めて案内されるとのこと。
また、それに合わせて仮想通貨ではじめての確定申告をする人向けのセミナー等も計画しているそうです。
freeeとは
freeeはクラウド会計ソフトのトップシェアを持っています。
私もクラウド会計はマネーフォワードのMFクラウドを使っていますがびっくりするくらい便利です。
通常の会計ソフトと何が違うかと言えば自動仕訳があることです。
預金の取引やクレジットカードの使用などがあれば自動で仕訳を起こしてくれます。
それにより経理処理にかかる時間を大幅に削減できるのです。
freeeは少ししか使ったことはありませんが、同様に自動仕訳が使えるようですし単純に経理ソフトと考えても良さげですね。
よく言われるのがMFクラウドは経理経験者や簿記が分かる人向き。
freeeは簿記や経理の初心者向き
ということです。
ただ、今のところMFクラウドは仮想通貨への対応を発表していませんので仮想通貨の確定申告が必要な方はfreeeで決まりかもしれません。
おそらく弥生会計など大手も今年の対応は難しそうな気もしますのでfreeeはフットワークが軽くてよいですね。
また、今のところなにもアナウンスもありませんが上場の噂もあったりします。
マネーフォワードに続いてfreeeも株式上場へマネーフォワードのライバルであるfreeeも上場準備に入っているようですね。実はこの2社かなりのライバル関係であり、先日もfreeeがマネーフォワードを自動仕訳の特許で訴[…]
その他にも・・・
その他今回の発表でMacでの電子申告(e-Tax)対応、株、FX取引などの申告書第三表の対応、セルフメディケーション税制への対応、繰越損失なども盛り込まれるとのことです。
個人的にはMacでの電子申告(e-Tax)対応の話を聞いて乗り換えも検討するかもしれません・・・
MFクラウドだと対応していないためかなり面倒だったんですよ・・・
まとめ
今回はfreeeが仮想通貨の確定申告に対応するというお話でした。
具体的な方法などはまだでていませんのでわかりませんが仮想通貨の申告が必要な方はチェックしておくとよいでしょう。
まずは無料でお試しもできますので使い勝手などをチェックしてみてもよいかもしれません。
他にビットコイン、仮想通貨関連はこちらの記事もご覧ください。
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