LINE証券でSTOという聞き慣れないサービスが開始されます。
今回はSTOについてなにか、LINE証券のSTOに参加する方法などについて解説していきます。
STOとはなにか
STとはセキュリティ・トークンのことで、暗号資産などで使われるブロックチェーン技術を用いたデジタル証券のこと。
そのデジタル証券を使って資金調達をすることをSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)といます。
STOのメリット
STOのメリットは企業側からすればこれまで小口化が難しかった社債や不動産などのあらゆる資産に投資を募ることができるようになります。
新規上場での株式公開(IPO)やクラウドファンディングなどといった資金調達方法よりもかなり敷居が低いんですよ。
投資家側からすれば、映画、美術品、未上場株、不動産、ESGなどいろいろなものに投資機会がでますのでチャンスが広がるのがメリットですね。
出典:LINE証券STO
また、少額からの投資もしやすかったり、取引コスト(手数料)がやすいのもメリットとなりそうです。
方向性的にはクラウドファンディングに似ていますが、クラウドファンディングなどと違って証券化されていますので、売買も可能なのもありがたいですね。
STOのデメリット
STOのデメリットとして考えられるのはどうしても劣悪な投資商品や詐欺的な商品もでてしまうだろうという部分ですね。
いろいろなものが投資対象となり得るということはそれだけ、元がとれなかったり、大きく損をしてしまうような商品が出てくる可能性もありえます。
クラウドファンディングと同じで応援したいという気持ちなら問題ないでしょうが、投資として考えれるならしっかり分析が必要となります。
自分がよく知っている分野に絞ってあげるのもうよいかもしれませんね。
私の考え方はこちらの記事でまとめておりますので合わせて御覧ください。
LINE証券のSTO
ここからはLINE証券のSTOについて見ていきましょう、
野村證券と連携した魅力的な商品
LINE証券はLINEと野村證券の会社なので野村證券と連携した魅力的なSTOがでてくるとのこと。
STOとしてはまだ一つだけしか商品が発表されていませんが今後に期待できそうです。
また、LINE証券ですからスマホで気軽に買えるのもうれしいところ。
スパークス華咲く(8739)未来ST債
現在、LINE証券が扱っているSTOの商品はスパークス華咲く(8739)未来ST債の1つだけです。
下記のような条件、概要となっています、
個人投資家の皆様に、中長期的な資産形成を始めるきっかけとなるべく、デジタル債(社債型セキュリティ・トークン)の発行を行い、LINE証券のお客様に限定してご提供することとなりました。
利率(税引前)年2.5%(税引き後年1.99%)
保有期間 1年
発行額 10億円
1口あたりの単価 50,000円。
申し込み上限 20口
各付け BBB+(R&Iより取得予定)
発行日 2022年6月23日
償還日 2023年6月23日
利払日 2023年6月23日
なお、申込み受付期間は以下の通り。
06/14 10:00 – 06/20 10:00
結果発表は06/20 15:00頃です。
ちなみに最低単位の1口50,000円購入した場合の1年後の利益(税引前)は+1,250円です。
LINE証券でのSTOの購入方法
LINE証券のSTOの購入方法は簡単です。
IPOとほぼ同じ流れですね。
出典:LINE証券STO
まず、LINE証券の口座開設ページから口座開設します。
その後、
キャンペーンも
なお、STOスタートを記念したキャンペーンも実施予定となっています。
LINE証券で販売するスパークスの対象投資信託を対象期間中に5万円以上買付
まとめ
今回は「LINE証券でSTOはじまる・STOとはなにか。参加方法等を解説」と題して新たな投資商品STOについてご紹介しました。
今後期待が持てそうなサービスですね。
私もSTOについてはアンテナを張っていたいと思います。
LINEポイントでの投資ならLINE証券。
LINE証券なら1株単位で株も購入できて便利ですよ。
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