国内初のマルチアセット型ETF【NEXT FUNDS S&P米国株式・債券バランス保守型指数 (為替ヘッジあり)連動型上場投信】をレビュー

興味深いETFの新規設定が発表されました。

NEXT FUNDSS&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信(愛称)NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFです。

名前が長いですね笑

名前でどういう商品かわかるのはありがたいですが。

今回は「NEXT FUNDSS&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信」について解説していきます。

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの概要

それではまずはNEXT FUNDSS&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信(愛称)NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの概要からみていきましょう。

ファンドの名称NEXT FUNDSS&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信
(愛称)NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETF
証券コード2863
運用会社野村アセットマネジメント株式会社
投資対象S&P 米国株式・債券バランス保守型指数(TTM、円建て、円ヘッジ)
上場日 2022年9月16日
売買単位10口(当初元本は1口2,000円)

NEXT FUNDSS&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信は米国株式に25%、米国国債に75%の比率で投資を行います。

このような複数資産に投資するマルチアセット型ETFは国内初とのことです。

投資信託では米国株50%、米国債券50%で投資をするSBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)や全世界株式30%、全世界債券70%の投資比率の「楽天・インデックス・バランスファンド(債券重視型)」など複数資産に投資をするタイプはそれなりに出ていますが、ETFでは初なんですね。

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの信託報酬率

次に手数料を見ていきましょう

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの信託報酬率は

年率0.253%程度(税込)
となっています。

類似する投資信託の場合

前述した米国株50%、米国債券50%で投資をする「SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)」の実質的な信託報酬率は年率0.0978%〜年0.0998程度
全世界株式30%、全世界債券70%の「楽天・インデックス・バランスファンド(債券重視型)」の信託報酬率は年率0.223%ですから比較して安いわけでは無いですね。
また、ETFの場合は信託報酬率とは別に隠れた経費として商標使用料や上場費用などがあります。
ですから単純な比較ができないんですよ。
詳しくはこちらの記事で解説しております。
ただし、NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFは名前にもあるように為替ヘッジがありとなっていますので、多少高くなることは仕方ない部分はあります。

米国株、米国債券ETFを別で買うと・・・

ちなみに同じ野村アセットマネジメント株式会社のシリーズで為替ヘッジありの米国株、米国債券のETFはすでにあります。
そちらとの比較も見てみましょう。
  • NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2634):0.077%
  • NEXT FUNDS ブルームバーグ米国国債(7-10年)インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2648):0.143%

実はそれぞれ別で買ったほうが信託報酬率はかなり低いんですよ。

リバランスを自動でやってくれるというところにどこまで価値を持てるかということですね・・・

購入時手数料

購入時手数料は取り扱いの証券会社で異なります。
ETFですから売買手数料がかかるんですよ。
投資信託では最近はネット証券などでは購入時手数料が掛からないタイプが多いのでその点は差がありますね。

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの取り扱い金融機関

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFはETFです。

ですから投資信託のように買える金融機関が限定されるわけではありません。

株が買えるなら基本的に購入ができます。

ただし、前述のように証券会社により売買手数料が異なりますのでお気をつけください。

証券コードは2863です。

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの上場日

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの上場日は以下の通り。

2022年9月16日
ETFは通常の株と同じようにその日になったら売買できるようになります。



NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFの投資先、成績

NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETFはS&P 米国株式・債券バランス保守型指数(TTM、円建て、円ヘッジ)を対象指標としています。

あまり聞き慣れない指標かと思いますので解説しておきましょう。

S&P 米国株式・債券バランス保守型指数(TTM、円建て、円ヘッジ)とは

S&P 米国株式・債券バランス保守型指数(TTM、円建て、円ヘッジ)は⽶国株式(S&P 500 指数(TTM、円建て、円ヘッジ))に25%、⽶国国債(iBoxx ⽶国債7-10 年指数(TTM、円建て、円ヘッジ))に75%を配分し、定期的にリバランスを⾏なうマルチアセット指数です。

利⼦・配当等を含むトータルリターンで計算されます。

つまり、S&P 500 指数のTTM、円建て、円ヘッジに25%。

米国債券のTTM、円建て、円ヘッジに75%投資をするってことですね。

※TTMとは金融機関が顧客と外国為替取引を行う際の当日受け渡し用の基準レートでTTSとTTBの平均値のことです。

S&P 米国株式・債券バランス保守型指数(TTM、円建て、円ヘッジ)の過去成績

S&P 米国株式・債券バランス保守型指数(TTM、円建て、円ヘッジ)の過去成績は以下の通り。(2022年6月30日時点)

期間対象指標
過去1ヶ月-4.25%
過去3ヶ月-8.66%
過去6ヶ月-14.04%
過去1年-11.63%
過去3年+1.13%
過去5年+7.12%

出典:JPX NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETF(愛称) パンフレットより

2022年に入ってからS&P500はかなり厳しい状況ですからこちらの指標もあまりよくはありません。

過去5年では+7.12%とそれなりの成績となっていますね。



まとめ

今回は「国内初のマルチアセット型ETF【NEXT FUNDS S&P米国株式・債券バランス保守型指数 (為替ヘッジあり)連動型上場投信】をレビュー」と題して新たに設定されるETFについて見てきました。

結論としては以下のとおりです。

どれくらい人気になるのか注目
投資と猫
koge

評価:3国内初のマルチアセット型ETFとのことでどれくらい人気になるのか注目です。
2022年に入ってから米国株はかなり軟調ですから、債券を取り入れたいけどリバランスは面倒って方にはよいファンドになるかもしれません。
ただし、為替ヘッジがあることや、信託報酬率がそこまで安くないことなどから賛否は出てきそう。
個人的にもそれほど、魅力は感じていませんね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
国内初のマルチアセット型ETF【NEXT FUNDS S&P米国株式・債券バランス保守型指数 (為替ヘッジあり)連動型上場投信】が新規設定。
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