最近競争も一段落した感もあった個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の業界ですが久々に新たな風が吹きます。
満を持して松井証券の参入です。
松井証券がとうとう個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に参入
さすがに後発だけあって他をよく研究しておりいつもご紹介している4社に対抗できる存在となりそうです。
今回はこの件を見ていきましょう。
松井証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)詳細
それでは松井証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)についてみていきましょう。
松井証券はネット証券の走りでいろいろな革新的サービスを行ってきました。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)も期待大です。
手数料
まずは手数料です。
これは他のネット証券などと横並びですが運営管理手数料0円となっています。
それ以外の手数料についてはまだ表記がありませんので不明です。
取扱商品
取扱商品も12本とかなりシンプルですがマネックス証券 iDeCoなど他社に対抗してきたなって感じが強く見えます。
信託報酬が最安値で人気が急上昇中のeMAXIS Slimシリーズの取扱があるのです。
そのため全てのカテゴリーで他社と遜色ありません。
また、SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」取扱のある業界一番人気のひふみ年金の取扱もポイントが高いでしょう。
商品数は少ないですが他社のいいとこどりとなっておりすきはありませんね。
国内株式 | DIAM DC 国内株式インデックスファンド (アセットマネジメントOne株式会社) | 0.155% |
国内外株式 | ひふみ年金 (レオス・キャピタルワークス株式会社) | 0.760% |
国内債券 | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) (三菱UFJ国際投信株式会社) | 0.120% |
国内REIT | たわらノーロード 国内リート (アセットマネジメントOne株式会社) | 0.250% |
先進国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス (三菱UFJ国際投信株式会社) | 0.189% |
新興国株式 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス (三菱UFJ国際投信株式会社) | 0.190% |
先進国債券 | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス (三菱UFJ国際投信株式会社) | 0.170% |
新興国債券 | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド (三菱UFJ国際投信株式会社) | 0.520% |
海外REIT | たわらノーロード 先進国リート (アセットマネジメントOne株式会社) | 0.270% |
コモディティ | ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) (日興アセットマネジメント株式会社) | 0.370% |
バランス型 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) (三菱UFJ国際投信株式会社) | 0.210% |
元本確保型商品 | みずほDC定期預金(1年) (株式会社みずほ銀行) | – |
開始時期
開始時期はプレスリリースでは2018年3月下旬を予定しているとのことです。
また詳細が発表されればこのサイトでも記事を書いていきたいと思います。
まとめ
今回は松井証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)参入のニュースをご紹介しました。
最近は新たな競争もおきていませんが、今回の新規参入でまた他もがんばってくれるかもしれませんね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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