あれも採用!松井証券がiDeCoの対象商品大幅拡充。いいとこ取りの最強のラインナップ完成

確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は35本制限(取り扱い商品を35本までに制限するというルール)があるため、各社あまり取り扱い商品を増加されたりしていません。

また、入れ替えするとすでに利用している人から除外の承認を受けたり、購入している投資信託を解約してもらったりと面倒ですから入れ替えもほとんどありません。

そのため、新しい人気の投資信託が出てきても採用されないケースの方が多いんですよ。

そんなiDeCoですが、新しい投資信託を一気に導入する証券会社が現れました。

松井証券です。

松井証券は35本制限を考えてなのか、今まで取り扱い投資信託は12本におさえていました。

その松井証券が他社で人気の商品ばかり追加導入することになり一気にiDeCo最強の金融機関といっても過言では状況となったのです。

今回はそんな松井証券のiDeCoラインナップの大幅拡充について見ていきます。

なお、iDeCo(個人型確定拠出年金)ってなに?方は以下の記事をご覧ください。

この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ

松井証券のiDeCoの対象商品大幅拡充の内容

それでは具体的なiDeCoの対象商品拡充の内容を見ていきましょう。

2020年10月18日(日)からの運用商品は28本増加

2020年10月18日からの拡充となります。

拡充後の運用商品は以下のとおり、40本と12本から28本増加します。(ターゲットイヤーは1本と数えますので35本制限内)

色をつけているのが追加された運用商品です。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

カテゴリ 運用商品名 運用会社・
商品提供会社名
信託報酬
(税抜)
国内株式 One DC 国内株式インデックスファンド アセットマネジメントOne 0.140%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 三菱UFJ国際投信 0.140%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 三菱UFJ国際投信 0.140%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント 0.195%
ひふみ年金 レオス・キャピタルワークス 0.760%
先進国株式 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 三菱UFJ国際投信 0.093%
iFree NYダウ・インデックス 大和アセットマネジメント 0.225%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際投信 0.088%
楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) 楽天投信 0.120%
新興国株式 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 三菱UFJ国際投信 0.189%
全世界株式 楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) 楽天投信 0.120%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) 三菱UFJ国際投信 0.104%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 三菱UFJ国際投信 0.104%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ国際投信 0.104%
国内債券 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.120%
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 三菱UFJ国際投信 0.120%
先進国債券 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 三菱UFJ国際投信 0.140%
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> アセットマネジメントOne 0.200%
新興国債券 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド 三菱UFJ国際投信 0.340%
iFree 新興国債券インデックス 大和アセットマネジメント 0.220%
eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり) 三菱UFJ国際投信 0.600%
国内リート たわらノーロード国内リート アセットマネジメントOne 0.250%
eMAXIS Slim 国内リートインデックス 三菱UFJ国際投信 0.170%
先進国リート たわらノーロード先進国リート アセットマネジメントOne 0.270%
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス 三菱UFJ国際投信 0.200%
コモディティ ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) 日興アセットマネジメント 0.370%
ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) 日興アセットマネジメント 0.370%
バランス型 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 三菱UFJ国際投信 0.140%
ターゲットイヤー型 三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2030(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.340%
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2035(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.360%
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2040(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.360%
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2045(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.360%
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2050(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.360%
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2055(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.360%
三菱UFJターゲット・イヤー・ファンド2060(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信 0.360%
セレブライフ・ストーリー(2025) SBIアセットマネジメント 0.440%
セレブライフ・ストーリー(2035) SBIアセットマネジメント 0.440%
セレブライフ・ストーリー(2045) SBIアセットマネジメント 0.440%
セレブライフ・ストーリー(2055) SBIアセットマネジメント 0.440%
元本確保型 みずほDC定期預金1年定期 みずほ銀行

出典:松井証券「iDeCoの取扱商品を大幅に拡充します」より

低信託報酬で人気のある商品ばかりが一気に追加されました。追加されると多くの商品会社は自社が儲かるような手数料が高いアクティブファンドが増える傾向にありますが、今回増えたのはすべて信託報酬が低いタイプばかり

かなり良心的ですね。正直他社と違って松井証券のiDeCoはこれは絶対やめておけって投資信託が1本もないんですよ。

特に注目したいのがiDeCoではマネックス証券のみが採用していて、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019でトップとなった人気の商品「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」が採用されたこと。

iDeCoでは楽天証券のみが採用していた「楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」が採用されたことでしょう。

iDeCoでマネックス証券を選ぶ方は「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」を使いたくて・・・って方が多かったですし、楽天証券を選ぶ方は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」を利用したかった方が多かったのです。

両社を積極的に選ぶメリットはなくなってしまった感じになります。

また、国内株式も日経平均、TOPIX、日経400とベンチマークの違いを選べるようになりましたし、米国株もS&P500、NYダウ、全米(中小株含む)と幅広く選択が可能です。さらに債券や金も為替ヘッジありの選択肢ができるようになりました。

これらかゆいところに手が届く幅広い商品を扱っていたSBI証券のメリット部分もカバーしています。

つまり、現状のラインナップで言えばほとんどスキがなくなり最強といってもよい状況となったのです。

松井証券のiDeCoは最強へ

商品拡充だけではありません。

もともと松井証券はiDeCoの分野に参入するのは後発でしたので他社をよく研究していました。

そのため、それらを含んでも今回最強といっても良い状況となったのです。

なお、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の金融機関を選ぶ際のポイントは以下が重要です。

1.口座管理手数料が無料であること(できれば無条件で無料が望ましい)
2.取扱商品に買いたい商品があること(信託報酬は基本的に安い方がよい)

まず1の観点からみると選択肢は9社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、イオン銀行、大和証券、auカブコム証券、au、三井住友)しかありません。

松井証券も当然口座管理手数料が無料です。

さらに2で取り扱い商品が最強ラインナップといっても良い状況となりましたので今から加入するなら松井証券1択といってもよいのかもしれません。(ただし、他の証券会社と多くのラインナップは被っていますので、それら商品を選択するなら松井証券である必要はない)

同じような投資信託がいくつか採用されたのは残念

ただし、ちょっと残念な点もあります。

もともと松井証券は12本しか投資信託を採用しなかったのは初心者でも選びやすいということでした。

採用されていた銘柄はすべてインデックスファンドでどれを選んでも問題ないという状況で投資初心者の方におすすめしやすい証券会社だったんですよ。

しかし、今回新たに一気に投資信託が採用されたことで選びやすさはかなり低下しています。

とくに「One DC 国内株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」や「三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」と「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」や「たわらノーロード国内リート」と「eMAXIS Slim 国内リートインデックス」のように同じベンチマークを対象とした投資信託ががいくつか存在する形となってしまっているのは残念ですね。

おそらくeMAXIS Slimシリーズの三菱UFJ国際投信との関係とかもあっても採用でしょうがなんだかな。。。ってところはあります。

35本制限で商品数に上限がありますから、同じような商品があるのはマイナスと言ってもよいでしょう。

まとめ

今回は「あれも採用!松井証券がiDeCoの対象商品大幅拡充。いいとこ取りの最強のラインナップ完成」と題して松井証券のがiDeCoの対象商品大幅拡充した件についてみてきました。

12本だった商品が40本と拡充。さらに追加された商品の多くが他社のiDeCoですでに人気となっている商品だったり、「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」のようにiDeCo初採用だったりする商品となります。

ラインナップにスキはなくiDeCo最強になったといっても過言ではないでしょう。

あとは他社がどのように対抗してくるのかが見ものですね。

ただし、iDeCoは35本制限があるので他社も対抗しにくいですよ。

おそらくこれからも新しい投資信託はでてくると思いますが、それらも採用しにくい35本制限はほんと無駄だなって思います。

なんとかしてほしいところなんですけどね。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの6社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行、大和証券、楽天証券の6択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この6つの金融機関は運営管理機関手数料はが無料です。(国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。)

また、運用商品もインデックスファンドを中心に低信託報酬の商品が充実しています。順番に見ていきましょう。

SBI証券

イチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小、ジェイリバイブといった特徴ある商品をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金の分野を長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
5

SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれています。

マネックス証券iDeCo
5

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoで唯一eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の取り扱いがあるところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは今回の商品拡充で商品ラインナップはインデックスファンドについては最強となりましたね。

インデックスファンドを選ぶならとりあえず松井証券にしておけば間違いはないでしょう。

松井証券iDeCo
5

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

イオン銀行

イオン銀行iDeCoは全国各地に窓口があるのが魅力です。

また、銀行として珍しく良心的な投資信託を用意してくれてるんですよ。

イオン銀行iDeCo
4.5

イオン銀行iDeCo

イオン銀行は実質信託報酬の安いたわら先進国株の取り扱いがあるのが魅力です。ひふみ年金の取扱があります。このあたりに興味持つ方は選択肢として全然ありです。また、イオン銀行だけ他へ移るときの手数料が無料なのも個人的にポイント高いです。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

大和証券iDeCo
4.5

大和証券 iDeCo

運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですが、他社のiDeCoでは採用されていないんです。

楽天証券iDeCo
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楽天証券は人気のセゾン投信なんかにも加入できます。また、実質信託報酬の低いたわら先進国株、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が魅力です。今後は楽天SPUの対象になったり、つみたてNISAのように楽天カードでポイントが貯まるようになるようでしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの6つの金融機関ならどれかに加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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松井証券が iDeCoの対象商品大幅拡充
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