iDeCoでとうとう「NASDAQ」へ投資が可能に。マネックス証券でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始。

最近、安定した人気はあるもののイマイチ話題のなかった個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)でまた競争が始まる気配を感じます。

先日、松井証券がiDeCo対象商品のラインナップを大幅拡充したかと思えば、今度はマネックス証券がそれに対抗したのか「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」の取り扱い開始を発表しました。

今までiDeCoでアメリカ株への投資といえばS&P500やNYダウしかできませんでしたが、ハイテク株が中心の「NASDAQ」へ投資できるようになるのです。

これは嬉しいところですね。

今回はこの件を見ていきましょう。

なお、松井証券がiDeCo対象商品のラインナップを大幅拡充の件はこちらの記事を御覧ください。

iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスとは

それでは今回新たに追加される「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」について詳しく見ていきましょう。

主要ネット証券でiDeCoで「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」の取扱いはマネックス証券が初となります。

iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス概要

「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」の概要をみていきましょう。

「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」はNASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

運用方針 米国の株式に投資し、NASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動した投資成果をめざします。
為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは原則として行ないません。
ベンチマーク NASDAQ100(円換算ベース)
信託報酬率 0.495%(税込)/年
信託財産留保額 なし
純資産額 12,756百万円(2020年11月13日現在)

信託報酬は他のNASDAQ100指数をベンチマークの投資信託と比較すると少々高めですが、設定日が2018/08/31と実績があることが大きいですね。

他のファンドは2020年に設定したばかりのファンドなので純資産額の少なめです。

ちなみにライバルとなる投資信託には以下のものがあります。

ファンド名 信託報酬率 純資産額(2020年11月13日現在)
NZAM・ベータNASDAQ100インデックス 0.440%(税込)/年 1,189 百万円
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式) 0.484%(税込)/年 771 百万円

トータルリターン(2020年10月31日時点)

「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」のトータルリターンは以下のとおり。

なかなか高い成績ですね。

マネックス証券iDeCoで取り扱いのあるベンチマークの異なる米国株を投資対象とした投資信託と比較しても圧倒的にリターンが高くなっていますね。

とくにコロナ禍ではハイテク株が強かったのも大きいでしょうね。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

トータルリターン 1ヶ月 6ヶ月 1年
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス -0.92% 23.68% 34.78%
たわらNYダウ -3.94% 6.86% -4.05%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) -1.82% 10.99% 5.92%

マネックス証券iDeCoでの取り扱い開始日

なお、マネックス証券iDeCoでの取り扱い開始日は以下のとおりです。

2020年11月16日(月)(予定)

NASDAQ100指数とは

「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」がベンチマークとしている「NASDAQ100指数」について解説もしておきましょう。

NASDAQ100指数は名前のとおり、NASDAQ(ナスダック)を投資対象としていますが、特徴としてはNASDAQの全ての銘柄が対象ではなくNASDAQの中の時価総額が大きい非金融業100社の株式で構成される株価指数です。

NASDAQ100指数の対象となるのは103銘柄

ナスダック100構成銘柄

出典:大和アセットマネジメント「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」より

NASDAQ100の対象となっているのはナスダック全体2611銘柄のうち時価総額が大きい103銘柄になります。

100なのに何で103??って疑問に思う方多いかもしれません。

簡単に言えば1社で複数銘柄が上場しているケースがあることから、構成銘柄数にすると100銘柄を超えてしまっているのです。

実質は100銘柄ってことでね。

組入銘柄は皆さんご存知の会社が多いと思います。

代表的な銘柄を紹介しておきましょう。

銘柄名 概 要
アップル スマートフォン、タブレット、パソコンメーカー。日本ではiPhoneやiPadなどの移動通信機器でおなじみ。2017年秋に10周年記念モデルiPhoneX(10)を発売し注目を集めた。
アマゾン・ドット・コム 本、家電から食料品まで取り扱う世界的なネット企業。最近では米国スーパーマーケットチェーン(ホールフーズ)を買収し、生鮮食料品配送事業を強化した。同社のノウハウを生かしたAWS(Amazon web services)は成長著しいクラウドインフラサービス市場でマイクロソフト、グーグルを圧倒してシェア1位。
マイクロソフト 世界最大のソフトウェア会社。Windows、Officeなどの製品ソフトは市場では事実上のスタンダードモデルとなっている。2011年以降ネット通話のSkypeなどで新たな成長分野を模索。
アルファベット さらなる成長を目指し積極的に多角化に取り組むグーグルが2015年に立ち上げた持株会社。(グーグルは独自の検索エンジンでインターネット検索の世界首位。多数のスマートフォンで使われているAndroidもグーグルが提供。)
フェイスブック インターネットメディア会社。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で首位。利用者が実名登録し、ネット上で交流する同サービスは18億人超の月間利用者数。2012年に買収したインスタグラム(画像共有アプリを提供)は世界中で10代20代を中心に利用者が急増している。
インテル 世界最大の半導体メーカー。パソコン向けマイクロプロセッサは世界シェア8割と独壇場。自社生産が強み。『インテル、入ってる』(世界版ではIntel Inside)のCMなども有名。
シスコシステムズ ネット接続用のルーター、スイッチ等が世界で圧倒的なシェアを誇る。近年ではサーバー、ワイヤレスにも進出。企業向けテレビ会議サービス事業でもシェアが高い。
コムキャスト ドラマの映像配信やネット接続・音声通話サービスによるケーブル通信と、NBCユニバーサルが2本柱。傘下にてテーマパーク「ユニバーサルスタジオ」を運営、映像配信「Hulu」なども手がける。
ペプシコ 「ペプシコーラ」や、スナックの「フリトレー」などのブランドで有名。世界中のほとんどの国で展開するグローバル企業であり、食料品会社の中では売上高で世界2位。
エヌビデディア GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)と呼ばれる、高性能ゲーム向けの画像処理プロセッサを製造する半導体メーカー。GPUはAI(人工知能)や自動運転化技術の計算高速化において鍵となる技術であり、そのトップメーカーである同社は近年急成長を遂げている。

出典:大和アセットマネジメント「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」組入上位銘柄より(2018年7月末時点)

過去の成績もかなり高い

「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」自体は2018/08/31から開始された投資信託ですが、NASDAQ100の過去成績はかなり高いものがあります。

過去20年間(2000年7月末〜2020年7月末)まで毎月3万円積み立て投資をした場合のシュミレーション結果が以下のとおりです。

NASDAQ100に投資をした場合は5.6倍になっているんですよ。

S&P500やNYダウ、TOPIXなどにも圧勝していますね。

ナスダック100の過去成績

出所:大和アセットマネジメント セミナー用資料(2020年8月)より

まとめ

今回は「iDeCoでとうとう「NASDAQ」へ投資が可能に。マネックス証券でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始。」と題してマネックス証券がiDeCoで取り扱いを開始するiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスについてご紹介しました。

あくまで過去のリターンですがかなり高い投資信託がラインナップされましたね。

今までiDeCoで「NASDAQ」へ投資したいって話はよくありましたがそれがようやく実現した形となります。

マネックス証券iDeCoの強みとなりそうです。

他の証券会社もこれに対抗してラインナップを増やしてくるかもしれませんね。

ただし、iDeCoは35本制限があるので対抗しにくいの部分もあるのでそれがどうなるか・・・

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの6社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行、大和証券、楽天証券の6択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この6つの金融機関は運営管理機関手数料はが無料です。(国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。)

また、運用商品もインデックスファンドを中心に低信託報酬の商品が充実しています。順番に見ていきましょう。

SBI証券

イチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小、ジェイリバイブといった特徴ある商品をたくさんそろえているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金の分野を長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
5

SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれています。

NASDAQ100へ投資できるのが大きな強みとなりそう。

マネックス証券iDeCo
5

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoで唯一iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いがあるところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

松井証券iDeCo
5

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

イオン銀行

イオン銀行iDeCoは全国各地に窓口があるのが魅力です。

また、銀行として珍しく良心的な投資信託を用意してくれてるんですよ。

イオン銀行iDeCo
4.5

イオン銀行iDeCo

イオン銀行は実質信託報酬の安いたわら先進国株の取り扱いがあるのが魅力です。ひふみ年金の取扱があります。このあたりに興味持つ方は選択肢として全然ありです。また、イオン銀行だけ他へ移るときの手数料が無料なのも個人的にポイント高いです。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

大和証券iDeCo
4.5

大和証券 iDeCo

運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですが、他社のiDeCoでは採用されていないんです。

楽天証券iDeCo
5

楽天証券は人気のセゾン投信なんかにも加入できます。また、実質信託報酬の低いたわら先進国株、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が魅力です。今後は楽天SPUの対象になったり、つみたてNISAのように楽天カードでポイントが貯まるようになるようでしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの6つの金融機関ならどれかに加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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