NHKの受信料を支払わないと3倍徴収??NHK受信料割増制度2023年4月導入へ

2023年4月からNHK受信料の未払い者に対して「受信料割増金」を請求できる制度が導入されることが決まりました。

悪質の場合には2倍の割増となるとのこと・・・

つまり、元の受信料と合わせて3倍の料金を払わなくてはいけなくなるのです。

今回はNHK受信料割増制度について詳しく見ていきましょう。

NHK受信料割増制度の概要

それではNHK受信料割増制度について詳しく見ていきましょう。

割増金の対象

割増金の対象は以下の通り。

NHK受信料割増制度規約変更内容

出典:NHK:「日本放送協会放送受信規約」の一部変更について より

つまり、イとして解約の不正免除の不正などにより虚偽の申告で支払っていない場合とロとして正当な理由がなく期限までに受信契約を結ばなかった場合となります。

なお、受信契約の期限は「受信機の設置の翌々月の末日まで」と今回定められました。

受信機とはテレビですね。

NHKの解釈だとカーナビにテレビがついていたり、スマホにテレビが付いているとそちらも対象となります。

割増金の額

それでは割増金の金額はどうなるのでしょう?

所定の受信料の2倍に相当する額を割増金として請求することができる

出典:NHK:「日本放送協会放送受信規約」の一部変更について より

割増金は最大受信料の2倍となります。

当然受信料分の支払いも必要ですから合わせればNHK受信料の3倍が必要となるということですね。

いつから実施?

実施日は以下です。

施行日は2023年4月1日
例えば4月1日にテレビを設置した人は4月1日の翌々月の末日ですから6月30日までに受信契約が必要ってことですね。

2023年4月1日前にテレビを設置した人は?

なお、2023年4月1日前にテレビを設置した人は契約申込み期限は「変更後の受信規約施行日の翌々月末日まで」ですからこちらも同じく6月30日までですね。
また、割増金請求期間は「変更後の受信規約施行後の期間分」となります。

10月から値下げも実施

ちなみに今回のNHK受信料割増制度導入はすでにNHKと契約している人にとってはプラスです。

10月から値引きが実施される予定となっています。

具体的には以下の通り

NHK値下げ

出典:NHK NHK経営計画の修正案 受信料を1割値下げ 衛星波を1波削減へ

1割程度の値下げとなります。

また、親元などで扶養に入っているひとり暮らしの学生は原則免除となります。

今までは親元などから離れて暮らす学生のうち、経済的理由の選考基準がある奨学金を受給する等、経済的に厳しい状況にある学生を全額免除の対象としていただけだったんですよ。

詳しくはこちらを御覧ください。

参考:その他のNHKの免除制度

参考までにその他のNHKが免除される条件等を見ておきましょう。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

対象適用条件



公的扶助受給者

●生活保護法に規定する扶助を受けている場合

●ハンセン病問題の解決の促進に関する法律に規定する入所者に対する療養もしくは親族に対する援護を受けている場合

●中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律に規定する支援給付を受けている場合

市町村民税非課税
身体障害者
身体障害者手帳をお持ちの方がいる世帯で、かつ、世帯構成員全員が市町村民税(特別区民税含む)非課税の場合
市町村民税非課税の
知的障害者
所得税法または地方税法に規定する障害者のうち、児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センターまたは精神保健指定医により知的障害者と判定された方がいる世帯で、かつ、世帯構成員全員が市町村民税(特別区民税を含む)非課税の場合
市町村民税非課税の
精神障害者
精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方がいる世帯で、かつ、世帯構成員全員が市町村民税(特別区民税含む)非課税の場合
社会福祉施設等
入所者
社会福祉法に規定する社会福祉事業を行なう施設または事業所に入所され自らテレビを持ち込まれている場合



視覚・聴覚障害者視覚障害または聴覚障害により、身体障害者手帳をお持ちの方が、世帯主で受信契約者の場合
重度の身体障害者身体障害者手帳をお持ちで、障害等級が重度(1級または2級)の方が、世帯主で受信契約者の場合
重度の知的障害者所得税法または地方税法に規定する特別障害者のうち、児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センターまたは精神保健指定医により重度の知的障害者と判定された方が、世帯主で受信契約者の場合
重度の精神障害者精神障害者保健福祉手帳をお持ちで、障害等級が重度(1級)の方が、世帯主で受信契約者の場合
重度の戦傷病者戦傷病者手帳をお持ちで、障害程度が特別項症から第1款症の方が、世帯主で受信契約者の場合

出所:NHK 受信料の窓口「放送受信料の免除について」より



個人的な意見:NHK改革をする時期に来ているのでは?

個人的な意見としてはNHKはほとんど見ていないのに月額2,170円というNetflixよりも高い金額というのは納得できないですね。

ちなみにNetflixは画質により金額が変わりSDのベーシックプランなら990円、HDのスタンダードなら1,480円、4Kのプレミアムなら1,980円です。

あくまでも個人的な感想ですがNetflixのほうがNHKよりも良質な番組を提供しているのにです・・・・

本当にNHKは高いな・・・って感じてしまいます。

ですので以下の点を実施してもらいたいところ。NHK改革を検討してもらいたいのです。

基本料金大幅値下げしてニュースや重要事項のみ

まず、公共放送が民法のようなバラエティーとかドラマとかをお金掛けてやる必要がないと思っています。

ですので基本料金を大幅に下げてNHKのバラエティーとかドラマを見ない方向けのニュースや重要な内容しか報道しない基本プランを設定してもらいたいです。

ニュースや国会中継だけなら数百円とかで実施できるのではないでしょうか?

本当に強制的にお金を取る公共放送でお金をかけて作るバラエティーとかドラマが必要なのか考えてもらいたいものです。

バラエティーとかドラマはスクランブル化

そうはいっても大河ドラマや朝ドラなどNHKのバラエティーとかドラマが好きな方もいると思います。

そういう方はオプションで別料金を設定すれば良いでしょう。

Netflixやスカパのように契約しないとみれないスクランブル化すれば問題はまったくないはずです。

今の時点でもお金を払っていない海外の方もNHKが見れるという矛盾もありますしね。

チューナーレステレビも選択肢

ちなみにチューナーレステレビならNHKの受信契約は不要とのこと。

すでにドン・キホーテを皮切りに様々なメーカーから発売されていますね。

Netflixやアマゾンプライム、You Tubeしかみないというならそれでも良いですしね。

私もテレビは朝の経済番組くらいしかみていないのでほんとそれでいい気もしています笑

私の場合はスマホはiPhoneでテレビはついていませんし、カーナビも外車なのでテレビは付いていません。

ですからテレビをチューナーレスにするかそもそもテレビを置かなければNHKに支払う必要はなくなりますね。




まとめ

今回は「NHKの受信料を支払わないと3倍徴収??NHK受信料割増制度2023年4月導入へ」と題してNHKの受信料割増制度についてみてきました。

個人的にはNHKの料金は高すぎると感じていますし、不要な番組が多すぎる、無駄が多すぎると感じています。

まずはそのあたりを改善してほしいところです・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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