今、家を建築中ですがやらかしをしてしまいました。
ネットでも見なかった話ですし、同じような方がでてくる可能性もありますので、備忘録として残しておきましょう。
住居表示実施区域内で家を作る際には光回線の工事予約には注意してくださいってことです。
新築で光回線を申し込むタイミングは早すぎても駄目
光回線の工事にはかなり時間がかかることは最近認知されてきましたよね。
それで早く申し込む方が多いと思います。
私もかなり先走って地鎮祭が終わったくらいには申込みをしました。
現場監督からも工事が混む季節だし、早く申し込んだほうがよい。もう申し込んでOKと言われましたしね。
たしかにはじめに申し込んだ人気の光回線業者は5ヶ月以上待ちでしたね(NTT側の電柱の工事許可?に時間がかかるとのこと)
5ヶ月以上待ちはあまりに遅すぎるのでNTTの光コラボに申し込んだら、引き渡し予定日くらいで工事予定が決まったのですが、結果として早く申し込みすぎて工事がさらに遅くなる(ならび直し)というやらかしが発生したのです。
詳しく見ていきましょう。
工事日の確定にはNTT側の住所登録が必要
まず、光回線の工事予約にはNTT側の住所登録が必要とのこと。
今家を建てているのは「住居表示実施区域内」でした。※詳しくは後述
ですから地鎮祭が終わったタイミングでは住所が決まっていなかったんですよ。
そこで光回線業者に相談したところ、登記上の地番でOK。
工事後に決まった住所に変更してね。と言われたのでそのまま登記上の地番で申請しました。(グーグルマップを見ながらのヒアリングと詳細な地図等も提出)
NTTの住所登録には2週間程度かかり、その後、工事日が確定しました。
参考:住居表示制度とは
住居表示制度はご存じない方も多いと思いますので簡単に解説しておきましょう。
住居表示制度とは複雑化した地番を解消するために、1962年(昭和37年)に導入された制度です。
境界や町名を整然とわかりやすくし、建物には合理的に順序よく番号をつけ、住所の表し方を従来の「地番方式」から「街区符号と住居番号」による方式にあらためています。
ですから登記上の地番と住所が違うってこともあり得るのです。
なお、住居表示は建物完成後、または棟上げなどが終わり建物の出入口の位置が確定したタイミングで、市役所に「新築届」出すことで住所が確定します。
「新築届」は「建築確認申請」とは別に提出が必要なので注意してください。
「新築届」はハウスメーカーがやってくれるケースが多いそうですが、うちは自分でやってと言われました。
住居表示制度は多くの方が知らない制度かもしれません。
私も新築をしなければ知らなかったでしょうね・・・
ちょっとややこしいですが、広島市の解説がわかりやすかったので貼っておきましょう。
なお、住居表示制度は地区によって実施されている地域(住居表示実施区域内)と実施していない地域があります。
実施されていない地区の場合は登記上の地番と住所は同じになりますから、今回の話は気にしなくて良いってことですね。
住居表示登録される
その後、市役所から問い合わせがきたので「新築届」を提出しました。
1週間位で住所が確定。
うちも登記上の地番と住所は違いましたね。
町名○丁目○番(街区符号)○号(住居番号)の○番(街区符号)までは登記上の地番と同じですが、○号(住居番号)が全然違いました。
こんな感じのイメージです(実際のものではありません)
- 登記上の地番:5丁目17番5号
- 住所表示 :5丁目17番23号
申し込み住所について確認があるとの連絡
それから1ヶ月くらいして光回線業者から連絡が入りました。
申込みの住所について確認があるとのことで連絡しろとのこと。
連絡してみるとNTT側で住所の相違があるとの連絡があったとのこと。
おそらく住居表示登録をしたことによりデータベースなのかで相違が出たのでしょう。
そのため、再度詳細な地図を提出し、新たな住所で申請をすることになりました。
また、NTTの住所登録には2週間程度かかるとのこと。
そして住所登録が終わってから工事日の確定となります。
前の工事予定日は自動的にキャンセル。
つまり、工事予約の行列にならびなおしにってなってしまったってことですね。
今回の教訓
今回の教訓としては
住所が正式に決まってから
光回線に申し込みしよう
まとめ
今回は「新築で光回線を申し込むタイミングは早すぎても逆に工事がおそくなる・・・住居表示実施区域内で家を作る際の注意点」と題して新築で光回線を申し込み際の注意点について見てきました。
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