最近、キャンペーンを連発している楽天証券がさらに新たなキャンペーンを実施しています。
2024年からNISAが新しくなる予定なのでNISA口座の変更が可能になる期間を巡って囲い込んおきたいのでしょう。
今回は露骨な新しいNISAの引き止め策です笑
楽天証券お客さま感謝祭
それでは楽天証券の「お客さま感謝祭」の内容を詳しく見ていきましょう。
キャンペーン内容
条件を満たした方の中から
ャンペーンにエントリーし、キャンペーン条件を達成された方に、抽選で2,139名様(NISA Thank You)に1,000円分のメッセージギフト券(giftee Box Select)をプレゼント。
さらに抽選から外れた方全員で現金500万円を山分け!
されます。
抽選ではありますが、最低でも500万円を山分けした分がもらえるキャンペーンとなっています。
なお、giftee Box Selectとは、豊富なラインナップの中から、好きな商品を選べるデジタルギフトです。
ポイント内であれば複数のギフトと自由に交換することができます。
私も何度かもらったことがありますが、使い勝手は悪くないと思われます。
キャンペーン参加条件
キャンペーン参加条件は以下の条件をすべて満たす方となります。
以下の条件をいずれも満たしたお客様が対象となります。
①2023年9月から2023年12月まで4ヶ月継続してNISAもしくはつみたてNISAで3万円以上投信積立約定された方
②2024年1月に新NISA口座で3万円以上投信積立約定された方
楽天証券ラップサービス、IFAラップサービス、個人型確定拠出年金(iDeCo)による投資信託の購入は対象外。外貨建てMMF、ETF、上場REITは対象外
つまり、2023年に楽天証券のNISA(つみたてNISA)で3万円以上積立をしていて、そのまま継続して2024年からの新しいNISAでも3万円以上投信積立をした方が対象になるってことですね。
完全に新しいNISAの引き止め策です笑
私は①には該当するのですが、新しいNISAでSBI証券に乗り換えるか迷っているところです。
そのまま楽天証券を使うなら対象となりますね。
キャンペーン期間
なお、本キャンペーンのエントリー期間は以下の通り
2023年9月19日(火)~2023年10月31日(火)
新しいNISAに向けての証券各社の動向
新しいNISAはかなり規模が大きいので各社本気モードが伺えます。
他社の動向も確認しておきましょう。
私は楽天証券でつみたてNISAをやっていますが、新しいNISAは今のところSBI証券が有力かな。
SBI証券:ゼロ革命
まず、SBI証券は楽天証券と同様に新しいNISAにおいて国内株、投資信託、米国株、海外ETFの売買手数料が無料となっています。
具体的には以下のとおりです。NISAについて取引手数料が無料という形ですね。
銘柄種別 | 取引 | 2023年までのNISA取引 | 2024年からのNISA取引 |
---|---|---|---|
米国個別株 (ADR含む) | 買付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし | |
米国ETF | 買付 | 取引手数料なし | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし | |
その他8カ国 個別株 | 買付 | 取引手数料あり | 取引手数料あり |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料あり | |
中国・韓国 ETF | 買付 | 取引手数料なし | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし | |
シンガポール ETF | 買付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし |
売付 | 取引手数料あり | 取引手数料なし |
さらにSBI証券は同グループの住信SBIネット銀行を使うことで為替手数料も安くできますのでその点でも他社よりもかなり高いアドバンテージができることになりますね。
また、投資信託の保有でポイントが貯まるのも大きなアドバンテージとなっています。
松井証券:新NISA口座での日本株、米国株、投資信託の売買手数料無料化
次に松井証券は新NISA口座に限ってですが、日本株、米国株、投資信託の売買手数料を無料となります。
米国株が無料なのは嬉しいところですね。
さらに最大1%貯まる業界最高還元率で投資信託残高ポイントサービス開始して他社と差別化を図っています。
今の時点ではSBI証券と松井証券の新しいNISAが魅力的ですね。
ただし、個人的にはどうも下記のようなことがあったのであまり利用しようとは思えないのです・・・・
マネックス証券は手数料維持
マネックス証券は31日、手数料について検討した結果、現時点では現行の取引手数料を維持する方針だと発表した。すでに顧客にとって負担の少ない手数料体系になっていると説明している。出典:ロイター SBI証と楽天証、日本株売買手数料を無料に マネックスは維持
まとめ
今回は「楽天証券お客さま感謝祭開催!新しいNISAの引き止め策」と題して楽天証券のキャンペーンをみてきました。
抽選ですが、今楽天証券でつみたてNISAを利用している方で、新しいNISAでも楽天証券を使う方はエントリーしておくとよいでしょうね。
新しいNISAも踏まえて、各社の競争が激化してきていますね。
今回は引き止め策ですが、すでに今年のNISA口座を利用している人が移動申込みができる10月にかけてさらにキャンペーン合戦が激しくなりそうな予感・・・
楽天証券はなによりも楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を購入すると楽天ポイントが付くのが大きなメリットです。さらにSPU(楽天スーパーポイントアップ)の対象になり、さらに楽天市場での買い物でポイントがつきやすくなります。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。