2024年からの新しいNISAに向けて各社が手数料無料化に動くなど競争が激しくなってきています。
私も新しいNISAの口座をどこで開設するかは迷っていましたが、SBI証券に決めました。
来年の口座開設が解禁される10月1日時点で決めようとおもっていたんですよ。
今回は私がSBI証券に決めた理由と、楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更する手順を私が実際に変更申し込みをした過程を含めて解説していきます。(まだ終了していないのもありますので進捗あり次第追記します)
新しいNISAをSBI証券に決めた理由
それではまず、私が新しいNISAをSBI証券に決めた理由をご紹介しましょう。
私のNISA口座の遍歴
ちなみに私は元々SBI証券でNISA(つみたてNISA含む)をやっていました。
しかし、楽天証券が他社に先駆けて楽天カードでの購入(ポイント付与)を解禁したことで楽天証券へ変更しています。
その後、SBI証券もクレジットカードでの購入を解禁で条件がほぼ同じになります。
一方、楽天証券は楽天モバイルの赤字解消のためか、2021年8月に投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる楽天銀行+楽天証券のハッピープログラムの付与ポイントを改悪。
さらに2022年4月に楽天銀行+楽天証券のハッピープログラムの付与ポイントを実質廃止(基準残高になったときに付与のみ)
さらにさらに2022年9月に楽天カードでの投信積立が0.2%還元に大幅に改悪と改悪続きだったんですよ。
楽天証券のつみたてNISAはSBI証券やマネックス証券、auカブコム証券と比較するとかなり分が悪くなっていたのですが、SBI証券やマネックス証券、auカブコム証券も別途クレカ積立をすることにしたので、つみたてNISAはそのまま継続という感じでした。
新しいNISAへの取り組み比較
大手ネット証券各社とも新しいNISAは以下のように手数料無料としています。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
<2024年以降の主要ネット証券 NISA売買手数料比較>
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|---|
現行NISA口座 での保有分の売却手数料 | 無料 | 一部手数料あり | 不明 | 一部手数料あり | 不明 |
日本株 (現物取引) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
日本株 (単元未満株取引) | 無料 | 無料 (スプレッドあり) | 無料 | 無料 (買付不可・売却のみ) | |
米国株 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
中国株 | ETFのみ無料 (株式は有料) | ETFのみ無料 (株式は有料) | 取扱なし | 取扱なし | |
投資信託 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
マネックス証券が手数料無料を発表したのが後発ということもあり、現行NISA口座での保有分の売却手数料としているのが違いですが、今の時点でマネックス証券でNISA口座を開設していない人にとってはあまり関係ない話かもしれません。
SBI証券に決めた理由は安心感
前述のように今の条件だけを考えれば松井証券が有利な新しいNISA。
しかし、個人的に松井証券は下記のようなことがあったのであまり利用しようとは思えないのです・・・・
楽天証券からSBI証券へのNISA口座変更
新しいNISA口座(つみたてNISAなども同じ)は一人一口座と決まっています。
また、年単位となっています。
そのため、2023年に一度でもNISAやつみたてNSIA枠を利用した注文が成立すると、翌年まで金融機関を変更いただけません。
次年度のNISAの開設は10月から受け付けています。
そのまま手続きをしないとそのまま現在の楽天証券で新しいNISAの利用となってしまいます。
そこで今回2024年のNISA口座を変更する手続きを行ったのです。
新しいNISAの金融機関変更手順
新しいNISAの金融機関を変更する一般的な流れは以下となります。
(2)新しい金融機関から口座の申込書類を資料請求
(3)変更前の金融機関に「金融商品取引業者変更届出書」を提出
(4)変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」が届く
(5)新しい金融機関に申込書類に「勘定廃止通知書」を添付して提出
(6)新しい金融機関及び税務署での審査完了口座開設完了
変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」を入手する
まずは変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」を入手します。
「勘定廃止通知書」をもらうための手続きは金融機関によりマチマチです。
多くの証券会社では「金融商品取引業者変更届出書」を取り寄せて、提出。
その後、送られて来るようです。
楽天証券はネットでの手続きのみで「勘定廃止通知書」が入手できます。
楽天証券の場合は以下の流れでした。
楽天証券の口座にログイン後
手続きが完了して「お客様の現在の申込/開設状況」をみると以下のようになっていれば成功です。
※NISA・つみたてNISA口座での積立設定は継続されますが、お申込みされた日付により注文時の動きが異なります。
10月1日から12月31日:継続して買付いたしますが、本年最後の買付が確定したタイミングで積立設定を解除いたします。
新しい金融機関から口座の申込書類を資料請求
次に新しい金融機関からNISAの申し込み書類を取り寄せます。
時間が掛かるケースがありますから早めにやっておきましょう。
新しい金融機関に総合口座を開設していなければまずは口座を開設しましょう。
すでにNISAやつみたてNISAを他社で利用中で金融機関の変更の場合には先に口座を開設しておく必要があります。
すでに新しいNISAを始める予定の証券口座をもっている方はそちらで手続きを行います。
SBI証券の場合には
まとめ
今回は「新しいNISAはSBI証券に決めた!!!楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更手続きしてみた」と題して新しいNISAの証券会社についてみてきました。
とてもオトクな新しいNISAですが、長い期間利用が可能ですのでどこの証券会社で利用するのかは慎重に選びたいところですね。
私はSBI証券を選択しました。
SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。