新しいNISAが始まる来年に向けて各社が囲い込みなのか続々と新しい投資信託を発表しています。
しかも信託報酬率の最安値を更新するような商品がいろいろ出てきてくれているんですよ。
今度は先進国株を対象とするファンドとして信託報酬率が最安値となる「楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド」です。
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドの概要
それでは詳しく見ていきましょう。
それでは「楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド」について詳しく見ていきましょう。
ファンドの名称 | 楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 愛称:楽天・先進国株式(除く日本) |
運用会社 | 楽天投信投資顧問株式会社 |
ベンチマーク | MSCIコクサイ・インデックス |
設定日 | 2023年12月22日 |
本投資信託は先進国株(日本除く)を対象としたMSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとしたファンドです。
MSCIコクサイ・インデックスとは
MSCIコクサイ・インデックスとは日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数で、日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株約1,300銘柄で構成されており、時価総額は市場の約85%をカバーしています。
具体的には以下の国となります。
イギリス
フランス
カナダ
スイス
ドイツ
オーストラリア
オランダ
香港
スペイン
スウェーデン
イタリア
デンマーク
シンガポール
ベルギー
フィンランド
ノルウェー
イスラエル
アイルランド
ニュージーランド
オーストリア
ポルトガル
オールカントリーが急激に人気となる前はこちらのベンチマークが人気ありましたね。
オールカントリーとの主な違いは、日本や中国、インド、韓国などの株が入っていないことですね。
どちらがいいのかは考え方しだいでしょう。
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドの手数料
次に手数料を見ていきましょう
信託報酬率
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドの信託報酬率は
購入時手数料
ありません
信託財産留保額
信託財産留保額は
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドの取り扱い金融機関
取り扱い金融機関はEDNETの提出時点では下記です
楽天証券のNISAの目玉として活用させるのかもしれません。
ライバルとの比較
参考までに先進国株をベンチマークとしたライバル投資信託との比較を見てみましょう。
ファンド名 | ベンチマーク | 信託報酬率 |
野村スリーゼロ先進国株式投信 | MSCIコクサイ・インデックス | 0%(2030年12月31まで) その後は0.11%(税抜0.1%)以内予定 |
ステート・ストリート・グローバル株式インデックス・オープン | MSCIコクサイ・インデックス | 0.0748% |
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド(愛称:楽天・先進国株式(除く日本)) | MSCIコクサイ・インデックス | 0.088%程度 |
PayPay投資信託インデックス先進国株式 | FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス | 0.0906% |
SBI・先進国株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(先進国株式)) | FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス | 0.0982% |
eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国> | MSCI ワールド・インデックス(配当込み) | 0.09889% |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | MSCIコクサイ・インデックス | 0.09889% |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | MSCIコクサイ・インデックス | 0.09889% |
One-たわらノーロード 先進国株式 | MSCIコクサイ・インデックス | 0.09889% |
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドは、野村證券のネット限定のつみたてNISA専用商品である野村スリーゼロ先進国株式投信とステート・ストリート・グローバル株式インデックス・オープンに次いで最も安い信託報酬の先進国株のファンドとなります。
野村スリーゼロ先進国株式投信は信託報酬が10年無料の完全なドアノック商品(客寄せ)なので、無視されてましたが、楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドは無視できないでしょうからeMAXIS Slim先進国株式インデックスあたりが対抗してくるのか注目ですね。
ここ最近は人気の高くなっていたオールカントリー(全世界株)やアメリカ株が信託報酬率引き下げの中心でしたが、ようやく先進国株にも争いの目が向いてきた感じです。
まとめ
今回は「先進国株のファンドで信託報酬最安値。楽天・先進国株式(除く日本)登場」と題して新たなファンドの情報を見てきました。
新しいNISAに向けてどんどん魅力的なファンドが登場してきており嬉しいところですね。
新しいNISAではSBI証券が攻勢を強めており、私のように楽天証券でNISAをやっていた人たちもSBI証券に移っているとの話もあります。
それを食い止めるためなのか楽天証券も最近頑張っていますね。
NISAを巡っての競争が激しくなってきました。
楽天証券はなによりも楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を購入すると楽天ポイントが付くのが大きなメリットです。さらにSPU(楽天スーパーポイントアップ)の対象になり、さらに楽天市場での買い物でポイントがつきやすくなります。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。