eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>が爆誕。

新しいNISAがはじまったこともあり、昨年から新しいインデックスファンドが続々登場しています。

目新しいベンチマークの投資信託も出てきていますね。

今回は新たに登場したeMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>について詳しく見ていきましょう。

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>の概要

まずは「eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>」の概要から見ていきましょう。

ファンドの名称eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
ベンチマークMSCI ワールド・インデックス(配当込み)
設定日 2024年10月25日

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>のベンチマーク

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>はMSCI ワールド・インデックス(配当込み)をベンチマークとした投資信託です。

MSCI ワールド・インデックス(配当込み)は先進国23カ国、約1,400銘柄から構成される時価総額加重型の株式指数。

先進国株式をベンチマークとした投資信託はたくさん販売されていますが、その多くがMSCI KOKUSAIがベンチマークで「日本を除く」となっているんですよ。

MSCI ワールド・インデックスは日本も含まれているのが大きな違いとなります。




eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>の手数料

次に手数料を見ていきましょう

信託報酬率

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>の実質的な信託報酬率は

年率0.09889%程度(税込)
となっています。
これはMAXIS Slim シリーズのeMAXIS Slim 先進国株式インデックスと同率ですね。
また、純資産総額に応じて信託報酬が下がる受益者還元型信託報酬も採用されています。
純資産総額信託報酬(税込)
5,000億円未満の部分0.09889%
5,000億円以上1兆円未満の部分0.09832%
1兆円以上の部分0.09757%

購入時手数料

購入時手数料は

ありません

となっています。

信託財産留保額

信託財産留保額は

なし
となっています。
ただし、信託財産留保額はなしが得とは一概には言えない部分もあります。

競合投資信託などとの比較

ライバルとなる投資信託と比較してみましょう。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください

ファンド名ベンチマーク信託報酬率
野村スリーゼロ先進国株式投信MSCIコクサイ・インデックス0%(2030年12月31まで)
その後は0.11%(税抜0.1%)以内予定
ステート・ストリート・グローバル株式インデックス・オープンMSCIコクサイ・インデックス0.0748%
SOMPO123先進国株式なし(アクティブ)0.077%
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド(愛称:楽天・先進国株式(除く日本))MSCIコクサイ・インデックス0.088%程度
PayPay投資信託インデックス先進国株式FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス0.0906%
SBI・先進国株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(先進国株式))FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス0.0982%
eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>MSCI ワールド・インデックス(配当込み)0.09889%
eMAXIS Slim先進国株式インデックスMSCIコクサイ・インデックス0.09889%
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドMSCIコクサイ・インデックス0.09889%
One-たわらノーロード 先進国株式MSCIコクサイ・インデックス0.09889%

上記は先進国株をベンチマークとした投資信託の信託報酬が低い順です。

ちなみに上位の野村スリーゼロ先進国株式投信が期限限定ながら信託報酬0%となっていますが、野村證券専用のドアノック商品。ステート・ストリート・グローバル株式インデックス・オープンもauカブコム証券や松井証券等でしか扱われていない商品、SOMPO123は123銘柄のみとなっています。

また、多くが日本を除いた先進国株インデックスのMSCIコクサイ・インデックスがベンチマークとなっています。

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>は日本が含まれているので単純比較はできません。

なお、PayPay投資信託インデックス先進国株式とSBI・先進国株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(先進国株式))も日本は含まれていますが、ベンチマークが「FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス」となっており少し違います。

※FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックスは韓国も含まれているが、MSCI ワールド・インデックスは韓国が含まれていないなどの違いです。

これら3つは信託報酬の差は僅かなので、ベンチマークの好みで選んでも良いでしょう。

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>の取り扱い金融機関

eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>の取り扱い金融機関で今の時点では下記です

ネット証券大手3社ですね。
eMAXIS Slimシリーズは多くの証券会社、銀行で購入ができますので、eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>も取り扱いが徐々に増えるかと思われます。




まとめ

今回は「eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>が爆誕。」と題して eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本) <オール先進国>のレビューを見てきました。

結論としては以下のとおりです。

日本を含んだ先進国株を買いたいなら
投資と猫
koge

評価:5全世界株(オールカントリー)を対象とした投資信託では、新興国が含まれるのが嫌。
先進国株を対象とした投資信託では日本が含まれてないのが嫌って方にちょうどよい投資信託の登場となります。
安定のeMAXIS Slimシリーズですし、人気となりそうです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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