KDDI、三菱商事とローソンの資本業務提携でpontaポイント、dポイントなどはどうなる??

先日、KDDIと三菱商事がコンビニ大手のローソンとの資本業務提携を発表しました。

この影響なのかローソンの株は大きく上がり、私も持っているKDDIの株などは下がっていました笑

個人的にはこの資本業務提携でpontaポイントの扱いとかがどうなるのが気になっています。

今回はそのあたりを考えて見ましょう。

KDDI、三菱商事とローソンの資本業務提携の概要

まずは今回の話の前提であるKDDI、三菱商事とローソンの資本業務提携について概要を見ておきましょう。

TOB後の資本金

まず、今回の公開買付け(TOB)後の資本関係は以下のようになるとのこと

三菱商事とKDDIは、ローソンの議決権を50%ずつ保有
3社で取り組んでいくことになるようです。
元々ローソンはダイエーの子会社でしたが、紆余曲折があり、現在は三菱商事が50.1%を保有する筆頭株主です。
KDDIは現時点では2.1%しか株を持っていませんでしたが、それを50%まで持っていくということですね。

目指す姿

かなり大掛かりなTBOですが、目指す姿として

 本提携を通じ、ローソンが有する約14,600店舗に訪れる1日あたり約1,000万人のリアルでのお客様や、KDDIが有する約3,100万人のお客様とのデジタルの接点を掛け合わせた「国内有数の生活者接点」に対して、各社が有する機能・サービスをつなぐことで、ローソン店舗において生活者の方々のあらゆるシーンに寄り添う新たな価値を創出し、またグリーン(環境負荷低減)を含む社会が直面する様々な課題の解決に向けた持続可能なサービスも提供します。
を掲げています。
読んでても今の時点ではあまり具体的ではありませんけどね。
今後のどのような取り組みをしていくのか興味深いところです。



ローソンのポイントはどうなる??

今回の件、まだ具体的なものがでていませんのでどうなるかよくわかりませんが、注目しているのはローソンのポイントです。

ローソンの現在のポイント

現在のローソンではpontaポイントもしくはdポイントが付与されます。

注目するのはこの2つのポイントをどうしてくのかということです。

dポイントはライバル社のポイント制度

まず、dポイントが肝になりそう。

dポイントはKDDIのライバル社であるドコモのポイント制度なんですよ。

資本業務提携の会見ではdポイントはそのまま継続するとのことでしたが、KDDIが注力するauポイントが苦労しているようですし、そちらも導入してることは確実でしょう。

利用者からすれば複数のポイント制度を選べるのはありがたいですしね。

pontaポイントは??

ちなみにもう一つローソンで使えるpontaポイント。

昔からローソンと言えばpontaでしたのでイメージがある方も多いでしょう。

pontaを運営する株式会社 ロイヤリティ マーケティングの株主を見ると

三菱商事株式会社 … 22.37%
株式会社ローソン … 20.00%
KDDI株式会社 … 20.00%
株式会社リクルート … 15.00%
日本航空株式会社 … 15.00%
株式会社三菱UFJ銀行 … 5.00%
株式会社ゲオホールディングス … 2.63%
とすでに上位3社が今回の資本業務提携に関わっている会社なんですよ。
ですからpontaポイントはそのまま現状維持というのが濃厚でしょうね。
私がpontaポイントを貯めるのはローソンかリクルートが運営する「ホットペッパービューティ」くらいだったので維持してくれると嬉しいところ。

ファミマのように他社を排除しないか不安

個人的に今回の資本業務提携で少々不安があります。

それはファミマのように他社のポイントの利便性を落としてまで自社のサービスに誘導するような差をつけないかということ。

ファミマではおそらく自社の決済アプリ「ファミペイ」を普及させるために、スマホ決済のポイント付与などがセブンイレブンやローソンと比較してかなり悪くなっているんですよ。

ちなみにこの件で私は他の選択肢がある場合にはファミマには行かなくなりました笑

今回の資本業務提携によりauPayなどを普及させるために同様のことをローソンがしないかというのは不安がありますね。

むしろ利便性やお得さを訴求して来客を増やす方向に頑張ってほしいところですが・・・



まとめ

今回は「KDDI、三菱商事とローソンの資本業務提携でpontaポイント、dポイントなどはどうなる??」と題してKDDI、三菱商事とローソンの資本業務提携とポイントの話を見てきました。

まだ実際に資本業務提携は完了していませんし、今後の方針は読めないところが大きいですが、ファミマのように囲い込むというよりは開放する形で発展させてほしいところです・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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