【IPO】ディーエムソリューションズ財務分析

ダイレクトメール

ディーエムソリューションズ6月20日上場


6月20日に新規上場しますディーエムソリューションズの財務分析を行ってみたいと思います。

ビーブレイクシステムズに続いてSBI証券幹事の案件です。

しばらくIPOがなかったため盛り上がりそうな予感もあります。

一方で北朝鮮問題やトランプ関連、ブラジルの問題などで一気に地合が悪くなる可能性もはらんでいます。

なお、財務分析は目論見書で掲載されている直近2年によります。

 

ディーエムソリューションズのビジネスモデル


ディーエムソリューションズの事業内容としてWEBページには下記のように書かれています。

私たちは「つなぐ」という言葉をテーマに、ビジネスシーンで起こるあらゆる問題をお客様と共に解決する「グッドコミュニケーションカンパニー」です。

基幹事業であるメール便や各種割引郵便の発送代行では、お客様の発送されるダイレクトメールや定期刊行物のコストダウンのご提案をさせて頂いております。

発送に関わる様々な手配や煩雑な作業をアウトソーシングすることで人的コストを減らし、さらに発送料金自体も格安に抑えることができるディーエムソリューションズの発送代行サービスは、大手上場企業や有名大学も含めた5,000法人以上のお客様にご愛顧頂いております。

さらに、単なる発送代行にとどまらず印刷物の企画・デザインまでワンストップにてお任せ頂くことで、企業様の売上向上をご支援することも可能です。

また、昨今のお客様ニーズの高まりを受け、インターネット広告事業も手がけております。
集客力のあるホームページの制作から、SEOを中心とする検索エンジンを通じた集客方法の企画・立案、費用対効果の高い各種広告の御提案を通じて、WEBマーケティングでの成功もサポートさせて頂いております。

どうやらダイレクトメール事業とインターネット事業の二つを柱としてやられているようです。

花矢卓司社長が日栄(現ロプロ)→セプテーニ出身、勝山純一ダイレクトメール事業部長がセプテーニ出身者のようなので

インターネット事業部はセプテーニにと内容は近いのかもしれません。

ディーエムソリューションズビジネスモデル

出所:ディーエムソリューションズ目論見書

ダイレクトメール事業とインターネット事業のビジネスは下記の流れ担っています。

出所:ディーエムソリューションズビジネスモデル

出所:ディーエムソリューションズ目論見書

出所:ディーエムソリューションズビジネスモデル

出所:ディーエムソリューションズ目論見書

強みとしてはダイレクトメール事業もインターネット事業も一貫してやれる体制なのかな?と感じました。

取引先は特に記載がありませんでしたが「大手上場企業や有名大学も含めた5,000法人以上」とありますので

大手から中小企業を含めたたくさんの企業に少しずつ売上をあげている感じなのでしょうね。

特にダイレクトメール業務はおそらく安定して売上が上がるストックモデルでしょうから個人的に評価が高いです。

 

ディーエムソリューションズの収益性


売上構成比

28年度 ダイレクトメール事業売上90.3%、インターネット事業売上9.6%

となっています。

ちょうどビジネスモデルで2本の柱と書きましたがどうやら大半がダイレクトメール事業の会社ですね。

IT系の企業のような感じですがディーエムソリューションズは名前の通りDM発送企業と捉えた方が的確だと思います。

 

売上高総利益率

次に粗利の部分にあたる売上高総利益率からみていきましょう。

売上高総利益率をみることでその企業の商品力をみることができます。

ダイレクトメール事業

27年度14.12%

28年度12.61%

 

インターネット事業

27年度64.47%

28年度59.17%

 

トータル

27年度19.35%

28年度17.09%

 

とダイレクトメール事業、インターネット事業とも前年より悪化しています。

悪化原因は目論見書ではわからなかったです。

売上高営業利益率

次に本業の儲けを表す売上高営業利益率です。

27年度 2.60%

28年度 1.50%

こちらも前年より悪化しています。

これは前述の売上高総利益率が下がったことが主な原因です。

 

売上高経常利益率

次に利息や営業外収益を含めた売上高経常利益率をみていきます。

27年度 2.40%

28年度 1.45%

こちらも売上高営業利益率と同様の数字となっています。

特に大きな営業外収益も営業外費用も計上されておりません

 

売上伸び率

次に売上の伸びをみてみます。

27年度21.21%

28年度28.99%

順調に増えています

特にダイレクトメール事業が前年比30.1%伸びているようです。

理由は大ロット受注できる設備投資を行ったことにあるようです。

 

自己資本利益率(ROE)

次に自己資本当期純利益率です。

27年 13.3%

28年 9.4%

と少し下がっています。

これは利益が下がったことに由来しています。

 

収益性まとめ

売上は増えており収益性は悪くありません。

しかし、利益が26年から少しずつ下がっている点はちょっと気になりますね。

 

ディーエムソリューションズの安全性


自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率はどうでしょう?

27年 39.9%

26年 34.3%

となっています、これは比較的高い数字ですね。

 

流動比率

次に短期的な支払能力をみる流動比率です。

27年 174.40%

28年 156.39%

となっています。少し下がっていますが問題ない範囲です。

流動資産に占める60%以上が売掛金なのはちょいと気になります。

 

キャッシュフロー

直近のキャッシュフローは営業活動がプラス、投資活動がマイナス、財務活動がプラスでトータルマイナスとなっています。

大きな設備投資をしたことでキャッシュフローはマイナスとなっていますが成長企業にはよくあることですのでそこまで気にしなくても良いと思います。

現金預金も今の所当面の資金繰りに問題ないレベルかと思います。

 

安全性まとめ

安全性は特に問題ないようです

また、このあたりは上場することで更に改善しますので当面の資金繰り等で問題は起きにくいと想定されます。

 

ディーエムソリューションズの株価


PER、PBR

双方とも同業と比べて割安となりそうです。

人気となりやすい業態ですし株価は期待できるかもしれませんね。

ただITもやっていますが中心はDM関連ですので

ITというよりもDM関連企業と捉えてみておいた方が良いでしょう。

 

まとめ


今回はディーエムソリューションズの財務を中心に分析してみました。

次回は初値予想をしてみたいと思います。

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