追記:パデコの上場中止が発表されました。
募集株式発行及び自己株式処分並びに株式売り出し等の中止に関する取締役会決議が発表されました。具体的な理由としては内部管理体制に関連して確認すべき事項が確認されたとのことです。
具体的なことはわかりませんが、残念です。
本日最大の上場メルカリの前にちょっと水を差す感じになりそうですね。
詳しくはこちらをご覧ください。
募集株式発行及び自己株式処分並びに株式売り出し等の中止に関する取締役会決議
以下は当初のブログ記事ですがそのまま残しておきます。
最近はIPOの新情報(上場承認)ラッシュですね。
ブログを更新するのが大変です(笑)
今回は6月28日JASDAQ(サービス業)上場のパデコです。
パデコについて見ていきましょう。
パデコが6月28日に上場決定
主幹事はSBI証券でJASDAQ上場です。
最近またSBI証券の主幹事が増えてきていますね。
事業内容は国際開発コンサルティング事業となっています。
【事業内容】国際開発コンサルティング事業
【主幹事】SBI証券
【幹事】 SMBC日興証券、みずほ証券、岡三証券、岩井コスモ証券、東洋証券、エイチ・エス証券、むさし証券、アイザワ証券、極東証券
【仮条件】6月8日
【申込み期間(BB)】6月12日~6月18日
【上場日】 6月28日
【公募株式数】 公募142,800株 売り出し155,000株
【OA】53,200株
【想定価格】1,660円
【吸収価格】5.82億円
【時価総額】17.6億円
【資金用途】設備資金として、①本社のプロジェクト管理システム構築資金としてのソフトウェアへの支出、
②インドの拠点拡充のための什器、備品、機器類への支出。
また、運転資金として、③インド国内の事業拡大によるプロジェクト先行支出、
④インド人員採用、⑤本社での新規プロジェクトの獲得のためのマーケティング関連費用やプロジェクトが稼働するまでの先行支出、
⑥本社の案件管理体制の高度化のために必要な人員強化
6月12日BBが開始されます。
パデコのビジネスについて
パデコは1983年、豊かなコンサルティング経験を持つ専門家グループによって設立された国際開発コンサルティング会社です。
東京に本社を構え、世界110カ国以上の国々で、幅広い豊富な実績を誇りながら、 様々な分野のスペシャリストが、クライアントの立場に立ち、各分野の専門知識を有機的に結びつけ、最適な施策を提案、そして実行しているそうです。
WEBページで気になったのが今どきフラッシュなのが・・・・そのためなのかページが激重です・・・
WEB関連のスペシャリストはいないんでしょうか(笑)
コンサルタント会社に多い腕組みの法則は発動していないのは救いですけどね
投資の世界ではいろいろな格言や法則があります。ひふみ投信の藤野さんが提唱している「スリッパの法則」なんてのも有名ですよね。会社でスリッパに履き替えるようなとこは業績が伸びないという。[itemlink post_id="16521"][…]
パデコのミッション
クライアントに満足していただけるよう、真にプロフェッショナルなコンサルティングを提供し、また、これを通して世界の発展に寄与すべく努力していくことです。
ミッションステートメント
- 玄人として最良の仕事で国境や文化の違いを超えていこう
- 新しいアイデアで激動する世界に向かっていこう
- 知識と経験を分かち合って学びながら成長していこう
- 仕事も自分の生活も大切にしながら楽しんでいこう
パデコの特色
パデコは、様々な専門分野や異なった文化からアプローチが可能なユニークなコンサルタント会社です。 その専門分野は多岐にわたり、運輸交通、高速道路、港湾、鉄道、経済分析、財務・金融、経済開発、気候変動、環境、都市・地域計画、教育、行政、法務分析、システム分析、観光振興、プロジェクトマネジメント等様々です。 また、プロジェクトの形態・専門性に応じて、世界各地のアソシエー卜も随時参加できる体制をとり、最高のサービスを提供できるよう心がけています。
つまり、いろいろできるってことなのでしょう・・・
日本国政府及び政府関連機関、地方自治体、国際協力機構、国際協力銀行、世界銀行、アジア開発銀行、米州開発銀行、欧州復興開発銀行、国連等の国際開発援助機関、発展途上国の政府、また大企業から中小企業に至る多くの民間企業の依頼に応え、数々のコンサルティングサービスを行って参りました。
クライアントも多様なようです。
パデコの業績について
パデコは創業35年ですが売上はそれなりに伸びている感じですね。
2015年3月期で5.8%増、2016年3月期で31.1%増、2017年3月期で6.4%増と順調に伸びています。
対して利益は波があるようです。
2015年3月期で66.4%の減、2016年3月期で468.8%増、2017年3月期で63.6%の減とかなり浮き沈みしています。
この原因がどこにあるのかは財務分析をして分析してみたいと思います。
パデコの株主
パデコの株主をみていきましょう。
筆頭株主は株式会社コンコーディアです。
ググって見ましたがよく実態がわかりません。
あとは個人株主などが多くなっています。
ロックアップは株式会社パデコ(自社株)、東京海上日動火災保険株式会社にはかかっておらず、それ以外は180日となっています。
ストックオプションは140000株が行使可能な状態です。
パデコの当選のための攻略法
IPOを当選したいなら主幹事から申し込むのは定石ですね。
メルカリと比較するとかなり株数が違いますのでなかなか当選確率は低そうです。
そのためまずは主幹事のSBI証券で申し込むのは必須でしょう。
また、他の幹事も大手を中心にIPOに力をいれているところが多いですので全部申し込むのは当然でしょう。
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