年末調整の還付金はいつ、いくら戻ってくるのか?年末調整の仕組みを解説

会社員の方などは冬のボーナスの話がそろそろ出てきますね。それ以外に会社員の場合は、もう一つある意味、冬のボーナスがあります。それが年末調整の還付金です。人によってはかなり大きな金額となりますので期待している方も多いでしょう。

今回はそんな年末調整の還付金がいつ、いくら戻ってくるのかを中心に年末調整の仕組みを解説していきます。ちなみに私は会社員でありませんので冬のボーナスも年末調整の還付金もありません・・・・。

確定申告時の還付金についてはこちらを御覧ください。

関連記事

確定申告の時期が始まりましたね。自営業者やフリーランスの方はもちろん、住宅ローン控除の初回や医療費控除、ふるさと納税、副業などサラリーマンの方でも確定申告をするケースは増えています。サラリーマンの方の住宅ローン控除や医療費控[…]

所得税還付金

年末調整とは


年末調整とは給料をもらっている方の1年間の所得を計算し所得税を確定する制度のことです。自営業者やフリーランスの方などは1年間の所得は確定申告をすることで所得税を確定しますが、会社員の方などはその代行を会社がしてくれる見たいなものです。

会社員の方などは月々の給料から源泉所得税がひかれています。これは「その月の社会保険料等控除後の 給与等の金額」と「扶養者の数」を下記の表に当てはめて計算されます。

>>平成30年源泉所得税額表

この計算は表に当てはめるだけですから個人個人の保険料などの控除額は反映されません。これはあくまで仮の所得税なのです。簡単に言えば国が所得税が取りぱくれをしない様にしているルールなのです。

つまり、仮で計算された所得税を控除額などを反映してちゃんと計算して精算するのが年末調整なのです。


年末調整の還付金はいくら還ってくるのか?

それでは年末調整の還付金はいくら還ってくるのでしょうか?これはそれぞれの方の控除額により異なります。控除額が多い方はかなりの金額が還付されますが、ほとんど控除がない方はそれほど還ってきません。また、扶養が減った方などは逆に徴収されるか場合も出てきます。

つまり、控除額を増やせば年末調整の還付金は増えるのです。

特に小規模企業共済等掛金控除(個人型確定拠出年金)や生命保険料控除、住宅借入金等特別控除はうまく活用すればかなり還付金が増えて美味しいですね。詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事

日々の生活でなかなか貯金できない方、投資に回すお金なんてないって方も多いかもしれません。しかし、なにより優先すべきと私が考えるのが個人型確定拠出年金、通称iDeCo(イデコ)です。iDeCoは月に5,000円から始めることが[…]

貯金よりiDeCo

ただし、生命保険の掛け過ぎにはご注意ください。年末調整の還付金は確かに増えますが、控除の条件もそれほど大きくありませんし、逆に損をすることにもなりかねません。保険を掛け過ぎの方は多いんですよ。詳しくは下記記事をご覧ください。

関連記事

生命保険や医療保険、自動車保険などに加入されている方も多いと思います。しかし、保険は基本的に損をする仕組みということを押さえておきましょう。生命保険・医療保険などの保険加入のポイント生命保険や医療保険などの保険商品は基本的に[…]

保険の加入は期待値で考える

年末調整対象の控除の種類

年末調整対象の控除対象は下記の13種類あります。

1. 給与所得控除
2. 配偶者控除
3. 扶養控除
4. 基礎控除
5. 障碍者控除
6. 寡婦(寡夫)控除
7. 勤労学生控除
8. 配偶者特別控除
9. 社会保険料控除
10.小規模企業共済等掛金控除
11.生命保険料控除
12.地震保険料控除
13.住宅借入金等特別控除

年末調整の書類は下記の3枚の書類を提出することで処理されます。年末調整を計算する会社の方もここをみて処理するだけですからここに記載していない場合は控除が漏れてしまいます。忘れず記載しておきましょう。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
給与所得者の保険料控除申告書
給与所得者の配偶者控除等申告書

特に今年から個人型確定拠出年金(iDeCo)の記載の仕方が少し変わっていますのでご注意ください。また、今年から給与所得者の配偶者控除等申告書という新しい書類が加わりましたのでこちらもご注意くださいね。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事

急に寒くなってきましたね。寒くなってくるとやってくるのが年末調整です。めんどくさいな・・・って思う方も多いかもしれません。しかし税金が戻ってくる方が多いでしょうからちゃんとやってきましょう。※加筆修正を加えました。[…]

イデコの年末調整・確定申告の方法
関連記事

2018年の年末調整から新しい書類の提出が必要となることになりました。「配偶者控除等申告書」です。これは扶養のルールが今年から変わったことによるものです。それにより登場した書類となります。扶養のルールの変更についてはこちらの記事をご[…]

年末調整

確定申告が必要なケース

確定申告でしか処理できない場合もあります。下記の取引などがある場合には年末調整のみでは所得税が確定できず確定申告が必要です。

医療費費控除
副業収入が20万を超える場合
給与所得が2000万円を超える
仮想通貨売買で利益が20万を超える場合
NISAやつみたてNISAなどの非課税口座や特定口座(源泉徴収あり)以外での株式取引やFXで利益

年末調整の還付金で還ってくる金額を概算計算する

年末調整の還付金で還ってくる金額を概算計算する方法もあります。

下記のサイトに必要なデータを入れると1年間の所得税が計算されます。それを前述の月々の引かれている源泉所得税の差が還付金の概算金額です。

>>税金計算機

年末調整の還付金はいつ還ってくるのか?

年末調整の還付金の還ってくるタイミングは会社のルールによります。会社がどういった流れで年末調整を行なっているかで変わってくるのです。例えば冬のボーナスが年末ぎりぎりに出す会社などは比較的還付のタイミングが遅いですね。ちなみに会社が年末調整の書類を提出する期限は1月31日までです。

主には下記の3パターンがありますので会社の給料計算担当者にご確認してみると良いでしょう。多いのは12月の給料と同時かな。

12月の給料と一緒に
1月の給料と一緒に
給料とは別に12月末、1月上旬に振込

まとめ

今回は「年末調整の還付金はいつ、いくら戻ってくるのか?年末調整の仕組みを解説」と題して年末調整について見てきました。

イデコなどをうまく使うと年末調整の還付金を増やせますので積極的に使っていきたいところですね。

また、今回の改正で主婦の方の働き方が少し変わりそうです。詳しくは下記記事をごらんください。

関連記事

2018年から配偶者の扶養や控除に関してのルールが少し変わっています。それに伴い年末調整に必要な書類(配偶者控除等申告書)が追加されています。先日、読者様からこの配偶者控除等申告書についてのご質問がありましたので、今回の配偶者の控除[…]

主婦150万円の壁

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フェイスブックページ、ツイッターはじめました

「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです

年末調整の還付金
最新情報をチェックしよう!