節分天井彼岸底は本当?

【節分天井、彼岸底】は本当なのか?検証してみた

本日は節分ですね。恵方巻きや節分の豆なんか楽しいイベントが多い日でもあります。しかし、株式投資の世界では節分はちょっと不穏な日でもあるのです。

投資の世界でよく言われる格言はたくさんあります。海外では「セル・イン・メイ(株は5月に売れ)」ってのが有名です。日本でもいくつかありますが、その中で特にメジャーなのが「節分天井、彼岸底」です。節分(2月3日)頃に天井を付けること、彼岸(3月18日〜24日)に底を付けることを指した格言です。

今回は節分天井彼岸底が実際にそうなっているのかを検証してみたいと思います。

節分天井、彼岸底について考える


実は昨年、この節分天井、彼岸底の通りに2月に大きく下げてしまったんですよね。今回は昨年も含めて過去10年でこの節分天井、彼岸底を検証してみたいと思います。

2019年の節分、彼岸はいつなのか?

節分は2月3日です。今年は日曜日に当たりますので株式市場はお休みです。

彼岸は春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)を指します。節分天井彼岸底の格言は春の彼岸を指します。

3月18日〜24日が該当します。

つまり、格言どうりならば、2月3日に天井を付け、3月18日〜24日に底を付けるってことになります。

過去10カ年の節分と彼岸の株価を検証

それでは過去10年の日経平均の動きから節分天井彼岸底を検証してみましょう。なお、節分は株式市場が開いていない場合は翌営業日、彼岸は彼岸期間内の最終営業日の日経平均でみていきます。

2018年の節分と彼岸の株価

節分(2/5):22,682.08→彼岸(3/23):20,617.86

2018年は節分から彼岸にかけて大きく株価が下がっています。節分時は22,682.08でしたが、彼岸時は20,617.86となっています。この間に2064.22も下がっていますね。ちなみにその後、日経平均は上がっていっていますので2018年は見事に節分天井彼岸底となったと言えるでしょう。

2018年は節分天井彼岸底であった

2017年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):18,918.2→彼岸(3/24):19,262.53

2017年は節分から彼岸にかけて株価は上がっていますね。節分時は18,918.2でしたが、彼岸時は19,262.53となっています。この間に344.33上がっていますね。

2017年は節分天井彼岸底でなかった

2016年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):17,191.25→彼岸(3/24):16,892.33

2016年は節分から彼岸にかけて株価は下がっていますね。節分時は17,191.25でしたが、彼岸時は16,892.33となっています。この間に298.92下がっています。この年そこまで大きな値動きではありませんが節分天井彼岸底であったといるでしょう。

2016年は節分天井彼岸底であった

2015年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):17,335.85→彼岸(3/24):19,713.45

2015年は節分から彼岸にかけてかなり大きく株価は上がっていますね。節分時は17,335.85でしたが、彼岸時は19,713.45となっていま。この間に2,379.6上がっています。

2015年は節分天井彼岸底でなかった。

2014年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):14,619.13→彼岸(3/24):14,475.3

2014年は節分から彼岸にかけて株価は下がっていますね。節分時は14,619.13でしたが、彼岸時は14,475.3となっていま。この間に143.83下がっています。

2014年は節分天井彼岸底であった。

2013年の節分と彼岸の株価

節分(2/4):11,260.35→彼岸(3/22):12,338.53

2013年は節分から彼岸にかけて株価は大きく上がっていますね。節分時は11,260.35でしたが、彼岸時は12,338.53となっていま。この間に1078.18上がっています。

2013年は節分天井彼岸底でなかった。

2012年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):8,831.93→彼岸(3/23):10,011.47

2012年は節分から彼岸にかけて株価は大きく上がっていますね。節分時は8,831.93でしたが、彼岸時は10,011.47となっていま。この間に1179.54上がっています。

2012年は節分天井彼岸底でなかった。

2011年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):10,431.36→彼岸(3/24):9,435.01

2011年は節分から彼岸にかけて株価は下がっていますね。節分時は10,431.36でしたが、彼岸時は9,435.01となっていま。この間に996.35下がっています。

2011年は節分天井彼岸底であった。

2010年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):10,404.33→彼岸(3/24):10,815.03

2010年は節分から彼岸にかけて株価は上がっていますね。節分時は10,404.33でしたが、彼岸時は10,815.03となっていま。この間に410.07上がっています。

2010年は節分天井彼岸底でなかった。

2009年の節分と彼岸の株価

節分(2/3):7,825.51→彼岸(3/24):8,488.3

2009年は節分から彼岸にかけて株価は上がっています。節分時は7,825.51でしたが、彼岸時は8,488.3となっていま。この間に661.79上がっています。

2009年は節分天井彼岸底でなかった。

2008年の節分と彼岸の株価

節分(2/4):13,859.7→彼岸(3/24):12,480.09

2008年は節分から彼岸にかけて株価は下がっていますね。節分時は13,859.7でしたが、彼岸時は12,480.09となっていま。この間に1379.61下がっています。

2008年は節分天井彼岸底であった。

過去10カ年の節分と彼岸の株価まとめ

過去10年をみると2008年、2011年、2014年、2016年、2018年と5回節分天井彼岸底となっています。10年中5回ですからちょうど半分ですね(笑)その間に日経平均が1000円以上下げたのは2018年と2008年の2年だけです。

逆に2012年、2013年、2015年などは節分から彼岸にかけて日経平均が1000円以上上げているという逆の状態となっています。

以上の結果を踏まえると過去10年の日経平均だと節分天井彼岸底の傾向はあまりでていないといえるかもしれませんね。

まとめ

今回は節分天井、彼岸底について検証してみました。過去10年の日経平均の動きを見る限りあまり関係ないかな?ともいえなくはありませんね。ただし、このような格言は意識している人が多いため知っておくに越したことはありませんね。

実は米国でよく言われるセルインメイも過去の検証をしてみると同じような結果なんですよ。セルインメイの検証結果はこちらを御覧ください。

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セルインメイ

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