ひふみワールド+(プラス)が誕生

ひふみワールド+(プラス)が誕生。気軽に買えるようになった「ひふみワールド+」を徹底レビュー

カンブリア宮殿など各メディアで取り上げられたことで大人気となっている投資信託のひふみ投信。

そのひふみ投信の世界株式版(日本を除く)である「ひふみワールド」が誕生してしばらくたちました。

ひふみ投信への信頼感からか、すでに11月15日時点で純資産額72億円と多くの資金を集めることに成功しています。

ひふみワールドは今まで公式サイトからの直販のみの取り扱いでしたが、2019年12月13日(募集開始12月2日)から各種金融機関で購入ができる「ひふみワールド+(プラス)」が登場します。

さらに人気に火がつきそうですね。

そこで今回はひふみワールド+(プラス)を徹底評価してみます。

ひふみワールド+(プラス)概要

まずはひふみワールド+(プラス)の概要から見てみましょう。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

名称ひふみワールド+(プラス)
募集開始2019年12月2日
設定日(運用開始日)2019年12月13日
手数料3.30%(税抜き3.00%)を上限として、販売会社が定める料率
信託報酬5,000億円まで 1.6280%(税抜き1.4800%)
5,000億円を超える部分 1.5180%(税抜き1.3800%)
1兆円を超える部分 1.3530%(税抜き1.2300%)
信託財産留保額なし
投資対象日本を除く世界の株式
特徴①海外の成長企業に投資…足で稼いだ情報で有望な企業を発掘します

②守りながらふやす運用…基準価額の上下動をできるだけ軽減し、かつ着実なリターンを目指します

③顔が見える運用…公式HP、セミナーや動画、SNSなど、様々な方法で情報をお伝えします

④為替ヘッジなし

出所:レオス・キャピタルワークス 「ニュースリリース」世界株ファンド「ひふみワールド+」新規設定のお知らせより

気になる点をいくつかピックアップして確認しておきましょう。

ひふみワールド+(プラス)の手数料

まず、手数料です。

ここで指している手数料とは購入時の手数料(買付手数料)のことです。

手数料は

3.30%(税抜き3.00%)を上限として、販売会社が定める料率

となっています。

購入時の手数料3.3%というとかなり高いですが、これは販売会社各自が決めれるようにしてあるだけです。

ちなみに同じレオス・キャピタルワークスのひふみ投信の各種金融機関で購入ができる「ひふみ+(プラス)」も3.30%(税抜き3.00%)を上限として、販売会社が定める料率とひふみワールド+(プラス)と同条件となっています。

しかし、多くのネット証券などはノーロード(販売手数料無料)で販売されています。

そのため、ひふみワールド+(プラス)も同様の扱いとなると思われます。

つまり、ひふみワールド+(プラス)は買う金融機関によって販売時手数料が大きく変わってくるってことです。

多くの金融機関で扱いがあると思われますが、販売手数料のことを考えると銀行ではなくネット証券会社で買うのが良いでしょうね。

ひふみワールド+(プラス)の信託報酬

次に信託報酬です。

信託報酬は

5,000億円まで 1.6280%(税抜き1.4800%)
5,000億円を超える部分 1.5180%(税抜き1.3800%)
1兆円を超える部分 1.3530%(税抜き1.2300%)

と純資産額の集まり具合で変動するスタイルとなっています。

純資産額がどれだけ集まるのかはわかりませんが、基準となっている純資産額5,000億円や1兆円となると海外株のアクティブ型としては異例のヒット商品となりますね。

ちなみに直販の「ひふみワールド」は11月15日時点で純資産額72億円です。

この信託報酬部分が直販の「ひふみワールド」との大きな違いとなります。

直販であるひふみワールドの信託報酬

ひふみワールドの信託報酬は以下のとおりです。

運用管理費用(信託報酬) 上限 年1.4800%(税抜)

ひふみワールド+(プラス)の5,000億円までと同率ですね。

しかし、5年以上保有されているひふみワールドの受益権について、信託報酬の一部を還元することにより信託報酬を実質的に割引く資産形成応援団という仕組みが導入されています。

5年以上10年未満保有で年0.1%還元10年以上保有で年0.25%還元となります。

基本的に長期保有するならひふみワールド+(プラス)よりも公式サイトからの直販である「ひふみワールド」のほうが安くなりそうです。

ひふみワールド+(プラス)の特徴

ひふみワールド+(プラス)の特徴は基本的にひふみ投信とほぼ同じです。

顔が見える運用

まずはひふみ投信でも非常に評判の良い「顔が見える運用」です。

ベンチマークに連動するインデックス型投資信託と違い、アクティブ型の投資信託はファンドマネージャーの力が大きく成績に影響をします。

ですが、多くの投資信託ではファンドマネージャーが見えない設計となっています。

そのため、途中でファンドマネージャーが変わって急に大きく成績を落としてしまうなんてことも普通にありました。

しかし、ひふみでは運用者が名前はもちろん、顔写真、経歴などを掲載して責任を持って運用しています。

このあたりは安心感が違いますね。(最近は同様なファンドも増えてきていますが)

特に代表取締役、最高投資責任者の藤野英人氏はWBSなど数多くのテレビ出演、多数の本を書くなどかなり有名な存在ですしね。

私もスリッパの法則 という本が文庫になる前の版を今から15年前の2004年のころに読んで参考にしていましたので、ひふみの責任者がこの本書いた人か・・・ってびっくりしたのを覚えています。

守りながら増やす

こちらもひふみ投信と同様ですが守りながら増やす点も大きな特徴です。

具体的には相場により現金比率を大きく変えます

たとえば相場が下落状態ならば現金化して次のチャンスに備えるなど臨機応変な運用ができるのです。

最大50%まで現金化するようになっています。

この辺りはあまり他の投資信託になり特徴ですね。

守りながらふやす運用ができます。

そのため他のアクティブ系のファンドに比べて下落時に強い運用が可能となっています。

足で稼いだ情報で有望な企業を発掘

個人的にひふみワールド+(プラス)で気になるのがこの点です。

ひふみ投信は実際に多くの企業に訪問したり、社長に面会したりして投資先を決めています。

単純に財務諸表などの定量情報だけではなく投資判断をしていることが大きな強みとなっています。

しかし、今回は海外株です。

日本の企業と同じようなやり方で上手く選別できるのかというところですね。

商慣習や考え方なんかも全然違うでしょうし・・・。

共通点ももちろんあるでしょうけどね。

また、財務諸表も日本と海外では大きく違いますからその辺りがどうなるのか・・・・

つまり、ひふみ投信の強みである足で稼いで情報を得てそれを元に分析して投資をするというのが、海外でそのまま使えるとは思えないのです。

ですからこの辺りがどうなるのかによってひふみワールド+(プラス)の成否に大きく影響してきそうです。

個人的には現地の優秀な人をどれだけ採用できるのかによって決まりそうな気もします。

>>次はひふみワールドの成績

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