【テンポイノベーション】新規上場株式(IPO)財務分析

テンボスイノベーション財務分析

テンポイノベーションが10月25日上場


10月25日に東証マザーズに新規上場しますテンポイノベーションの財務分析をしてみたいと思います。

テンポイノベーションが上場する10月25日は他にシルバーライフが上場します。

また、翌日26日にはSKIYAKIが上場します。

そのためある程度、資金が分散してしまうリスクがあります。

また、北朝鮮問題やトランプ関連、安倍政権の忖度問題、衆議院選挙などで一気に地合が悪くなる可能性もはらんでいますので注意が必要です。

なお、財務分析は目論見書で掲載されている直近2年によります。

テンポイノベーションのビジネスモデル

テンポイノベーションの事業内容は飲食店向けの店舗物件に特化した店舗賃貸事業となっています。

テンポイノベーションのビジネスモデル

テンポイノベーション「貢献想像」を企業理念に加賀げ、東京を中心に飲食店向けの店舗物件に特化した店舗賃貸事業を展開しています。

ビジネスとモデルとしてはそれほど複雑なモデルではありません。

テンポイノベーションビジネスモデル

出所:テンポイノベーション目論見書より

こういう業界は管理物件の数が重要になります。

ストックビジネスですからこれらが増えれば増えるほど安定した収入が確保できるのです。

その点順調に増えていますね。

テンポイノベーション管理物件数

出所:テンポイノベーション目論見書より



テンポイノベーションの収益性


売上高総利益率

次に粗利の部分にあたる売上高総利益率からみていきましょう。

売上高総利益率をみることでその企業の商品力をみることができます。

27年度18.23%

28年度17.42%

と微減です。

売上げ自体は大きく伸びています。

原価に賃借料がありその売上げに対する割合が増えています。

つまり、不動産の地価等があがって高く借りる事になったということなのでしょう。

売上高営業利益率

次に本業の儲けを表す売上高営業利益率です。

27年度6.63%

28年度5.78%

こちらも微減です。

要因として前述の売上高総利益が低下したことによる影響です。

売上高経常利益率

次に利息や営業外収益を含めた売上高経常利益率をみていきます。

27年度6.91%

28年度6.08%

こちらも売上高営業利益率と同様になっています。

違約金収入や訴訟関連収入がかなり上がっています。

オーナーと揉めたりとかしたのでしょうかね?

ちょっと気になるところではあります。

売上伸び率

売上げの伸びはこんな感じです。

27年度+30.14%

28年度+27.40%

とこちらは大きく伸びていますね。

収益性まとめ

売上げの伸びは順調、収益性はそれほど悪くはありません。

テンポイノベーションの安全性


流動比率

次に短期的な支払能力をみる流動比率です。

27年175.47%

28年194.80%

と大きく良化しています。

売掛金が少なく流動資産のほとんどが現金預金であり、資金繰りで当面問題になることは想定しにくい感じですね。

自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率はどうでしょう?

27年19.3%

28年19.2%

と微減です。

これは上場することで改善しますしそれほど問題ではないでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュフローは28年度が

営業活動がプラス

投資活動がマイナス

財務活動がマイナス

27年度が

営業活動がプラス

投資活動がプラス

財務活動がマイナス

となっています。

また、フリーキャッシュフローも2年連続でプラスとなっています。

つまり、本業で稼いだお金を投資活動や借入金の返済にあててもまだ資金に余裕がある状況でキャッシュフロー上は理想な状況とも言えます。

安全性まとめ

安全性は良好です。

テンポイノベーションの株価


PER、PBR

PER、PBRをみると割安感はありません。

ただし直近の売上げの伸びはよいためまだ買える水準とも言えます。

既存株主

ベンチャーキャピタルなどは見当たりません。

親会社の株式会社クロップスが81%を持っていますが、ロックアップは180日となっており上場時の売り玉にはなりません。

また2位、3位の株主も180日のロックアップがあります。

他の個人株主はロックアップがない方が多いですがそれほど大きな枚数ではないです。

ストック・オプションもあまり気にするほどではないようです。

総じて上場時の売り玉は少なそうなところがありますね。

ただ個人的に株式会社クロップスが気になりますので・・・ってところがあります。

積極的には買えませんね。

もちろんIPOには参加しますがそれ以降はないかなって感じです。

まとめ


今回はテンポイノベーションの財務を中心に分析してみました。

業績の伸びも悪くなく、財務面で気になる点もありません。

また上場後の売り玉もそれほどなさそうでIPO的にも面白そうな株ですね。

次回は初値予想をしてみたいと思います。

また、IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。


読んで頂きありがとうございます、

参考になった方はぜひポチッとな。
にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へ
にほんブログ村
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ

関連記事

関連記事



ピックアップ記事

  1. ゆうちょ銀行イデコ
    個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に力をいれはじめたゆうちょ銀行 最近、新たな運用商品を追加…
  2. 毎月分配型投資信託イメージ
    先日もブログに書きましたが森信親金融庁長官が積立NISAの対象になれるような投資信託は本当に少ないと…
  3. IPO検証
    本年度に新規上場(IPO)した株についてその後の株価を検証してみたいと思います。 本年度(4月…
  4. 確定拠出年金規制
    日経新聞に下記のような記事が出ておりました。確定拠出年金の運用商品数の上限を35本に決めるとのこと。…
  5. つなぎ売り
    最近では月曜から夜更かしで話題の桐谷さんが登場したこともありかなり一般的になった株主優待。桐谷さんは…
  6. スリッパの法則
    ひふみ投信は投資信託人気ナンバーワン 今現在一番人気といってもよい投資信託はレオスのひふみ投信(ひ…
  7. セゾン投信を真似る
    セゾン投信がiDeCoで買えるのは楽天証券だけ iDeCo(個人型確定拠出年金)は手数…
  8. 100円投資信託
    100円投資信託の使い方 SBI証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン証券、マネック…
ページ上部へ戻る