【シルバーライフ】新規上場株式(IPO)財務分析

シルバーライフビジネス

シルバーライフが10月25日上場


10月25日に東証マザーズに新規上場しますシルバーライフの財務分析をしてみたいと思います。

シルバーライフが上場する10月25日は他にテンポイノベーションが上場します。

また、翌日26日にはSKIYAKIが上場します。

そのためある程度、資金が分散してしまうリスクがあります。

また、北朝鮮問題やトランプ関連、安倍政権の忖度問題、衆議院選挙などで一気に地合が悪くなる可能性もはらんでいますので注意が必要です。

なお、財務分析は目論見書で掲載されている直近2年によります。

シルバーライフのビジネスモデル

シルバーライフの事業内容は高齢者向け配食サービスのフランチャイズ本部の運営及びフランチャイズ加盟店等への調理済み食材の販売となっています。

シルバーライフのビジネスモデル

シルバーライフは高齢者向けの調理済み食材の販売を主な事業としています。

FC加盟店にそれらを販売をします。

FC加盟店はまごころ弁当が367店舗。配食のふれ愛が196店舗あります。

シルバーライフテンポ

出所:シルバーライフ目論見書より

ビジネスとモデルとしてはそれほど複雑なモデルではありません。

シルバーライフが原材料等を仕入れて調理してそれらをフランチャイズ加盟店及びOEM供給先に販売します。

ポイントはフランチャイズ加盟店をいかに増やすかという点でしょうね。

シルバーライフビジネスモデル

出所:シルバーライフ目論見書より



シルバーライフの収益性


売上高総利益率

次に粗利の部分にあたる売上高総利益率からみていきましょう。

売上高総利益率をみることでその企業の商品力をみることができます。

27年度24.94%

28年度24.83%

とほぼ横ばいで推移しています。

売上げ自体は大きく伸びていますので売上高総利益の金額は大きく増加しています。

他社と比較すると売上高総利益率はそれほど高くないようです。

売上高営業利益率

次に本業の儲けを表す売上高営業利益率です。

27年度7.81%

28年度9.91%

こちらは前年より大きく良化しています。

要因としては売上の増加よりも販売費及び一般管理費の伸びが抑えられたことが大きいです。

売上高経常利益率

次に利息や営業外収益を含めた売上高経常利益率をみていきます。

27年度9.04%

28年度10.46%

こちらも売上高営業利益率と同様になっています。

営業利益率よりも大きくなっている要因としては受取補償金が大きいです。

詳しい内容はわかりませんがフランチャイズ加盟店から徴収しているのでしょうかね?

あとその他営業外収益も結構な金額あります。

これは内容がわかりませんが2年続けて1千3百万ほどあります。

これは謎ですね。

売上伸び率

売上げの伸びはこんな感じです。

27年度+30.85%

28年度+17.54%

とこちらは大きく伸びています。

この分野は高齢化社会が進展することは確実ですから今後伸びる分野なのは確実です。

一方、そこまで差別化要因があるわけではなさそうですのでそのあたりがどうなるかでしょうね

収益性まとめ

売上げの伸びは順調、収益性は悪くはありません。

シルバーライフの安全性


流動比率

次に短期的な支払能力をみる流動比率です。

27年145.48%

28年176.74%

と大きく良化しています。

売掛金もそれなりにありますが流動資産の半分くらいは現金預金であり、資金繰りで当面問題になることは想定しにくい感じですね。

自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率はどうでしょう?

27年35.96%

28年49.75%

と大きく良化しています。

これは利益が大きく上がっていることが大きいでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュフローは27年度、28年度ともに

営業活動がプラス

投資活動がマイナス

財務活動がマイナス

となっています。

また、フリーキャッシュフローも2年連続でプラスとなっています。

つまり、本業で稼いだお金を投資活動や借入金の返済にあててもまだ資金に余裕がある状況でキャッシュフロー上は理想な状況とも言えます。

安全性まとめ

安全性は良好です。

シルバーライフの株価


PER、PBR

PER、PBRをみると妥当な範囲といえます。

それなりに業績もよくこの点から問題になることはありません。

既存株主

ベンチャーキャピタルなどは見当たらないため上場後の大きな売り上玉はそれほどないと思われます。

また社長及び社長の資産管理の会社が殆どの株をしてます。

そのため売り玉はかなりすくなそうです。

ただ社長を除いた個人(従業員?)の株にはロックアップ等はついていません。

それほど枚数もないので気にする方ではないでしょう。

ストック・オプションもあまり気にするほどではないようです。

まとめ


今回はシルバーライフの財務を中心に分析してみました。

業績の伸びも悪くなく、財務面で気になる点もありません。

また上場後の売り玉もそれほどなさそうでIPO的にも面白そうな株ですね。

次回は初値予想をしてみたいと思います。

また、IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。


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