7月に開始されて利用も多くなっているGo Toトラベルに続いてGo To Eatキャンペーンが動き出しました。(今後もGo Toイベント、Go To商店街と続く予定・・・)
9月15日以降飲食店の参加受付が始まり、10月1日以降に開始予定となっています。
今回はかなりお得ですが、ちょっとややこしいGo To Eatキャンペーンについてわかりやすく解説していきましょう。
※一休.comを除いて本事業の予算終了しております。
Go To Eatキャンペーンとは
「Go To Eatキャンペーン事業」とは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出の自粛等の影響により、甚大な影響を受けている飲食業に対し、期間を限定した官民一体型の需要喚起を図るものです。
簡単に言えば新型コロナの影響で売上が落ち込んだ飲食店を応援するために外食利用を促すためのキャンペーンってことですね。
具体的に見ていきましょう。2つの内容に分かれているんですよ。
プレミアム付食事券(購入額の25%分上乗せ)
出典:農林水産省「Go To Eatキャンペーン事業」について より
まずはメインとなるプレミアム付食事券です。
25%上乗せで利用できる食事券を購入できるキャンペーン。
ただし、Go To Eatのプレミアム付食事券は利用にルールがいろいろありちょっとややこしいです。
Go To Eatのプレミアム付食事券のポイント
ポイントをまとめると以下のとおり
- プレミアム付食事券は、販売額の25%を国が負担
- プレミアム付食事券でお支払いの際、おつりはでません
- 購入制限: 1回のご購入にあたり、20,000円分まで
- 販売期間: 2021年1月末まで
- 有効期限: 2021年3月末まで
例えば10,000円分のプレミアム付食事券を買うと12,500円分利用が可能となります。
つまり、25%分お得に利用ができるのです。(25%分は国が負担)
なお、1回の購入は20,000円(25,000円利用可能)までとなっています。
また、お釣りはでません。食事券1枚当たりの金額や販売単位は地域により異なりますが、500円券と1,000円券の組合せとなるそうです。
飲食店の方もお釣りがでないような価格の商品を用意しておくと消費者に優しいかもしれませんね。
販売は2021年1月末まで、有効期限は3月末までと決まっていますので使い忘れがないように注意が必要です。
すべての飲食店で使えるわけではない
また、使えるのは公募に応募した地域の飲食店となります。※公募への応募の条件として感染症対策を守る必要があり。
多くの飲食店は登録すると思われますが、すべての飲食店で使えるわけではありませんのでご注意ください。
また、店内飲食以外の宅配や持ち帰りも対象となります。
ただし、持ち帰り専門店は対象外とのこと。
プレミアム付食事券の販売方法
プレミアム付食事券の販売場所や方法は地域によって異なります。
例えば、郵便局、コンビニ、旅行代理店、商工会、商工会議所、市役所、スーパーなどが想定されているそうです。
順次発表とのことですので続報をお待ち下さい。
オンライン飲食予約サイトで500円or1,000円分のポイント
出典:農林水産省「Go To Eatキャンペーン事業」について より
もう一つはオンライン予約サイト利用時のキャンペーンです。
期間中にオンライン飲食予約サイト経由で予約来店した消費者に対してポイントが付与されます。
こちらも少々ややこしいです。詳しく見ていきましょう。
Go To Eatのオンライン飲食予約のポイント
ポイントをまとめると以下のとおり
- 付与されるポイント: 昼食時間帯は500円分 / 夕食時間帯(15:00~)は1,000円分のポイントを付与
- ポイント付与の上限: 1回の予約あたり10人分(最大10,000円分のポイント)
- ポイント付与の期間: 2021年1月末まで
- ポイントの有効期限: 2021年3月末まで
こちらは金額の25%という計算ではなく、1回500円分もしくは1,000円のポイント付与ということになります。
14:59までの利用は500円分、15:00以降については1,000円分のポイントが付与されます。
利用金額は一切関係ありませんから、Go To Eatのプレミアム付食事券と比較すると昼なら2,000円、夜なら4,000円までの利用ならお得ですね。
それよりも高額な飲食ならプレミアム付食事券、それ以下ならオンライン予約と使い分けるとよいかもしれません。
ちなみに食事代金がポイント付与を下回っても問題ありません。
※ルール変更になり食事代が付与ポイント以下の場合には付与されなくなりました。
例えば夜に880円の定食を食べても1,000ポイントが付与されるんですよ。
つまり、120円もらってご飯をただで食べるようなものです。
現実的にはオンライン予約サイト使ってまで少額の利用は少ないと思いますが・・・少額ならびっくりするくらいのお得さですね。(オンライン予約サイトによっては金額の最低金額が決まっている場合もあります)
また、さらに各予約サイト独自のキャンペーンも認められていますので更にお得になる可能性があります。
例えばぐるなびなら来店ポイントがランチ25ポイント、ディナー100ポイントがさらにプラスされます。
ランチならぐるなびの来店ポイント25pとGo To Eatの500ポイントで525ポイント利用金額に関係なく得ることができます。
少額だとかなりお得なキャンペーンですね。
ただし、お店によって1人での予約が不可だったり、金額制限があるケースもあるようです。
すべての飲食店で使えるわけではない
オンライン予約サイトの利用はプレミアム食事券よりも使える店が少なくなりそうです。
オンライン予約サイトの利用するためには各予約サイトとの契約が必要となりますのでちょっと敷居が高いからです。
新規の場合、月額基本手数料はキャンペーン期間中は無料ですが、送客料が必要なんですよ。
たとえば食べログの場合、ランチ100円/人、ディナー200円/人が飲食店の負担となります。
どこの飲食店が対象なのかは制度が正式にスタートした後に各予約サイトで確認できるようになるかと思います。
予約サイトによって使える飲食店が異なることも当然起こってくるでしょう。
対象となるオンライン予約サイト
なお、対象となる予約サイトは以下のとおり。(Go To Eat公式サイトの掲載順)
具体的な予約方法等は各オンライン予約サイトにより異なります。
詳しくは下記記事をご覧ください。
開始時期
開始は店舗やサイトによって異なりますが基本的に以下のとおり
とのこと。
まとめ
今回は「Go To Eatキャンペーンをわかりやすく解説。10月1日以降にスタート」と題してGo To Eatキャンペーンについてみてきました。
まだ、どこの飲食店が参加するのかや具体的な販売方法等は不明点は多いですが、利用者にとっても飲食店にとっても魅力的なキャンペーンですね。
ぜひうまく活用していきたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです