【イオレ】新規上場株式(IPO)財務分析。最大の連絡網アプリ

12月15日に東証マザーズに新規上場するイオレの財務分析をしてみたいと思います。

イオレが12月15日上場

イオラが上場する週は一家プロジェクト、カチタス、ヴィスコ、SGホールディングス、グローバルリンクマネジメント、エルティエス、アルヒ、イオレ、HANATOURJAPAN、マツオカコーポレーションと他に9社上場します。

イオレ自体はそこまで規模はおおきくありませんが、同じ週に上場するSGホールディングス(佐川急便)などは今年最大の上場となります。他にカチタスやアルヒなどはかなり大きめです。

そのため資金が分散する可能性があります。

なお、財務分析は目論見書で掲載されている直近2年によります。

イオレのビジネスモデル

イオレの事業内容はグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」及びプライベートDMPサービス「pinpoint」を中心とするインターネットメディア関連事業となっています。

それでは詳しく見ていきましょう。

イオレの経営理念

イオレの経営理念にあたるミッション、ビジョンを見ていきましょう。

ミッション

イオレのミッションは新しい便利、新しいよろこびを。です。

新しいテクノロジーを駆使し、今までになかった新しい便利、新しいよろこびを創り出し、世の中を応援し、社会に貢献してゆくとなっています、

ビジョン

イオレのビジョンは団体活動を応援する。データカンパニーへ。です。

段階活動を支援することにより団体から最も指示されるサービスを提供し、これと新しいテクノロジーを融合させることで、データがメディアになる時代において、データベースを最も保有し、最も生かすことのできる企業を目指す。

としています。

イオレミッション・ビジョン

出所;イオレ目論見書より

イオレのビジネスの内容

イオレはらくらく連絡網を中心とした会社です。

団体やグループの活動に必要な出欠確認や日程調整、アンケート、安否確認などをメールの一斉送信で簡単に行うことのできるグループコミュニケーション支援サービスです。

主にスポーツ少年団や大学生などで活用されているとのこと。

とくに大学生の3人に1人は使っているとのことですから、その人達がこれから社会にでればさらにどんどん普及して行く可能性が高いと思われます。

イオレビジネスモデル

出所;イオレ目論見書より


イオレの収益性


売上高総利益率

次に粗利の部分にあたる売上高総利益率からみていきましょう。

売上高総利益率をみることでその企業の商品力をみることができます。

28年度51.04%

29年度53.26%

と少し上げていますね。

もともとかなり高い水準ですから問題はないと思われます。

(※IT系、WEB系は原価が掛かりにくいので高い傾向にあります)

売上高営業利益率

次に本業の儲けを表す売上高営業利益率です。

28年度2.00%

29年度10.02%

こちらは大きく上げています。

かなり急激な伸びですがIT系によるある現象で変動費が少なく、

固定費が多くなるので売上が伸びると利益率が急激に伸びたりします。

これからも売上が伸びれば利益が大きくなってくる可能性が高く個人的に好きな傾向の伸び方です。

売上高経常利益率

次に利息や営業外収益を含めた売上高経常利益率をみていきます。

28年度1.52%

29年度9.71%

こちらも大きく伸びています。

売上高営業利益率との差は支払利息や社債発行費償却の部分が大きいです。

急成長している企業ですからこのあたりは許容範囲かな。

売上伸び率

売上げの伸びはこんな感じです。

28年度+22.92%

29年度+21.85%

といい感じに伸びていますね。

あまり急激な伸びだと人材が追いつかず結局トータルでみると良くない傾向がありますが、

20%前後の売上げの伸びはある意味理想的と個人的には思います。

収益性まとめ

売上の伸びはちょうどよい。利益も急激に伸びている。

イオレの安全性


流動比率

次に短期的な支払能力をみる流動比率です。

28年137.39%

29年117.31%

とこちらは少し下がっています。

とはいっても流動比率の目安は100%ですから全く問題ありません。

ただし、ちょっと気になるのが流動資産の中の現金預金の割合があまり高くなく、売掛金が多いことが気になります。

不良債権がなければよいのですが・・・

自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率はどうでしょう?

28年28.0%

29年42.9%

と大きく上げています。

もともとかなりよい自己資本の面ですしこの面ではまったく問題ないでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュフローは28年度は

営業活動がプラス

投資活動がマイナス

財務活動がプラス

29年度は

営業活動がプラス

投資活動がマイナス

財務活動がマイナス

となっています。

フリーキャッシュフローは28年がマイナス、29年がプラスです。

二年ともトータルで現金預金が減っているのは少し気になりますね。

社債の償還があったことが大きな理由となっています。

安全性まとめ

資金面では気になる点はありますが特に大きな問題はなさそう

イオレの株価


PER、PBR

PER、PBRをみるとそれなりの範囲です。

売上、利益とも伸びているアプリ系の会社ですから妥当な範囲でしょう。

既存株主

既存株主にはベンチャーキャピュタルもありますが少量で問題ないでしょう。

ロックアップは90日としてある株主が大半ですが、個人株主(その他172人)にはされておらず、株式会社五十六もされていません。

合わせて23%近くの株がありますのでこの人達の動向で初値形成後の株価が決定しそうです。

ストックオプションもはそれなりにありますのでちょっと注意が必要なのかも

まとめ


今回はイオレの財務を中心に分析してみました。

業績の伸びが良さげです。

そもそもの株数が少ないため初値はかなり高くなりそうですがその後はちょっと心配が残るところであります。

次回は初値予想をしてみたいと思います。

また、IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。

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