楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめの投資信託5選

前回のSBI証券編から続いて今回は楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめの投資信託5選をみていきたいとおもいます。

昨年から加入できる人が大幅に増え大人気の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)。

競争は運営管理手数料を条件なしの無料とするなど来るところまで来た感があるのでちょっと一段落している感があります。

運営管理手数料が条件なしの無料の金融機関は少しずつ増えていますが、中でも信託報酬がほとんど最安値のマネックス証券 iDeCo、商品数最大、10年の実績で安心感が高いSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」、そして今回ご紹介する楽天証券 確定拠出年金の4つがちょっと飛び抜けて良い感じとなっています。

楽天証券もSBI証券ほどではありませんがたくさんの商品がありますので、選択に迷う方が多いでしょう。

そんな方のために今回は楽天証券 確定拠出年金でのおすすめ投資信託を5つご紹介いたします。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は楽天証券がオススメの理由

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の金融機関を選ぶ際のポイントはたくさんありますがとくに重要なのが下記の2つです。

・運営管理手数料
・投資信託の内容(種類、信託報酬の安さなど)

この点楽天証券は運営管理手数料が無条件無料です。

投資信託などの数は28本とSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」(67本)と比べるとそこまで多くはありませんが必要なところを上手く網羅している感じです。

信託報酬は後から参入したマネックス証券 iDeCoに負けている部分もありますが、新興国株以外では安値水準となっています。

(新興国株も楽天・新興国株式インデックス・ファンドあたりがラインナップされると一気に解決しますが・・・)

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の投資信託の選び方のポイント

投資信託の選び方のポイントはまず、アセットアロケーションを決めることです。

アセットアロケーションとは資産配分のことでどの資産にどれくらい配分するかということです。

投資信託の資産カテゴリーは大きくわけて国内株式、国内債券、国内リート、先進国株式、先進国債券、先進国リート、新興国株式、新興国債券、新興国リート、コモディティとあります。

また、元本保証タイプでは定期預金と保険があります。

また、複数の資産カテゴリー投資をするバランス型と呼ばれる商品もあります。

どれを選ぶのかはそれぞれ一長一短があり、好みの問題なのでどれが正解かは後になってみないとわかりません。

アセットアロケーションについてやおすすめ投資配分は詳しくはこちらをご覧ください。

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楽天証券イデコ

アセットアロケーションが決まったら具体的な投資信託選びを始めます。

投資信託を選ぶ際のポイントはスバリ過去の実績信託報酬率です。

過去の実績

過去の実績はあくまでも過去の話ですから今後はどうなるかの保証はありません。

しかし、その投資信託の手腕などはある程度わかりますので見ておくとよいでしょう。

もちろん実績は高いほうがよいです。

ただし、短い期間しか実績がない場合にはそこまで参考になりません。

また、具体的なリターンの数字だけではなくベンチマーク(基準)としている指標がある場合には連動性やどれくらい超過しているかも確認しておくとよいでしょう。

信託報酬率

次に投資信託の手数料の割合にあたる信託報酬率です。

これは低ければ低いほうがよいです。

前述の過去の実績は今後同じようになる保証はどこにもありません。

しかし、信託報酬が確実に取られるお金です。

ですから予想可能な信託報酬はできるだけ低くしておくことが重要なのです。

信託報酬は、運用資産の残高に対して毎年掛かってきます。

そのため運用するお金が大きくなればなるほど影響があります。

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のおすすめ投資信託5選

それでは具体的に楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で購入できる投資信託の中でおすすめを5本ご紹介いたします。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))

まず1つ目が楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))です。

こちらは米国株式市場に上場する大・中・小型株式、約4,000銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数です。米国株式時価総額の約100%をカバーするCRSP USトータルマーケット・インデックスをベンチマークとする投資信託となります。

つまり、アメリカの株式市場全体に投資をする形となります。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドはバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)というETFに投資をすることでこれを実現しています。

SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」のおすすめ投資信託にiFree NYダウ・インデックスという投資信託があります。

iFree NYダウ・インデックスもアメリカに投資をする投資信託ですが大きな違いは投資範囲です。

iFree NYダウ・インデックスはアメリカを代表するアップルなどの会社30社に投資をする投資信託ですがこちらは中小型株も含めた4000銘柄となります。

つまり、分散という点では楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))の方ができているということになります。

分散して広くアメリカ全体の株に投資をしたいのか、アメリカを代表する銘柄に投資をしたいのかで判断が分かれるところになるでしょう。

私はiFree NYダウ・インデックスをイデコ(SBI証券)で、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))はつみたてNISAで買っていたりします。

信託報酬率は0.1696%(税込)

実績はまだできたばかりの投資信託ですから1ヶ月しかでていません。

1ヶ月リターンは3.08%でした。

投資先のバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)のリターンは年率1年21.21%、3年11.13%、5年15.57%でした。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))

次は楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))です。

こちらは全世界の株式に投資をしようというコンセプトの商品です。

全具体的には世界の株式市場の動向を表す株価指数は先進国と新興国の合計約50ヵ国の大中小型株で構成される指数で全世界の株式市場の動向を示している株価指数のFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしています。

世界の株式に1本で投資できることで人気の高い、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)というETFがありますが、楽天・全世界株式インデックス・ファンドはこのVTを投資対象とすることでそれを実現しています。

どこの国に投資をしようとかあまり迷いたくない、1本ですべて実現したいという方には最適な投資信託かもしれませんね。

信託報酬率は0.2396%(税込)です。

実績はまだできたばかりの投資信託ですから1ヶ月しかでていません。

1ヶ月リターンは2.91%でした。

投資先のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)のリターンは年率1年24.49%、3年9.86%、5年11.06%でした。

たわら先進国株式

次はたわら先進国株式です。

こちらは日本を除いた先進国の株式へ投資をする投資信託です。

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で購入できる先進国株式へ投資をする投資信託の中で最安値の信託報酬率0.216%(税込)となっています。

実績は1ヶ月3.08%、6ヶ月11.44%、1年 18.60%、設定来25.68%でした。

たわら先進国株式は他の同様の投資信託と比べて運用が安定していること、実質コストが安いことで人気がありました。

ただ・・・マネックス証券 iDeCoで取扱のあるeMAXIS Slim先進国株式インデックスという投資信託などはさらに安い信託報酬率で提供しています。

それに対抗してほしいところもありますが・・・

eMAXIS Slim先進国株式インデックスEXE-Iつみたて先進国株と比較するとちょっと信託報酬高いかな?って思えるかもしれませんが、全体から見ればたわら先進国株式の信託報酬や実質コストはかなり安い部類です。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

次は三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドです。

こちらは日本の株へ投資をしてTOPIXとの連動を目指した投資信託です。

前述のたわら先進国株式は日本を除いた先進国の株式へ投資をする投資信託でしたのでこちらと合わせることで先進国全体への投資が可能となります。

信託報酬率は0.1728%(税込)です。

実績はトータルリターン1ヶ月1.53%、6ヶ月13.73%、1年21.96%、設定来171.33%。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

最後はセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。

こちらは今まで紹介してきた投資信託とすこし毛色が少し違い株式以外にも投資をするバランスファンドです。

米国バンガード社が設定した国内外の株式市場及び債券市場を投資対象としたインデックス型の外国投資証券への投資を通じて、世界30ヵ国以上の株式および10ヵ国以上の債券に実質的に分散投資を行う。株式と債券の基本資産配分比率は、原則として50%ずつとする。

つまり、株式と債券を半分半分、投資先も30各国に分散しますよってコンセプトの商品です。

アセットアロケーションとか考えるのが面倒で1本で投資をするつもりならかなりおもしろい商品ですね。

実績は年率換算で6ヶ月11.54%、1年10.97%、3年4.48%となっています。

信託報酬率は少し高めの0.71%(税込)です。

セゾン投信は今まで直販だけでしたので個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で買えるのはある意味画期的だったりします。

最近の信託報酬の値下げ合戦でちょっと魅力が薄れてしまっている感はありますが。

まとめ

今回は楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめ投資信託5選をご紹介しました。

どれもとてもいい商品ですしぜひ参考にしてくださいね。

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読んでいただきありがとうございました

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