2023年は卯年。卯年の投資格言は「跳ねる」だが・・・過去実績を検証してみた

2022年はロシアのウクライナ侵攻や安倍元総理の射殺などかなり波乱に満ちた年となりました。

株式相場も各国の利上げの影響が大きく、アメリカはリーマンショック以来の下落幅でした。

それでは2023年の投資に目を向けて見ましょう。

2022年は卯(うさぎ)年です。

投資格言は「跳ねる」となっています。

今回は卯年の過去実績を検証してみたいと思います。

ちなみに2022年は寅(とら)年で「千里を走り」、2021年は丑(うし年で「つまづき」2020年は子(ね)年で「繁栄」、2019年は亥(イノシシ)年で「固まる」した。

過去の状況はとその年を比較してみてください。

検証結果はこちらをごらんください。

干支で言われる投資格言

日本では昔から干支ごとにそれぞれ下記のアノマリーが言われています。

辰巳(たつみ)天井
午(うま)尻下がり
未(ひつじ)辛抱
申酉(さるとり)騒ぐ
戌(いぬ)笑い
亥(い)固まる
子(ね)は繁栄
丑(うし)つまずき
寅(とら)千里を走り
卯(う)跳ねる

上記アノマリーで言えば2020年までは良い相場で2021年はちょっと波乱、2022年はさらに波乱が起きやすいと言う感じですね。

2022年まではかなりこの格言どうりにほぼ推移しています。

卯年「跳ねる」とはどういう意味?

それでは卯年の「跳ねる」って投資でどういう意味があるのでしょうか?

言葉の意味の通り、上に行きやすいという意味です。

丑年でつまずいたものがようやく・・・って感じって感じですね。

ただし、格言通りにいくとすれば、辰巳(たつみ)天井ですから来年、再来年に天井がきてしまうんですけどね笑

長期でみると「戌亥(いぬい)で仕込み、辰巳(たつみ)で売る」という言葉がある通り売りどきが近づいているとも言えます。




卯年の寅年の日経平均の成績

それでは過去の卯年が実際どんな成績だったのかを直近5年を見比べてみたいと思います。

2011年の日経平均

直近の卯年は2011年です。

始値終値騰落率
10,352,198,455.35-18.3%

18.03%のマイナスでした。

2011年はかなり厳しい年でしたね。

1999年の日経平均

その前は1999年です。ノストラダムスの大予言の年ですね。

始値終値騰落率
13,79918,93437.2%

この年は37.2%というかなり大きく上げていますね。

1987年の日経平均

その前は1987年。

始値終値騰落率
18,70321,56415.3%

15.3%とこの年もかなり上げています。

1975年の日経平均

その前は1975年

始値終値騰落率
3,7174,34216,8%

16.8%とこの年もかなり上げています。

1963年の日経平均

最後は1962年

始値終値騰落率
1,4181,233-13%

13%のマイナスでした。

過去5回のまとめ

過去5回の卯年の成績は3勝2敗

1999年プラスが大きいのでトータルで見ればプラスになりそうです。

どちらにしても毎年2桁のマイナス、プラスとなっており相場はよく動く年と言えるのかもしれまえん。

その次の辰(たつ)、巳(み)は過去からも天井の傾向にありますので、仕込み時という格言どうりなのかもしれません。



2023年はどんな相場になるのか?

それでは2023年はどんな相場になるでしょうか?

こればかりはなんとも言えません。

たとえば2020年の当初ほとんどの評論家や専門家が予想していたのはかなりの弱気相場でした。

新型コロナウィルスの暴落時も総悲観でしたしね。

しかし、蓋を空けて見れば新型コロナウィルスの暴落時に買えた人が大勝利の相場となりました。

2023年はアメリカの利上げ、ロシアとウクライナの戦争、新型コロナ、日本のマイナス金利が終了する予感など動向次第で株価などは大きく動いてしまう話がたくさんありますので予想することにそれほど意味自体ないのかもしれません。

下手に予想するのではなく「相場は相場に聞け」と考えるのが正しいのかもしれませんね。



まとめ

今回は「2023年は卯年。卯年の投資格言は「跳ねる」だが・・・過去実績を検証してみた」と題して卯年の相場についてみてきました。

投資格言としてなかなか良さそうな傾向にある年です。

あくまでも投資格言に過ぎませんが、同じようなことを意識している人が増えればそちらに動く可能性もありますので知っておきたいところですね。

なお。投資のアノマリーを気にされる方は下記の本がおすすめですよ。

また、縁起を担いだり、投資カレンダーなどを見るのもおすすめです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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