2020年は子(ね)年。投資格言は「繁栄」過去実績を検証してみた

2019年はかなり強い相場となりましたね。

年初の予想だと弱気な評論家や専門家がほとんどでしたが・・・

いつも逆をいっているような・・・(笑)

それだけ投資を予想するのが難しいということです。

それでは2020年の投資に目を向けて見ましょう。

2020年は子(ね)年です。

「庚子(かのえ・ね)」

投資格言は「繁栄」となっています。

今回は子年の過去実績を検証してみたいと思います。

なお、昨年2018年は亥(イノシシ)年で「固まる」でした。成績は過去のアノマリーどうり良かったですね。

具体的な検証結果はこちらをごらんください。

また、最新の2021年はこちらの記事を御覧ください。

干支で言われる投資格言

日本では昔から干支ごとにそれぞれ下記のアノマリーが言われています。

辰巳(たつみ)天井
午(うま)尻下がり
未(ひつじ)辛抱
申酉(さるとり)騒ぐ
戌(いぬ)笑い
亥(い)固まる
子(ね)は繁栄
丑(うし)つまずき
寅(とら)千里を走り
卯(う)跳ねる

この通りに行くとすれば2020年までは良い相場で2021年はちょっと波乱になりそうな感じになっています。

子年の繁栄とはどういう意味?

それでは子年の繁栄って投資でどういう意味があるのでしょうか?

言葉の通り、ねずみは子供をたくさん生むことから繁栄の象徴とされてきました。

それもあり子年は繁栄するつまり、上げ相場になると言われているのです。

実は2019年の亥(イノシシ)年「固まる」は子(ね)の繁栄に向けての足固めの年という意味を持っています。

つまり、かなり期待できる年であると言えます。

実は過去の成績も実際によく辰年の次に高い上昇率で12干支で2番目なんですよ。

過去の子年の日経平均の成績

それでは過去の子年が実際どんな成績だったのかを直近5回を見比べてみたいと思います。

2008年の日経平均

直近の子年は2008年です。

この年は日経平均は始値が15,155.73、終値が8,859.56

-39.7%でした。

かなり厳しい相場でしたね。

1996年の日経平均

1996年は日経平均は始値19,945.68、終値が19,361.35

-6.1%でした。

微減といった感じですね。

1984年の日経平均

1984年は日経平均は始値9,927.11、終値が11,542.60

16.3%のプラスでした。

いい感じの相場でしたね。

1972年の日経平均

1972年は日経平均は始値2,712.31、終値が5,207.94

92.0%のプラスでした。

この年は1年で倍近くまで上がっています。恐ろしい相場でしたね。

1960年の日経平均

1960年は日経平均は始値869.34、終値が1,356.71

56.1%のプラスでした。

1960年もかなり良い相場となっています。

過去5回のまとめ

過去5回の子年の成績は3勝2敗

上昇率も悪くありません。とくに古い1960年と1972年の2回は上昇率がすごいですね。

しかし、ちょっと気になるのが直近の2008年ですね。

日経平均がかなり落ち込んでいますが、これリーマンショックなんですよ。

前回の子年にはリーマンショックが起きていると考えれば微妙な気持ちになります・・・

2020年はどんな相場になるのか?

それでは2020年はどん相場になるでしょうか?

こればかりはなんとも言えません。

実際2019年の当初ほとんどの評論家や専門家が予想していたのはかなりの弱気相場でした。

前年がいまいちだったので仕方ないでしょう。

しかし、蓋を空けて見れば初値が19,561.96が終値23,656.62とかなりの上昇となっています。

専門家や評論家が予想を当てられないものを素人が予想できるわけがありません。

しかし注目すべき材料を押さえておくことは大事ですね。

2020年にはオリンピックが開催されます。

国内では消費税増税による消費の落ち込みが数字としても出ています。

キャッシュレス還元も終わった後にどれだけ落ち込むのかちょっと怖いところがあります。

最近だと日産のゴーン氏の逃亡問題もありました。

海外に目を向けるとアメリカと中国の貿易戦争、北朝鮮問題、イギリスのEU離脱問題などいろいろな懸念材料もあります。

これらの動向次第で株価などは大きく動いてしまうので予想することにそれほど意味自体ないのかもしれません。

下手に予想するのではなく「相場は相場に聞け」と考えるのが正しいのかもしれませんね。

まとめ

今回は「2020年は子(ね)年。投資格言は「繁栄」過去実績を検証してみた」と題して子年の相場についてみてきました。

過去のデータだと子年は良い傾向の年ではありますね。ただし、リーマンショックがあった干支であったことも知っておきたいところですね(笑)

投資のアノマリーを気にされる方は下記の本がおすすめですよ。

また、縁起を担いだり、投資カレンダーなどを見るのもおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フェイスブックページ、ツイッターはじめました。

「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです

2020年は子年、投資格言は繁栄
最新情報をチェックしよう!