施主検査で判明した施工不良をご紹介。大手ハウスメーカーでも色々あるぞ

勢いで注文住宅を契約。

もう少しで引き渡しとなります。

今回は私が実際に先日行われた施主検査で見つけた施工不良をご紹介しましょう。
大手ハウスメーカーでも意外とあるんですよ。
大手で頼んだからといって油断は禁物です。
これから家を買う方は参考にしてみてください。

外壁の模様がズレている

まずひとつ目が外壁の模様が立面図と違うというものがありました。

外壁を出すと家がバレバレになりかねないので写真は載せませんが、模様がズレているところがあったんですよ。

言葉で説明するのはちょっとわかりにくいですが模様が真っ直ぐになっていなく多少歪になっているというのと、余分に目地がある箇所があったのです。

私はひと目で違和感を感じてしまいました・・・

ハウスメーカーの対応

ハウスメーカー(現場責任者)は

こういうものです。
ある程度は仕方ありません。
という言い訳をしていましたね。
建築士、営業、現場責任者3人がかりで外壁の仕組み上どうしても発生してしまう内容であること(余分に目地がある箇所)、自社の展示場でもこうなっているんですよっていう画像を見せて説得をしようと試みてきました笑
しかし、一度気になると違和感は消せないレベルでしたし、立面図と違っていることを指摘したら対応してくれることに。
大掛かりな作り直しではなく、補修で調整しているので完璧ではありませんが、意識しないと違和感ないレベルには仕上げてくれました。
これは言わなかったら泣き寝入りとなるところでしたね。



ベランダタイル(クレガーレ)の浮き

次はベランダのタイル浮きです。

クレガーレ(ベランダタイル)浮き
クレガーレ(ベランダタイル)浮き

わかりますかね?

タイルや網のところが水平になっておらず波打っています。

その影響なのかその部分のシート?もよれています。

なお、これは玄関などに使うタイルのようにモルタルで固めてあるわけではありません。

クレガーレというバルコニー用のタイルで、タイル同士を引っ付けて上から載せているだけみたいな代物です。

ハウスメーカーの対応

ハウスメーカー(現場責任者)は

フェンスに土台があり
多少段差があるから
浮いても仕方有りません
という言い訳をしていましたね。
タイルを外して見せてもらいましたが、たしかにフェンスの土台のところに多少段差があり、上から載せるタイルなのでそれを拾って浮いてしまっているようです。
ですから当初は
仕様です。
治せません。
との回答。
しかし、どう見てもみっともないタイル浮きで納得できません。
ちなみに今住んでいる家もおそらく同じタイル(クレガーレ)を使っていますがそうなっていないんですよ。
また、ネットでみてもクレガーレで浮いているような事例はでてきません。
よく調べてみると端まできれいに納めるための幅調整材がそのタイルメーカーから発売されており、元々それで調整するような仕組みになっているのです。
設計上のミスなのか、施工側の問題なのかわかりませんが、幅調整材を使わなかったことによりこの波打ちが生じてしまっているようでした。
ですからそれを指摘すると検討するとのこと。
まだ検討中で解決していませんが、これも言わなければそのまま引き渡しされるところでしたね。



クロスのつなぎ目

次はどのハウスメーカーの施主検査でもよく聞くクロス関連。

うちの場合は見つけたのは1箇所だけでした。

クロスのつなぎ目
クロスのつなぎ目
この面1列にクロスのつなぎ目なのか、下地のつなぎ目なのかが見えてしまっています。

ハウスメーカーの対応

ハウスメーカー(現場責任者)は

ある程度は仕方有りません。
とこちらも同じ言い訳をしていましたね。
どの程度まで補修できるかはわかりませんがやってみますとのことでした。

床鳴り

次も新築でよく聞く「床鳴り」です。

床がパキッと音がする箇所があるってやつです。

これも何箇所かありました。

ハウスメーカーの対応

ハウスメーカー(現場責任者)は

新築の場合、接着が安定するまで
鳴ることがあります。
とのこと。
これは床の作り方によるようですが、私が契約したハウスメーカーでは新築当初はある程度床が鳴る想定とのこと。
1年くらいしてもなるようならまた連絡してくださいとのことでした。
元々もらっていたチラシにも書いてあったのでこれは様子見ですかね。
同じハウスメーカーで建てた方で床鳴りがどうしても許容できずに戦ってらっしゃる方もお見えのようですので、対策としてチラシに書いてあったのかもしれません。




まとめ

今回は「施主検査で判明した施工不良をご紹介。大手ハウスメーカーでも色々あるぞ」と題して施主検査の指摘事項をご紹介しました。

大手ハウスメーカーなら安心と思っている方も多いと思いますが、所詮人がやる仕事です。

ミスは結構あるんですよ。

しかし、現場監督は極力大きな改修や補正はしたくない。

ですからこちらが言わないとやってくれないってケースが多いってこと。

言っても極力言いくるめたいと思っているということ。

気になるところはどんどん指摘した方が良いですし、戦ったほうが精神衛生的によいでしょう。

今回私が指摘した外壁やベランダタイルなど言ってもすぐ動かなかったですしね。。。

ハウスメーカーによっては引き渡し後はなかなか対応してくれないって話も聞きますし、引き渡しまでが勝負です。

ちなみに私がすでに後悔している内容はこんな感じです。

特にホームインスペクターをはじめから入れておけばこんなとこで悩んだり、ハウスメーカーと戦わないでよかったのに。。。って後悔が大きいですね。

これから注文住宅を検討されている方は私のように後悔しないように間取りなどはいろいろ見ておくとよいですよ。
ぜひ反面教師にしてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
大手ハウスメーカーでも・・・施主検査で判明した施工不良をご紹介
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