SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド 愛称雪だるま(QQQ・NASDAQ100)爆誕!

新しいNISAが2024年から始まることを見越してなのか、最近投資信託界隈が再び信託報酬率で争いが激化してきました。

最近でもたわらノーロードシリーズが信託報酬の引き下げを発表すれば、すぐにeMAXIS Slim シリーズが対抗するなんてこともありました。

そんな中、今まであまり争いが起きてなかった「NASDAQ100」をベンチマークとした投資信託の分野に新たな商品が登場します。

SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド 愛称:雪だるま(QQQ・NASDAQ100)です。

今回はSBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドについて詳しく見ていきましょう。

雪だるま(QQQ・NASDAQ100)の概要

まずは「SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド 愛称:雪だるま(QQQ・NASDAQ100)」の概要から見ていきましょう。

ファンドの名称SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド

愛称:雪だるま(QQQ・NASDAQ100)

運用会社SBIアセットマネジメント株式会社
ベンチマークNASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)
設定日 2023年8月23日

SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドはNASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとした投資信託です。

雪だるま(QQQ・NASDAQ100)の手数料

次に手数料を見ていきましょう

信託報酬率

SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドの信託報酬率は

年率0.0638%程度(税込)
となっています。
今の時点でNASDAQ100をベンチマークとした投資信託で最も低い信託報酬率となっています。
ただし、SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドはETFを買う投資信託となっており投資先ETFの経費率0.175%以内を考慮すると実質的な信託報酬率は年率0.2388%以下となります。
なお、購入するETFはインベスコQQQトラストシリーズ1 【QQQ】とインベスコ NASDAQ100 ETF【QQQM】です。

購入時手数料

購入時手数料は

ありません

となっています。

信託財産留保額

信託財産留保額は

なし
となっています。
ただし、信託財産留保額はなしが得とは一概には言えない部分もあります。

競合投資信託などとの比較

ライバルとなる投資信託と比較してみましょう。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください

ファンド名ベンチマーク信託報酬率(年率、税込)
ニッセイNASDAQ100インデックスファンドNASDAQ1000.2035%程度
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドNASDAQ1000.2388%(ETF含む)
PayPay投信NASDAQ100インデックスNASDAQ1000.418%
eMAXIS NASDAQ100インデックスNASDAQ1000.44%
NZAM・ベータNASDAQ100NASDAQ1000.44%
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスNASDAQ1000.495%

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドに次ぐ低い信託報酬となっています。

運用次第によっては逆転しちゃうレベルの差ですから今後注目です。

ちなみに東証上場のETFにも以下の商品があります。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください

ファンド名ベンチマーク信託報酬率(年率、税込)
NEXT FUNDS NASDAQ100NASDAQ1000.22%
MAXISナスダック100上場投信NASDAQ1000.22%
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)NASDAQ1000.22%

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドと上記のETFとの比較になりそうです。

雪だるま(QQQ・NASDAQ100)の取り扱い金融機関

SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドの取り扱い金融機関で今の時点では下記です

SBI証券

SBIアセットマネジメント株式会社の商品は証券会社や銀行で多く扱っていますので、今後扱いは増えてくるものと思われます。



NASDAQ100指数とは

「SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド」がベンチマークとする「NASDAQ100指数」について解説もしておきましょう。

NASDAQ100指数は名前のとおり、NASDAQ(ナスダック)を対象とした指数です。

NASDAQはアメリカの新興企業向けの株式市場で、IT系など比較的若い企業が多く上場しています。

ただし、NASDAQ100はNASDAQの全ての銘柄が対象ではなくNASDAQの中の時価総額が大きい非金融業100社の株式で構成される株価指数です。

少し古い資料ですが、こんなイメージですね。

ナスダック100構成銘柄

出典:大和アセットマネジメント「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」より

NASDAQ100の過去成績

NASDAQ100過去成績

出典:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 目論見書より

上記はNASDAQ100の過去成績(年間騰落率)と他の資産クラスとの比較です。

ここしばらくはマイナスとなってしまっているNASDAQ100ですが、それまではかなりの成績だったのがわかります。

他の資産クラスと比較すると最大値も最小値も低いつまり、ハイリスク・ハイリターンのベンチマークであることもわかりますね。

NASDAQ100の組入上位銘柄

参考までに同じNASDAQ100をベンチマークとしたeMAXIS NASDAQ100インデックスの2023年2月28日の月次レポートによる組入銘柄上位10銘柄をみてみましょう。

銘柄名組入比率
Apple12.0%
MICROSOFT11.8%
Amazon6.1%
NVIDIA4,7%
TESLA4.2%
ALPHABET INC-CL C(Google)3.5%
ALPHABET INC-CL A(Google)3.5%
META3.1%
PEPSICC2.0%
BROADCOM1.9%

アメリカを代表する企業ばかりです。

これらの企業に投資をしたいと考えるならありな選択肢でしょう。



まとめ

今回は「SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド爆誕!」と題してSBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドのレビューを見てきました。

結論としては以下のとおりです。

NASDAQ100のインデックスの本命?
投資と猫
koge

評価:5米国株(NASDAQ100)をベンチマークとした投資信託としてはニッセイNASDAQ100インデックスファンドのライバルとなりえる商品が登場しました。信託報酬率の差はありますが、実質コストや資産残高含めて後の動向に注目ですね。

なおSBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドの取り扱いはSBI証券です。

CHECK!   SBI証券

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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