今年(2023年)のゴールデンウィーク(以下GW)はカレンダーに恵まれ長い方で9連休となります。
コロナ開けということもあり旅行の予約なども大盛況のようです。
しかし、今回の大連休、過去にあまりないレベルでいろいろなところで混乱を招きそうなのです。
特に銀行関連はシステムメンテナンスも数多くあります。
今回はGWの連休で事前準備や注意が必要なことをまとめてみます。
2023年のGW(ゴールデンウィーク)のスケジュール
2023年のGWは以下の日程となります、
4月30日(日)
5月1日(月)
5月2日(火)
5月3日(水):憲法記念日
5月4日(木):みどりの日
5月5日(金):こどもの日
5月6日(土)
5月7日(日)
5月1日と2日に休みを取れば9連休となりますね。
2023年GWの銀行関連の注意点
まずは銀行関連から見ていきましょう。
銀行窓口の営業
連休中は銀行法の定める休業日となるため基本的に銀行の窓口も休みとなるところがほとんどのようです。
ですから多くの銀行の窓口はこんな感じのスケジュールとなるでしょう。
4月29日(土):休み
4月30日(日):休み
5月1日(月):通常どうり
5月2日(火):通常どうり
5月3日(水):休み
5月4日(木):休み
5月5日(金):休み
5月6日(土):休み
5月7日(日):休み
5月8日(月):通常どうり
さらに4月28日、5月1日は月末月初であることもありますからかなりの混雑が予想されます。
ですからその前に窓口での銀行手続きが必要な方は済ませておくのがよいでしょうね。
GW中のATM
こちらも銀行によるようですがGW中もATMは稼働する予定となっています。(多くの銀行は手数料等は休日扱い)
普段キャッシュレス決済の方もある程度現金は必要になる場合もありますから、ある程度は用意しておきましょう。
また、4月28日、5月1日はATMの大混雑が予想されますからご注意くださいね。
なお、ゆうちょ銀行のATMはシステムメンテナンスで以下の期間停止されます。
銀行振込みの扱い
銀行振込は2018年10月9日から一部銀行でモアタイムシステムというものが導入されています。
モアタイムは大手はたいてい加入済でそこに加入している金融機関同士であれば原則として振込の即時入金が可能となっています。
ただし、ATMやインターネットバンキングで振込をするには限度額が設定されている場合がほとんどですからそれを超える場合は窓口での振込が必要となるでしょう。
前述のように連休前後は窓口の混雑が予想されますので、連休前にお早目に手続きをしておきたいところですね。
モアタイムシステムや銀行振込が反映される時間、営業時間等については詳しくは下記記事を御覧ください。
商売やネットオークションなどの個人間取引をしていると、相手方から「振込したよ」と連絡があったのに銀行で通帳記帳したり、ネットバンキングで見ても振込が確認できないというトラブルはよくあります。私も何度か経験したことがありますね。[…]
口座引き落とし日はどうなる?
連休中に口座振替日が設定されている場合、基本的に口座からの引落日は翌営業日扱いとなります。(契約により前倒しの場合もある)クレジットカードなどは27日引き落としのものが多いと思います。
また、月末引き落としの支払いなどもあります。
これらは基本的に翌営業日扱いとなります。
2023年の場合は5月1日になるケースが多いでしょう。
4月28日までの引き落としのものまでは通常どうりに処理されますのでそのあたりも覚えておきましょう。
給料日等はどうなる?
給料日等はどうなるのでしょうか?これも会社の決まりによります。
25日給料日の会社の場合は通常どうりですが、月末が給料日の場合には前営業日(4月28日)扱いまたは翌営業日(5月1日)となります。
これは会社がどちらにするのかを選択できますので会社にご確認ください。
就業規則の別表等に記載がある場合もあります。
経理処理の都合を考えると前営業日払いの会社が多いですが、作業時間の問題や資金繰の問題のため翌営業日としている会社もあります。
とくに翌営業日(5月1日)となっている場合にはかなりの混雑が予想されますのでちょっと注意が必要かもしれませんね。
よほど大丈夫だとは思いますが、会社がきちんと処理をしていても銀行が遅延して朝にATMで降ろそうとしても反映されてないなんて可能性も有り得なくもないと思われます。
ピン札(新札)が必要な方は早めに
連休中に結婚式があるなどピン札(新札)が必要な方は早めに用意しておきましょう。
もし間に合わない場合は下記記事を参考にしてみてください。
結婚式のご祝儀を用意するのを忘れていたときなど急に土日や祝日などに新札(ピン札)が必要だったりするケースありますよね。10連休などの休みが続くときはなお困る方が多いでしょう。そこで今回は土日、祝日に小銭やピン札(新札)が必要[…]
土日、祝日でも開いている銀行が狙い目
土日祝日でも窓口が開いている銀行もあります。
GW中も開いている可能性が高いですからそこが狙い目かもしれません。
詳しくは下記記事を御覧ください。
銀行は長らく全行統一の営業時間でした。しかし、最近では一部銀行で違った営業時間のスタイルを取るケースがでてきました。使う側からすると少しでも営業時間や営業日は多いほうがありがたいですしね。今回は営業時間からおすすめ銀行を考え[…]
2023年GWの郵便局関連注意点
郵便局も同様ですね。
郵便窓口
郵便の窓口は基本的に銀行と同様にお休みとなります。
ただし、後述するゆうゆう窓口は空いていますので郵便を送ることは可能となっています。貯金などの関連はできませんのでご注意位ください。
書留、速達、ゆうぱっく
GW中も書留、速達、ゆうぱっくなどは配達されます。
日曜・祝日・休日も配達される仕組みのものなので当然といえば当然でしょう。
ただし、混雑する可能性がありますので通常よりは配達が遅い可能性はありますね。
ヤマト運輸や佐川急便のような宅配も同様です。
普通郵便
普通郵便は土曜日・日曜・祝日・休日は通常配達されません。
そのためGWも通常のルールどうりなら配達はされないのです。
一部大きめの郵便局でしたらという土曜日、日曜日、祝日、年末年始(一部は24時間営業)も対応している「ゆうゆう窓口」という窓口があります。ゆうゆう窓口でしたら書留、速達、ゆうぱっくもGW中も送れますね。
2023年GWの市役所・行政機関の注意点
市役所や行政機関も銀行と基本的に同じです。10連休中はお休みとなります。
ただし、行政機関や自治体によっては土日祝も一部だけ開所しているところもあります。
婚姻届
たとえばどうしてもGW期間中に婚姻届をだしたい方もみえると思います。
この場合には夜間窓口で受付をしてくれます。夜間窓口で受け付けをしたものは基本的にその日の受付となります。
ただし、不備等があるとその日の入籍扱いにならないこともありうようですからお気をつけください。
住民票、戸籍謄本など
住民票や戸籍謄本も当然、窓口が開いていない場合は受け取ることはできません。
ただし、マイナンバーカードを使ったコンビニで印刷できる自治体であればGW中も発行が可能です。
必要な方は今のうちにマイナンバーカードを作っておくと良いかもしれません。
マイナンバーカードについてはこちらの記事を御覧ください。
私がマイナンバーカードを取得して1年くらい経ちましたがここのところ連続して役に立っています。まだまだ持ってない方が多いマイナンバーカードですが活用範囲が徐々に広がってきました。今回はマイナンバーカードのメリット、発行方法について見て[…]
GW前後は大混雑かも
市役所や各種行政機関も銀行と同じくGW前後は大混雑が予想されます。
必要な方はできるだけ早めに行っておくのがおすすめですね。
まとめ
今回は「2023年GW (ゴールデンウィーク)の連休で事前準備や注意が必要なことまとめ。現金引き出し、銀行振込、口座引き落とし、給料日など」と題してGWの連休のお話をみてきました。
今回の連休はかなりの混乱が予想されます。予め準備をしておきたいですね。
重要なポイントをまとめるとこんな感じです。
○5月1日にまとめて引き落としがあるので口座残高に注意
○銀行、郵便局、行政機関で必要な手続きはGW前に早めに済ませておく
○株式などGW中の海外の相場の上げ下げが怖い方は一旦ポジションを減らしておく
○急ぎの郵便は書留、速達、ゆうパック等で。
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