分散投資するなら相関関係を見よう【iDeCo/イデコ】【つみたてNISA】

分散投資は相関関係を意識する

ポートフォリオ理論による分散投資


長期投資をされる方は分散投資をしてリスクを減らすことを考えられると思います。

どの本を読んでも分散投資を勧められているケースが多いです。

特にこのサイトでも何度もご紹介しています個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)やつみたてNISAなどは分散投資しやすいサービスとなっていますね。
この分散投資は「ポートフォリオ理論」による値動きの違うものに複数投資をするとリスクが低下するという理論に基づいているのです。

ただ分散投資といってもやり方次第ではあまり意味がないケースも多く見受けられます。

実際、日本のアクティブファンドを複数購入して分散投資していると言っている方もいます。

中には同じベンチマークのインデックスファンドで分散している方も見えました。

まったく効果はないとはいいませんが・・・

今回はそんな分散投資について考えてみたいと思います。

あまり意味のない分散投資とは

それではあまり意味のない分散投資について考えてみたいと思います。

これは値動きがほとんど同じものに分散投資をする場合です。

たとえば日経平均とTOPIXに分散投資をしたとします。日経平均とTOPIX

上記は日経平均とTOPIXの1年チャートです。

多少ずれはあるもののほぼ同じ値動きです。

まったく同じではありませんので多少の分散効果はあるものの分散効果のリスク軽減効果はそれほど期待できないでしょう。

前述の同じようなアクティブファンドや同じベンチマークのインデックスファンドに分散投資する場合はこれと同様です。

同じような値動きのものでは分散効果はあまり得られません。


相関係数をみよう

それではどの資産とどの資産を組み合わせればよいのでしょうか?

それを考えるときに有効なのが相関係数です。

大学などで統計の勉強をやったことある人は聞いたことが有るかもしれません。

相関係数とは

相関係数とは2つの変数の間の相関(類似性の度合い)を示す統計学的な指標のことです。

投資に置き換えればその資産ごとの値動きがどれくらい近いかを表します。

相関係数は最高が1で最低が−1です。

1に近ければ近いほど同じ動きであり、(正の相関)

−1に近ければ近いほど正反対の値動きとなります。(負の相関)

0に近いほど相関関係がないことを表します。

分散投資を狙うならこれが低いほうがいいということになります。

相関係数によって何が言えるのか?

たとえば下記はモーニングスター社が計算した主要資産の相関関係一覧です。

例えば国内株式と世界リートは0.85、先進国債券は0.76とかなり高い相関関係にあります。

つまり、国内株式と世界REIT、先進国債券の3つに分散したとしても値動きは似ているためあまり分散投資に効果を発揮できないということです。

また、先進国株式と先進国債券は0.88、新興国株式は0.87、新興国債権は0.87とかなり相関関係となっており分散投資してもリスクはそこまでさがってこないのです。

逆に先進国株式は国内債券と-0.13ですからある程度逆の動きをしていることがわかります。

また、こんなことも言えます。

国内債券はリターンがかなり低いことから敬遠されがちですが、先進国株式、先進国債権、新興国債権、コモディティと負の相関にあり、国内REIT以外の資産もかなり低めの相関となっており分散投資には効果が高いこともわかるでしょう。

もちろんこのデータは過去の値動きによるものですから、今後も同じとは言い切れませんが参考になるデータではないでしょうか?

モーニングスター主要資産相関関係

主要資産の相関係数

相関関係から分散投資先を選ぶ方法

できるだけ相関関係のないものや負の相関関係にあるもの同士を組み合わせることで分散投資の効果をあげることができます。

そうなればリスクが減るのです。

各資産のリターンに注目しがちですができるだけ違う値動きのものを混ぜるようにするとポートフォリオ全体でのリスクとリターンは向上するでしょう。

まとめ

今回は分散投資におけるリスクとリターンに大きな影響のある相関関係についてみてみました。

相関関係を意識するだけでもポートフォリオ全体のリスク・リターンは向上します。

ぜひ意識してみてくださいね。

今イデコに加入するならこの4社から選ぼう

イデコを始めるにはまずどこの金融機関で始めるのかを決めなくてはなりません。

たくさんの金融機関、証券会社が取扱をはじめていますので迷う方も多いでしょう。

私は今もし、加入するならSBI証券かイオン銀行、楽天証券、マネックス証券の4択で決まりだとおもいます。

その中でもマネックス証券 iDeCoが筆頭候補となります。
信託報酬がほとんど最安値でスキがありません。

次点がSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」かな。
SBI証券はたくさんの運用商品があり、信託報酬も安いものも多くあります。
そのため選択の楽しさがあるでしょう。
また、ひふみ年金やジェイリバイブのようなアクティブファンド、iFree8資産やダウ、グローバル中小などの人気商品の取扱もポイント高いですね。

イオン銀行iDeCoはたわらシリーズが充実していたり、ひふみ年金の取扱があります。
このあたりに興味持つ方は選択肢として全然ありです

楽天証券 確定拠出年金は楽天スーパーポイントがたまったり、セゾン投信なんかに加入できます。
また、将来的に楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった人気商品の取扱も期待できます。

総合して考えるとこの4つのどれかに加入すれば後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですね。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)については下記の記事も合わせて読んでいただくと理解しやすいと思います。




読んでいただきありがとうございました。

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