個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)の運用商品ランキングベスト10

先日読者様から質問メールが有りましたのでそれについでお答えしたいと思います。

質問の内容を簡単に書くと下記のような感じです。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で人気の運用商品は?

「個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で運用商品のランキングとかあるのでしょうか?人気商品が知りたいです」

小売店や飲食店に言ってもはやり一番人気とか言われると注文したくなっちゃいますね。

それと一緒で個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)の人気運用商品を知りたいのは当然でしょう。

いろいろ調べた所、私の使っているSBI証券はランキングを発表していますが他の証券会社や銀行は発表していないようです。

ですので今回はSBI証券のランキングを元に人気運用商品を見てみたいと思います。

一位 レオスーひふみ年金

一位は予想どうりレオスのひふみ年金でした。

ひふみ年金はひふみ投信の確定拠出年金商品で同じマザーファンドで運用しています。

またひふみシリーズはSBI証券の投資信託部門でもひふみプラスが一位となっています。

大変人気が高いですね〜。

ファンドマネージャーの藤野さんが有名人でWBSにコメンテーターとして出演されたりカンブリア宮殿で特集されたりして人気に火がついております。

アクティブファンドでありながら0.8208%という信託報酬で実績が高めなのも大きいでしょうね。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)でひふみ年金を買える金融機関

現在、個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買えるのはSBI証券イオン銀行のみです。

もし、すでにイデコを始めていてお使いの金融機関では取扱がない場合は投資信託を買う方法もあります。

投資信託ならばひふみ投信がレオスのひふみ投信から直接注文することができます。

また、各証券会社などでひふみプラスが注文することはできます。

こちらはどれも同じマザーファンドで運用していますので基本的に値動きは同じです。

詳しくは下記を御覧ください。

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スリッパの法則

二位 ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス

二位はニッセイのDCニッセイ外国株式インデックスです。

先進国株のインデックスファンドですね。

こちらはSBI証券で1番信託報酬のやすい先進国株のインデックスファンドなので人気となっています。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

ニッセイのDCニッセイ外国株式インデックスを扱っているところはSBI証券ですが、同様の先進国株のインデックスファンドでしたら基本的に値動きは同じです。

そのため信託報酬を比較してそれほど大差がないならばお使いの金融機関の先進国株式のインデックスファンドを購入すればよいでしょう。

また、こちらのDCニッセイ外国株式インデックスも投資信託で購入することはできます。

三位 大和-iFree8資産バランス

3位は大和のiFree8資産バランスです。

こちらはおもしろいコンセプトの商品でどの資産が上がるかなんて予想できない。

だったらはじめから国内株、先進国株、新興国株、国内債権、先進国債権、新興国債権、国内REIT、先進国REITの8資産に均等に投資をするというコンセプトです。

個人的には結構好きですね。

信託報酬もかなり安くおすすめできる運用商品です。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

現在のところSBI証券のみの扱いとなっています。

最近他の運用会社も同様の商品を投資信託で発表していますので個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)でも扱いが開始される可能性はあります。

また、こちらも同様に投資信託でも購入することができます

四位 SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>

四位はSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>です。

こちらはSBI証券の取扱商品の中でトータルリターンが最も高い商品で人気があります。

少し信託報酬が高いのが気になりますが、リターンが大きいため現在の状態が続くならばぜんぜんありでしょう。

私も少額だけイデコで買っていますがポートフォリオで1番リターンが大きくなっています(笑)

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

これはSBIの商品でもありますので取扱はSBI証券のみとなっています。

ただし、こちらも投資信託ではSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブが購入することができます。

投資信託ランキングでもひふみプラスに次いで二位の人気商品となっています。

五位 EXE-i新興国株式ファンド

五位はEXE-i新興国株式ファンドです。

こちらは個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える運用商品の中で最安の信託報酬を誇る商品です。

これもSBI証券のみでの購入が可能となっています。

アセットアロケーションに新興国株式を入れたい場合は必須ですね。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

こちらもSBI証券のみの取扱です。

他の証券会社や銀行と比べて新興国株式の分野はSBIの独走となっています。

投資信託では新興国株式のインデックスファンドでEXE-i新興国株式ファンドよりも信託報酬が安い商品もでていますのでそれらを買う方法もあります。

六位 三井住友-三井住友・DC日本株式インデックスファンドS

六位は三井住友-三井住友・DC日本株式インデックスファンドSです。

SBI証券で最も信託報酬が安い日本株式のインデックスファンドです。

SBI証券ではさらなる値下げの案内もでていましたね。

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個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

こちらはSBI証券と楽天証券で購入できます。

扱っているのは二社だけですが同様の日本株式のインデックスファンドでしたら基本的に値動きは同じです。

そのため信託報酬を比較してそれほど大差がないならばお使いの金融機関の日本国株式のインデックスファンドを購入すればよいでしょう。

また、こちらを投資信託で購入することはできます。

七位 大和-iFree NYダウ・インデックス

次は大和-iFree NYダウ・インデックスです。

NYダウをベンチマークとしたインデックスファンドは現在個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買えるのはこれだけです。

アメリカに投資したい人にはもってこいでしょう。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

こちらもSBI証券のみとなっています。

これが魅力でSBI証券を選択される方もいるくらい魅力的な商品です。

ただし、投資信託でもiFree NYダウ・インデックスは買えますし、たらわシリーズのダウも発売されています。

イオン銀行やみずほ銀行、楽天証券などの取扱が待たれるところですね。

八位 三井住友・DC外国債券インデックスファンド

八位はようやく株以外となっています。三井住友のDC外国債権インデックスファンドです。

SBI証券の海外債権で最安の信託報酬となっており人気となっています。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

こちらもSBI証券で買うことができます。

ただし先進国債権は他の金融機関も負けてはいないところが多くなっています。

信託報酬を確認して大差なければそちらでよいでしょう。

九位 ニッセイ-DCニッセイ日経225インデックスファンドA

九位は日経225をベンチマークとしてインデックスファンドとなっています。

こちらもSBI証券で日経225をベンチマークとした運用商品で最安の信託報酬で人気です。

6位の三井住友・DC日本株式インデックスファンドSはTOPIXをベンチマークとしています。

日経225とTOPIXは違う指標ですし多少値動きも違いますが方向性は同じとなっています。

そのため好みに応じてどちらかを選択する感じでよいかもしれません。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

こちらもSBI証券で買うことができます。

楽天証券などはたわらノーロード日経225などを取り扱っています。

同じベンチマークでしたら値動きはほとんど同じです。

信託報酬が同様ならばそちらを選択すればよいでしょう。

もちろん投資信託でも買えます。

十位 日興ーDCインデックスバランス(株式60)

最後10位は日興のDCインデックスバランス(株式60)です。

DCインデックスバランスは20,40、60、80と株式比率に応じた商品ラインナップとなっています。

ちなみに数字は株式比率です。

そのうち60が人気なんですね。ちょっと意外です。

このシリーズはどれも信託報酬がかなり安いのでオススメできる運用商品です。

個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で買える金融機関

こちらもSBI証券で買うことができます。

また、この商品はDC専用ですので投資信託などでの販売はありません。

しかし、似たようなコンセプトの商品はありますのでそちらを選ぶのも選択肢としてあるでしょう。

ただし、DC向きは少し信託報酬が安い傾向にありますのでお得な運用商品とも言えます。

まとめ

今回は個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)の人気商品をみてみました。

現在ランキングを公開しているのがざっとしらべたところSBI証券しかありませんでしたのでちょっと偏ったランキングとなっていますがおそらく他の金融機関でも似たランキングになっていると思われます。

運用商品の選択にお役立ちいただければ幸いです。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
5

SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

マネックス証券iDeCo
5

マネックス証券 iDeCo

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

松井証券iDeCo
5

松井証券【iDeCo 口座開設申込】

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

大和証券iDeCo
4.5

大和証券 iDeCo

運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

楽天証券iDeCo
4.5

楽天証券 401K用プログラム

楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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