コストコ(costco)という名前を聞いたことがある方は多いでしょう。
アメリカ生まれの大型小売店です。
海外生まれの小売店は日本に進出してもなかなかうまく行かず撤退するケースが多いのですが、コストコはすでに年間売上がスーパーのトップ10にランクインするまで成長しています。
日本でもある程度受けいれられているんですよね。
近隣のコストコはいつ行っても大混雑です。
コストコは他では見かけないような高品質なオリジナル商品、日本ではあまり出回っていない商品、定番の商品でも他ではない大きなサイズの商品がおいてあることでも評判なんですよ。
肉などは他の小売店ではまず見かけないような塊で販売されていて初見だとびっくり(笑)
また、後述するビジネスモデルの違いがあるため価格もかなり安く抑えられています。
そんな他の店舗と大きく違うコストコに一度は行ってみたいと思っている方も多いと思います。
しかし、ネックとなるのが会費です。
コストコは会員にならないと入場できないのです。
会費も年間4,840円(税抜)と安くありませんのでよく行く人でないと元は取りにくいのです。
今回はそんなコストコに無料で入る方法をご紹介しましょう。
ちなみにうちはエグゼクティブメンバーです。
車で30分くらいのところにあるので月に1度くらいのペースで行っていますね。
コストコとは
コストコはアメリカ生まれの会員制倉庫型小売店です。
倉庫型というだけあってまんま倉庫のような見た目、倉庫のような展示がされており、安い商品が大量においてあります。
見た目のインパクトもすごいですが、ビジネスモデルも他の小売店とは大きく異なります。
利益のとり方が他の小売店と違う
利益のとり方が他の小売店とは大きく違い、コストコは一つ一つの商品はかなり安価に設定されています。
原価率は90%超えと他の小売店では考えられない価格設定なんですよ。(商品によっては1個の量が多いですけどね)
原価率とは簡単に言えば「売上に対する原価の割合のこと」を指します。
小売店で言えば商品の仕入れにいくら掛かったのかということです。
高ければ高いほどそのお店が利益をとっていないということになります。
これは1つ1つの商品で利益をあげるのではなく会費で儲けるというビジネスモデルだから実現できているのです。
コストコからしたら会費が収益の主ですから安定して利益が稼げますし、安く提供ができます。
会員からしても年会費さえ払ってしまえばあとの買い物は非常にお得ですからある意味理にかなったビジネスなのです。
また、会員になると会費の元を取らなくては損ですからよりたくさん買ってくれるという心理が働くのも大きいでしょうね。
実際普段あまり安売りされないようなApple商品やPS5、Xboxなどのゲーム機もコストコだとネットの価格よりも安かったりします。
家電などでもアマゾンや価格コムの最安値店よりも安いなんてこともよくあります。
コストコの会員は3種類
コストコの会員は3種類あります。
通常の個人会員(ゴールドスターメンバー)、法人用のビジネススターメンバー。
さらに最上位会員資格のエグゼクティブメンバーです。
また、それぞれ家族カードを1枚発行できます。
それぞれの違いと会費は以下のとおりです。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
個人会員 ゴールドスターメンバー | 法人会員 ビジネススターメンバー | 最上位の会員資格 エグゼクティブメンバー | |
会費/年間(税込) | 4,840円 | 4,235円 | 9,900円 |
エクゼクティブリワード | – | – | 最大2% |
通常の会員(個人、法人)とエグゼクティブメンバーの違いは最大2%のエクゼクティブリワード(ポイント)がつくかつかないかということです。月2万円以上利用する方はエグゼクティブメンバーの方が得な計算となります。
法人会員(ビジネスメンバー)は法人や自営業者が対象のカードです。追加会員制度があり、会社の従業員が一人4,235円で6名まで加入ができます。
一般的な個人会員(ゴールドスターメンバー)は年間4,840円の会費となります。
これでも安くはありませんよね。よく行く人はこの価格を払っても割安商品をたくさん買えば元が取れるでしょうが、そうでもない方にとってはなかなかハードルが高い価格設定ですよね。
そこで今回は無料でコストコに入場できる方法をご紹介しましょう。
コストコに無料で入場する方法
コストコでは入り口で店員さんが会員証のチェックをしています。
そのため、会員しか基本的に入ることはできません。
しかし、いくつかの方法では無料で入場することが可能なのです。
会員と同伴する
一番簡単な入場方法は会員と同伴することです。
会員カード一枚で会員本人と大人2名まで入場が可能です。
また、18歳未満の子供に関しては人数制限はありません。
つまり、一人が会員カードを持っていれば同伴者大人2名+子供何人でも入場が可能なのです。
とりあえず試しにコストコに入ってみたいという方は会員カードを持っている同伴させてくれる人を探すのがオススメですね。
注意点
ただし、1点注意点があります。
会計時に会員証が必要となりますので同伴しただけの人は自分で会計ができないのです。
まとめて会計をしてもらってあとで精算してもらいましょう。
周りに会員がいなかったりするとネットで募集などをして知らない人と一緒に同伴入場している方も見えますが、会計でトラブルになるケースもあります。慎重に・・・
1日フリーパスを利用する
また、コストコには「1日フリーパス」なるものが存在します。
名前のとおり、1日限定で会員でなくても利用ができるのです。
これはオープン時に近隣に配ったり、コストコのムック本などの付録で付いていたりします。(毎回ではない)
また、メルカリやオークションなどでも購入が可能です。(偽物も出回っているそうなのでお気をつけください)
コストコ商品券、プリペイドカード、ふるさと納税
コストコの商品券やプリペイドカードっているとコストコに入場し購入することができます。
ただし、コストコの商品券はコストコ店内でしか売っていませんので予め会員の方に買ってきてもらう必要があります。
※プリペイドカードは販売終了
こちらもメルカリやオークションなどでも売っています。ただし、偽物も出回っているそうなのでお気をつけください。
さらにコストコがある自治体では、コストコ会員をふるさと納税の返礼品で提供しているケースがあります。
注意点
ただし、1点注意点があります。
それは会計の際にコストコ商品券やプリペイトカードでの利用は商品代金に5%の上乗せされます。
少し割高で購入する必要があるのです。
これは仕方ないでしょう、
コストコのビジネスモデルが会費で儲ける仕組みですからね。
1度会員になって解約する
最終手段ですがこのような方法もあります。
一旦コストコ会員になって入場して後で(当日もOK)解約するのです。
コストコは入会して1年以内の退会の場合には支払った年会費が全額返金されます。
その制度を利用するのです。
ただし、こちらも注意点があります。
注意点
コストコを一度退会すると退会した月から12ヶ月は再入会することができません。
また、同住所に住んでいる方も同様の扱いとなります。(夫婦で交互で加入などを防ぐため)
つまり、入会と退会を繰り返して入場することは基本的に無理であるってことですね。
近くにコストコがなく数年に一度いくか行かないかって人には良い作戦かもしれませんが・・・
小分け販売の店舗を利用する
最近はコストコではない店舗でコストコの商品を小分け販売しているケースも見かけます。
前述したようにコストコはかなり安く売っていますので、コストコで買って小分けして普通の金額で売れば利益がでるのでしょう?
それ専用の店舗まであって驚きます。
多少高くてもよい方はそういった店舗を利用するのも手でしょう。
ネット通販が開始されたものの会員限定でした
ちなみにコストコが公式オンラインショップを開始しています。
これで会員にならなくてもコストコ商品が買えると思ったのですが・・・違いました。
現状のところ、コストコの公式オンラインショップの利用も会員である必要があります。
既存会員もオンライン用の登録が必要な仕組みとなっています。
店舗よりも少し割高ですが、ちょっと遠くてなかなか行けない人や人気商品を予約するには良いかも知れませんね。
コストコオンラインについて詳しくはこちらの記事を御覧ください。
まとめ
今回は「一度は行ってみたい会員制店舗の「コストコ」。無料で入る方法をご紹介」と題してコストコに無料で入場する方法をご紹介しました。
コストコはかなり魅力的な店舗ですから一度足を運んでみてはいかかでしょうか?
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最後まで読んでいただきありがとうございました。