過去のデータから戦争が起こった場合の株価への影響を考える。

米軍が革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のスレイマニ司令官を殺害したことによる報復でイランがイラク駐在の米軍基地にミサイルを発射しました。

アメリカの報復も予想されかなりきな臭い情勢となってきました。

今後の状況によっては戦争にまで発展する可能性さえ示唆されています。

すでにSNSなどの検索ワードで「第三次世界大戦(World War3)」が世界的に急上昇しているという話です。

当然、日経平均株価もそれに連動するように下げています。

アメリカのNYダウやS&P 500も同様ですね。

今回はきな臭い情勢と株価の関係について過去の戦争なんかも比較しながら考えていきます。

過去の戦争と株価の関係

まずは過去の戦争と株価の関係を見ていきましょう。

直近で大きな戦争といえ2001年9月11日のアメリカ同時多発テロを受けての2001年10月に行ったアフガニスタン空爆。

2003年3月〜5月のイラク侵攻があります。

それぞれNYダウの推移で考えてみましょう。

アメリカ同時多発テロ→アフガニスタン空爆

まず、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ前後の株価です。

9月10日のNYダウは9,605.51でした。

それがアメリカ同時多発テロの後に相場が再開した09月17日には8,920.70と684.81マイナスと7.13%下げています。

その後も株価は下がり続け、9月22日には8,235.81とテロ前と比べて1,369.7も下げることになります。

9月22日が底となり、そこからNYダウは反発。

10月7日からアフガニスタン空爆を実施しますが、株価はそれほど影響がなく11月13日にはアメリカ同時多発テロの水準を復帰。12月17日には10,000を突破しています。

つまり、アメリカ同時多発テロ→アフガニスタン空爆については株価に大きな影響を与えたもののすぐに戻ったという結果となっています。

イラク侵攻

次は2003年3月〜5月のイラク侵攻です。

この問題が起こる前年2002年後半からはエンロンの不正会計問題、ワールドコムの粉飾決算で株価は低調に推移していました。

そこに起こったのがイラク侵攻です。(その前からイラクとの開戦するのでは?という話は出ていました)

イラクに侵攻を開始した3月17日のNYダウは8,141.92。+282.21で3.59%のプラスです。

そこから4日連続プラスに推移します。

そしてこの大規模戦闘終結宣言を出す5月1日には8,454,25でした。イラク侵攻開始から312.33のプラス

つまり、イラク侵攻中にNYダウは上がっていたのです。

この話で大きかったのはかなり長い間イラクとの開戦するのではないのか??という不安が株価を押し下げていた部分があります。そして実際に開戦したら材料出尽くしとなり、株価が上がったのでは?という意見も当時出ていましたね。

また、株価があがったの戦争だけが材料ではありません。

当時、配当や株の利益に対する税率引き下げをしたことも大きかったのです。株価対策を功を奏したとも言えます。

今回は株価に織り込まれていない?

以上見てきたように過去の2つのイザコザは株価に影響を与えていますが、最終的には戻っているか、始めから下がっていないという結果になっています。

ただし、今回はイラク侵攻の時とは違う点がいくつかあります。

それはイラク侵攻は長いことその話がくすぶっていて株価を押し下げていた要因であったことです。

今回急に出てきた話ですからそれほど株価に織り込まれていないと考えられることです。

また、現在NYダウ等はかなり高い水準にあることです。アフガニスタン空爆時やイラク侵攻時はあまり株価が高くない状況で起こりました。

この辺りがどのように影響をするかでしょうね・・・

投資格言を覚えておこう

今回、戦争がもし始まったら株価にどのような影響を与えるのかは正直予想が難しいところがあります。

おそらく大統領選挙も今年に開催されますから、戦争で株価が下がれば対策も取ってくることは確実でしょうしね。

そこでぜひ知っておきたいのが投資格言です。

投資格言とは昔から相場の世界でよく言われている言葉のことです。

中には江戸時代にできたものなどかなり古いものもありますが、今の相場に当てはめてもそれなりに当たっているのです。

これは投資や相場は人間の心理が大きく影響を与えていることに起因します。

人間の心理は今も昔も変わらないんですよね。

・休むも相場
・行き過ぎもまた相場
・見切り千両
・二度に買うべし、二度に売るべし
・落ちるナイフを掴むな
・頭と尻尾はくれてやれ

特にこの6つの格言は知っておきたいですね。

それぞれの格言の意味等はこちらの記事を御覧ください。

私の戦略

それでは私自身はどうするのでしょう。

私は過去の経験から基本的に「休むも相場」「頭と尻尾はくれてやれ」という格言を非常に大事にしています。

そのため、一旦退避かな。

つみたてNISAやNISAで買っている部分は売ってしまうとそこで非課税枠がなくなってしまいますのでとりあえず売りませんが、それ以外の特定口座分は売却。iDeCo分は債券もしくは定期預金にスイッチングするつもりです。

大丈夫そうだな。。。って思ったらまた買えばよいだけですね。

リスク回避が第一優先です。

まとめ

今回は「過去のデータから戦争が起こった場合の株価への影響を考える。」と題してきな臭くなってきた世界情勢を考えて戦争が起こったら株価がどうなるかというのを過去データからみてきました。

直近の戦争時はそれほど株価に大きな影響を与えていないのですが、今回は果たして・・・

もちろん戦争が起こらないのが一番ですけどね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フェイスブックページ、ツイッターはじめました。

「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです

過去のデータから戦争が起こった場合の株価への影響を考える。
最新情報をチェックしよう!