人の行く裏に道あり花の山。戦争、ウィルス、利上げ、インフレ・・・株式投資は大衆の逆を行け

最近、株価が乱高下しています。

ロシアとウクライナの戦争。

新型コロナウィルスの蔓延。

金融緩和の引き締めと利上げ

インフレ

様々な要因があります。

そんな不安定な状況で株をするならぜひ覚えておいていただきたい投資格言があります。

人の行く裏に道あり花の山
です。
今回はこの投資格言について考えてみたいと思います。

人の行く裏に道あり花の山とは

株式投資をする上で必ず知っておいて欲しい投資格言はいくつもあります。

特にその中で今回のような乱高下する状況で知っておきたいのが「人の行く裏に道あり花の山」です。

人の行く裏に道あり花の山を簡単に言えば人と違うことをしなさいということ。

つまり、みんなが株を買っている時期は売り、売っている時期は買いってことです。

この格言は本当に重要なんですよ。

友なき方へ行くべし」や「相場師は孤独を愛す」って投資格言も同様の意味ですね。

複数の同様の格言があるということはそれだけ意味のある言葉ということなのでしょう。

海外でも同様な格言があります。

Buy when others sell; Sell when others buy.

「Buy when others sell; Sell when others buy.」

日本語にすると人が売る時に買え、人が買うときに売れってことです。

人の行く裏に道あり花の山と同じですね。

つまり、相場は人の逆を行きなさいってこと。

新型コロナウィルスの暴落のときも

新型コロナウィルスでの暴落なんかは記憶に新しいと思います。

未知のウィルスの蔓延で世界的に株は大きく売られました。
恐怖が支配していた感じでしたね。
しかし、その後の各国の金融緩和もあり、その時に買った方は大きく儲けられたでしょう。

実はそのときも同じようなことを記事にしています。

リーマンショックのときもそうでしたね。
総悲観になったときが買い時のケースが多いのです。

買い場きたって言っている人がいるのはまだそこでは無い

ただし、その判断って難しいんですよね。
買い場きた・・・って言ってる人が多い時期はまだまだそこでは無いケースが多いためです。
また、大暴落がこないかな・・・って言ってる人は意外と大暴落が来たら株を買えないんですよ。

大衆心理を代表する人を見つけよう

個人的に指標としている経済評論家がいます。
誹謗中傷になりかねませんので実名は出せませんが、その人が株は暴落をすると言えば大底。
その人が天井と言えばまだまだ上がると判断していたりします笑
ある意味、大衆心理を代表する人だと判断していますね。
ネット上でも有名な曲師と言われる人がいますが、その人達もある意味、大衆心理を代表する人なのかもしれませんね。




暴落時の株の買い方

暴落時の株の買い方はすごく難しいです。

底だと思っても2番底が来るなんてことはよくあります。

逆に新型コロナウィルスの暴落時のようにまともな2番底は来ずそのまま上ってしまうケースもあります。

個人的には以下の点を意識しています。

一気に投資をしてはいけない

絶対ここが底だという確信が持っていれば別ですが、基本的には暴落時は一気に投資することをおすすめしません。

理論的には期待値が高い投資商品は一気に買ったほうが良いです。

しかし、ほとんどの場合、そのような投資を初心者がすると2番底が訪れる前に挫折してしまうんですよ。

リーマンショックのときは1番底から2番底まで半年近くダラダラと下がり続けていきました。

その期間、毎日のようにマイナスが増えていく現状を耐えられる投資初心者の人は少ないです。

ですから心理面も考えると時期を分散して投資をすることが大事なのです。

投資格言でも「二度に買うべし、二度に売るべし」ってのがありますよ。

積立投資も有効

積立投資なんてそれが自動的にやれますので心理面を考えるとある意味理想的な投資方法なんですよ。

例えばiDeCoは基本的に毎月決まった日に分散投資をすることが出来ますし、つみたてNISAも証券会社によって毎月、毎週、毎日購入するなんてこともできます。

個人的にはインデックス投資をiDeCoやつみたてNISA、クレカ積立でコツコツやるのが暴落時にも有効だと考えています。

おすすめを聞かれればそう答えるでしょう。

配当、株主優待狙いは危険

大暴落が発生すると配当利回りがかなり高い銘柄がでてきています。

その配当利回りを単純計算すると○年持てば元が取れるから・・・

と買っている人をよく見かけます。

これはかなり危険です。

なぜなら戦争になれば原油など資源高になるでしょうし。企業の業績へかなり影響のあるケースもあるからです。

配当は基本的に利益の分配です。

利益がでなければ出ないんですよね。

つまり、業績悪化によって配当が出なくなる可能性がかなりあるのです。

当然、株主優待も同様です。

配当や株主優待を目的に買っていてそれらがなくなってしまえば保有理由もなくなりますから大きく売られます。

つまり、少しばかりの配当、株主優待を狙ったばかりに株価の下げで大きな損をする可能性があるということです。

そのあたりも加味して検討してください。

株式指標もあまりあてにならない

また、PERやPBRといった株式指標にもお気をつけください。

初心者向けの株式の本を読むと必ず書いてあるのがPERやPBRで割安、割高を判断できるみたいなことです。

これもうまく使えば当然意味のある話なのですが、今回のような大きな経済変動があるとあまり役に立たないんですよ。

「行き過ぎもまた相場」という投資格言もありますが、行き過ぎてしまうケースが多いんです。

また、実はPERやPBR的に底だろうと思ってもその数字は前期(PBR)だったり、会社予想(PER)に過ぎないのです。

ですから現在出ている株式指標は参考程度に捉えましょう。

チャートも・・・

また、同じくチャートも同様です。

昔と違い、チャートを逆手にとるAIがいたりなどしてることもありますが、なによりこのような大きな変動がある相場ではチャートを無視した極端な動きとなりがちです。

ですからチャートも参考程度に捉えるとよいでしょう。

とはいっても中長期の予想にはチャートは意味がまだまだありますので勉強するのもおすすめですね。

個人的には以下の羽黒法なんかが好きですね。

暴落時は長期的にテンバーガーになる銘柄を探そう

大暴落が発生すると安定している企業もこれから大きく伸びる企業も売られます。

つまり、バーゲンセール状態となります。

そこでぜひ考えたいのが長期的に10倍、100倍になる銘柄を探すということです。

リーマンショックの暴落から回復期にかけて多くの10倍、100倍の銘柄が発生したんですよ。

そのような銘柄に長期的に投資をしていれば日々の値動きに惑わされることも少なくなるでしょう。

そういうときこそ四季報なんかをみてそのような銘柄を探してみるのも良いですね。




投資格言を覚えておこう

戦争が株価にどのような影響を与えるのかは正直予想が難しいところがあります。

そこでぜひ知っておきたいのが投資格言です。

投資格言とは昔から相場の世界でよく言われている言葉のことです。

中には江戸時代にできたものなどかなり古いものもありますが、今の相場に当てはめてもそれなりに当たっているのです。

これは投資や相場は人間の心理が大きく影響を与えていることに起因します。

人間の心理は今も昔も変わらないんですよね。

今日ご紹介した人の行く裏に道あり花の山以外にも以下の6つは暴落時にぜひ知っておいていただきたい格言ですね。

休むも相場
・行き過ぎもまた相場
・見切り千両
・二度に買うべし、二度に売るべし
・落ちるナイフを掴むな
・頭と尻尾はくれてやれ

それぞれの格言の意味等はこちらの記事を御覧ください。

まとめ

今回は「人の行く裏に道あり花の山。戦争、ウィルス、利上げ、インフレ・・・株式投資は大衆の逆を行け」と題して投資格言の「人の行く裏に道あり花の山」についてみてきました。

この格言は本当にあたっていますのでぜひ意識してほしいですね。

ちなみに過去の戦争が起こったときの株価への影響はこちらの記事でまとめております。

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