人はなぜ買いだめしてしまうのか?

デマでトイレペーパー品切れ続出の事例から考える。人はなぜ買いだめをしてしまうのか?

新型コロナウィルスにより様々なデマが流されています。

そのうち最も影響が大きかったのがトイレットペーパーやティッシュが不足するというデマでしょう。(マスクは本当に品不足)

すぐに政府も紙業者も否定していたのですが、その流れは止まらず、トイレットペーパーを買いだめする人で全国各地のドラックストアで行列ができていましたね・・・

実際に私もコストコで多くのお客さんがびっくりするくらいの大量のトイレットペーパーを買っていたのを目撃しています。

そのため、一時的に店頭からトイレットペーパー、ティッシュペーパーが消えてしまい本当に必要な方が買えないという事態にまで発展しています。

しかし、この買いだめという行為、お金を貯める上ではやってはいけないことなのです。

今回は買いだめについて見ていきましょう。

なぜ買いだめしてしまうのか?

それではなぜ今回トイレットペーパーやティッシュを買いだめする人が続出したのかを考えてみましょう。

デマに騙された人

今回、トイレットペーパー、ティッシュペーパーを買いだめしてしまった人の中にはデマに騙された人もいます。

この方たちはある程度仕方ない部分もあるかもしれません。

有る種のパニック状態に近い状態にあるからです。

ただし、この方たちはもう少し情報を見極める力を付ける必要があるでしょうね。

そもそもかなり早い段階から政府も紙業者も否定しているわけですからね。


デマと分かってからも買いだめする人たち

しかし、多くの人はデマと判明した時点から買いだめしています。

多くのドラックストアの店頭ではトイレットペーパー、ティッシュペーパーがなくなるのはデマであると書いてありましたしね。

それでも買いだめした人がたくさんいます。

これには2つのパターンがあると思われます。

一つは「政府や紙業者の話が安心させるための嘘だと思ってしまった」というパターンです。

陰謀説とか好きな方に多いケースかもしれません。

もう一つはデマと分かっているけど、心のどこかで不安感があり、とりあえず用意して安心したいというパターンです。

実際にマスクが品切れになっていたことも大きいと思われます。(マスクは本当に品不足)

トイレットペーパーやティッシュはそもそも単価が安く保存(場所はとりますが)ができる商品ですから失敗してもしれているというのもありますね。

バンドワゴン効果も・・・

また、今回の件は、群衆心理のバンドワゴン効果である程度説明ができます、

バンドワゴン効果とは以下のような現象のことを指します。

たくさんの人が選択していると、その選択肢を選択する人がより増える効果のこと

簡単に言えば人気のあるものはより人気となるよってことです。

バンドワゴンとはパレードの先頭を行く楽隊車のことで、音楽を流しながら行進しているとそこに人々がついていく現象から作られた言葉です。

今回、多くの方がトイレットペーパーを買いだめを始めたことで、それをみた人たちが自分たちのトイレットペーパーがなくなるという不安感も合わさり買いだめする人がさらに増えるという悪循環が起こったとも言えるでしょう。まさにバンドワゴン効果です。

バンドワゴン効果は行動経済学に近い考え方ですね。

投資の世界でよくある景色

ちょっと横道にそれますが、このバンドワゴン効果は投資の世界でもよく言われる現象です。

人気のある銘柄があるとそこに人が群がって熱狂するってよくありますよね。

これ「デイトレード」という本でバンドワゴン効果で説明されています。

○バンドワゴンで最初に楽しそうに数人が音楽を奏で踊っている→
○それをみた人たちが釣られて集まってくる→
○最初の人たちは離脱→
○楽しそうな様子を見た人がさらに集まって道が激混みになる→
○バンドワゴンが停止、バックして多くの人が大怪我
このケースを株で考えると儲けられるのは最初の人たちと始めの頃に釣られた人だけなんですよね。
あとから集まって来た人たちは損(大怪我)して終了となります。
詳しくはこちらの本読んでみてください、非常に投資家心理がよく分かる名著です。

お得感に騙される

また、今回の新型コロナウィルスのような特殊事例でなくても買いだめする人はたくさんいます。

その人達の心理も合わせて考えていきます。

期間限定の特売商品、タイムセール、まとめ買い割引などで「どうせ使うから」と大量に買ってストックしている方も多いでしょう。

今回のデマでトイレットペーパーを大量にストックした人は普段から買いだめしているタイプの人が多いという話もありますね。


買いだめしているとお金は貯まらない

買いだめは一見すると節約につながる話のように見えます。

しかし、買いだめする傾向にある人はお金がなかなか貯められません。

また、今回のトイレットペーパーを買いだめしてしまった人も同様なのです。

それではなぜ買いだめしてしまうとお金が貯まらないのでしょう?

お店の戦術に引っかっていてはお金が貯まらない

買いだめは本人は節約しているつもりですが、実は多くの場合はお店の販売戦術にすぎず、安く買えていないケースの方が多いのです。

また、たとえやすく買えたとしても金額にすれば微々たるもののケースも。

商品によっては代替わりだったり、時間が立つと毀損してしまったりなんてこともあります。

実際、トイレットペーパーを普段から大量に買いだめしている人が言っていましたが、数年前のトイレットペーパーは微妙に乾燥して触りごこちがかなり悪いとか・・・(商品によると思いますが)

保存の場所によっては買ったことすら忘れてしまうケースなんてのもあるでしょう。

買いだめする場合にそのあたりまでちゃんと考えているのかが重要なのです。

単にお店の戦術に簡単に騙されてしまうような方はなかなかお金が貯められないのでしょう。

そうなると普段から無駄使いしてしまいがちですからね。

計画的な買いだめは有効

ただし、ある程度計画的な買いだめは有効です。

例えば震災なんかも考え、定期的に商品を入れ替えつつ買いだめするようなケースですね。

保存場所、保存期間、数量、購入価格などある程度管理できる方なら買いだめもプラスにつながるはずです。

情報を見極めなければ無駄使いしてしまう

今回のケースではニセの情報に踊らされて買いだめした方が多いです。

このようなパターンが一番問題でしょう。

トイレットペーパーの件では、むしろSNSなどを活用する情報感度が高い人ほど動いてしまったという話があります。

情報感度は高いですが、情報を見極める力が不足していたということなのでしょう。

現在、情報化社会が進展して様々な嘘情報、詐欺情報が流れています。

そのような情報をしっかり見極める力がないと無駄なお金を使うことにもなりかねません。

そうなれば当然お金が貯まるわけありませんよね。

まずはその選別をできるようにする必要がるのです。

情報を見極めるポイントは以下の記事を合わせて御覧ください。

お金の時間価値を考えよう

また、お金の時間価値というものも考える必要があるでしょう。

今回はトイレットペーパーという価格が安いものでしたからそこまで考える必要はないかもしれませんが、こういう考え方の積み重ねが重要なのです。

お金の時間価値とは簡単に言えば今のお金の価値と将来のお金の価値はイコールでないよってことですね。

買いだめはその点でもマイナスな行為なんですよ。

まとめ

今回は「デマでトイレペーパー品切れ続出の事例から考える。人はなぜ買いだめしてしまうのか?」と題して新型コロナウィルスに関したのデマでトイレペーパー品切れ続出した件を考えてみました。

買いだめは基本的にお金を貯めるという点でマイナスな行為です。

以下の点に気をつけましょう。

情報を見極める養う
お店の戦術を冷静に判断
買いだめは計画的に行う
お金の時間価値を考える

特に今回のようなデマに踊らされて動くような事は避けるようにしましょうね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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