国民一人あたり一律で10万円の現金給付を行う「特別定額給付金(仮)」の申請方法が判明しました。
以下の通り、郵送もしくはマイナポータルからの申請となります。
(1)郵送申請方式
市区町村から受給権者宛てに郵送された申請書に振込先口座を記入し、振込先口座の確認書類と本人確認書類の写しとともに市区町村に郵送
(2)オンライン申請方式(マイナンバーカード所持者が利用可能)
マイナポータルから振込先口座を入力した上で、振込先口座の確認書類をアップロードし、電子申請(電子署名により本人確認を実施し、本人確認書類は不要)
出所:総務省 特別定額給付金より
マイナポータルって何??って方も多いと思いますし、知っている方もまだほとんど使いみちがないので実際に使ったことがある方もほとんどいないでしょう。
そこで今回はマイナポータルについてわかりやすく解説していきます。
また、特別定額給付金に備えて、私が実際にマイナポータルを試してみましたのでその辺りの流れもご紹介しましょう。
特別定額給付金の概要について詳しくはこちらの記事を御覧ください。
マイナポータルとは
マイナポータルとは政府が運営するオンラインサービスです。
マイナンバーを活用した子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できたりします。
マイナポータルで今できること
マイナンバーで主に今できることは以下のとおりです。
・行政機関がもっている自分の特定個人情報を確認できる
・行政機関からのお知らせを確認できる
・行政機関や民間企業等からのお知らせを受け取ることが出来る
・地方公共団体の子育てに関するサービス検索、オンライン申請ができる
正直、、、これが出来たからなんだ??ってレベルなんですよ。
だから私も一度も利用したことはありませんでした・・・
ただし、今後どんどん使える範囲が広がる計画はあります。
マイナポータルを利用するのに必要なもの
マイナポータルを利用するには大前提としてマイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードはまだまだ発行してる人は少ないですが、住民票や印鑑証明をコンビニで発行できるようになったりe-Taxに利用できたりなかなか便利なカードです。
マイナンバーカードを利用すると25%のポイントが貰えるマイナポイントにも利用されることが計画されていますので早めに作っておくのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
その他にマイナンバーカードを読み込むためのICカードリーダーライタもしくはNFC対応のスマートフォンが必要です。
NFCとは簡単にいえばお財布携帯についている機能でiPhone7以降の機種なら対応できます。
マイナポータルを利用してみた
今回、特別定額給付金の申請にマイナポータルが使われるということで私も始めて利用してみました。
結論から言えばかなり簡単。
e-Taxやe-Govと違いMACの相性の悪さもなく一発で成功しました。
今回試しにICカードリーダーライタ、NFC対応スマートフォンでのログイン両方やってみましたのでご紹介します。
ICカードリーダーライタを使ってログインする
ICカードリーダーライタを使ってのログインをするのに必要なものは以下の3つです。
ICカードリーダ・ライタ
パソコン等
パソコンはMACでも問題なく動作しました。
必要なソフトウェアをインストール
まず、マイナポータルのサイトにいって「ICカードリーダーでログイン」をクリックします。
するとブラウザに合わせたソフトウェアのインストールが促されますので指示どうりに導入します。
私はChromeをつかっていますのでGoogle Chromeの拡張機能をインストールから追加しました。
ICカードリーダ・ライタをパソコンに繋いで暗証番号入力
あとはICカードリーダ・ライタにマイナンバーカードを入れて利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)を入れればログインができます。
簡単ですね。
ただし、マイナンバーカードには4つの暗証番号がありますので利用する番号を間違えないようにしましょう。
何度も間違えると市役所でロック解除が必要となります(経験者は語る・・・)
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
スマートフォンを使ってログインする
次にスマートフォンを使ってログインする方法です。
マイナポータルAP対応スマートフォン
パソコン等(スマートフォンでも可)
必要なアプリをインストール
まずはマイナポータルのアプリをインストールします。
マイナポータルサイトから2次元バーコードでログインを選択すると2次元バーコードが表示されますのでスマートフォンで読み取ってください。
するとアプリをダウンロードする画面になりますのでインストールします。
マイナンバーカードの上にスマートフォンを載せる
あとはマイナンバーカードの上にスマートフォンを載せて読み取らせれば利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)を入れる画面になります。
あとはパスワードをいれればログオン完了です。
こちらもかなり簡単でした。
マイナポータルにログイン後
あとは自分が見たいものを選択するだけです。
私もいろいろいじってみましたが、今の所とくに便利な機能はなかったですね。
自分の納税データが見れるくらいでしょうか。
まとめ
今回は「特別定額給付金の申請ができるマイナポータルとはなにか?」と題してマイナポータルについてみてきました。
まだそれほど使いみちがないマイナポータルですが、特別定額給付金の申請に利用されることが決まっています。
また、今後も同様の給付等があれば利用されるでしょうから今のうちにマイナンバーカードを作ってマイナポータルを利用できるようにしておくと便利かもしれませんね。
マイナポータル・マイナンバーカードを使った特別定額給付金の申請を実際にやってみました。参考までにこちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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