1日300万円までの株式投資をするならSBI証券一択?手数料無料枠が大幅拡大の「アクティブプラン」がすごい

SBI証券が10月から株式投資の無料枠を大幅拡大しました。

少額で株式投資をするならSBI証券一択と言ってもよい状況になっています。

今回はSBI証券の「アクティブプラン」について解説していきます。

※11/28追記:楽天証券が対抗して100万円までの手数料を無料としましたので追記しました。

SBI証券の株式投資の手数料は最安?

SBI証券の株式投資は自身の利用状況により選択できる仕組みとなっています。

2つのプランがあり手数料の掛け方が違っているのです。

また、ネットは・・・って方用に電話注文の場合の手数料も異なっています。

比較してみましょう。

スタンダードプランの手数料

まずは一番オーソドックスなスタンダードプランです。

こちらは1注文の約定代金に対して、手数料がかかるプラン

わかりやすい仕組みですね。

具体的な現物取引時の手数料は以下の通り。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

1注文の約定代金手数料
~5万円50円(税込55円)
~10万円90円(税込99円)
~20万円105円(税込115円)
~50万円250円(税込275円)
~100万円487円(税込535円)
~150万円582円(税込640円)
~3,000万円921円(税込1,013円)
3,000万円超973円(税込1,070円)

出典:SBI証券「国内株式現物取引 スタンダードプラン」より

こちらも他社と比較して非常に安価な設定となっています。

なお、PST(取引所金融商品市場外取引)の場合はディスカウントがありますのでもう少し低く設定されています。

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1注文の約定代金PTS取引手数料
デイタイムセッションナイトタイムセッション
~5万円47円(税込51円)0円
~10万円86円(税込94円)
~20万円100円(税込110円)
~50万円238円(税込261円)
~100万円462円(税込508円)
~150万円553円(税込608円)
~3,000万円876円(税込963円)
3,000万円超924円(税込1,016円)

出典:SBI証券「国内株式現物取引 スタンダードプラン」より

コールセンターで注文時の手数料

SBI証券のインターネットコースの方も電話で株式取引注文が可能です。

ただし、通常にネットで売買する場合と比較すると少々手数料が高くはなります。

人件費が掛かりますから当然といえば当然ですね。

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1注文の約定代金手数料
50万円まで2,000円(税込2,200円)
50万円超~100万円まで3,600円(税込3,960円)
100万円超~150万円まで4,400円(税込4,840円)
150万円超~6,400円(税込7,040円)

出典:SBI証券「国内株式現物取引 お電話によるご注文手数料」より

アクティブプランの手数料

最後はアクティブプランの手数料です。

アクティブプランとは1日の約定代金合計額に対して、手数料がかかるプラン

通常は1回の取引の約定金額の金額に応じて手数料が掛かる(スタンダードプラン)のですが、こちらは一日定額なのです。

多くの方はこちらのプランが最も手数料が低く済むと思われます。

具体的な手数料を見てみましょう。

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1日の約定代金合計額手数料
~100万円0円
~200万円1,162円(税込1,278円)
以降100万円増加ごとに400円(税込440円)ずつ増加

出典:SBI証券「国内株式現物取引 アクティブプラン」より

なんと1日の約定代金100万円までは手数料無料なのです。

つまり、1日の約定代金が100万円までに済むケースだとこちらのアクティブプランを選択するのが良いということです。

他社も同様の1日定額プランを出していますが、各社50万円までですからSBI証券の100万円まで手数料無料というのはかなり画期的なことなんですよ。

さらにこちらのアクティブプランの1日の約定金額は現物取引、一般信用取引、制度信用取引それぞれ別でカウントされます。

つまり、それぞれ100万円までの取引が無料です。

うまく活用すれば1日最大300万円までの取引が手数料無料で行えるのです。

他の大手ネット証券の1日定額プランと比較してみましょう(2020年11月3日現在)

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

1日定額プランの比較50万円まで100万円まで200万円まで
SBI証券無料無料1,278円
楽天証券無料無料(12/7より)2,200円
マネックス証券550円550円2,750円
松井証券無料1,100円2,200円
岡三オンライン無料880円1,430円

今までいろいろな新しいサービスをSBI証券が導入すると他社が追随してきました。

米国株の手数料の戦争やiDeCoの手数料戦争なんてすごかったですね。

しかし、今回のアクティブプランについては全面的に他社が所追随出来ていません。それだけ影響が大きいことなのでしょう。

また、100万円を超過してからもSBI証券の安さが際立ちますね。

どのプランを選ぶべきか?

今まで見てきたようにSBI証券の手数料は3つのパターンがあります。

どれを選択するのがよいのでしょう?

これは人それぞれとはなります。

アクティブプランを選ぶべき人とは

1日の約定代金が100万円(一般信用、制度信用合わせて300万円)以内でほとんどの日が収まるならアクテイブプランがお得

多くの人はこちらに該当すると思われます。

スタンダードプランを選ぶべき人とは

多くの日で1日の約定代金が100万円(一般信用、制度信用合わせて300万円)を超えるヘビーユーザーはスタンダードプランがお得です。

なお、SBI証券には大口優遇があり、スタンダードプランの方がお得な方は該当する可能性があります。

以下のどちらかの条件を満たすと翌営業日約定分の信用取引手数料が0円 となります。

  • 信用取引の未決済建玉金額合計が3,000万円以上
  • 信用取引の当日約定分の新規建(買建・売建)約定代金合計が3,000万円以上

コールセンターを選ぶべき人

ネットでの注文が怖い、難しい方は当然ながらコールセンターが良いですね。

また、普段はネットで注文している方でもネット環境の調子が悪い方はコールセンターでの注文を選択すると良いでしょう。

プランの変更方法

プランの変更方法は難しくありません。

SBI証券にログインして

口座管理→お客様情報設定・変更→お取引関連・口座情報→国内株式手数料プラン
で変更が可能です。
なお、プランの変更は1日に1回可能となっており、基本的に翌日に変更されます。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
変更お手続き月曜日
(~23:29)
火曜日
(~23:29)
水曜日
(~23:29)
木曜日
(~23:29)
金曜日
(~23:29)
土曜日日曜日
変更タイミング火曜日
(0:00~)
水曜日
(0:00~)
木曜日
(0:00~)
金曜日
(0:00~)
土曜日
(0:00~)
火曜日火曜日

出典:SBI証券「国内株式現物取引 アクティブプラン」より

まとめ

今回は「1日100万円までの株式投資をするならSBI証券一択?手数料無料枠が大幅拡大の「アクティブプラン」がすごい」と題してSBI証券の料金プランについてみてきました。

今まで見てきたように1日の約定代金が100万円(一般信用、制度信用合わせて300万円)以内でほとんどの日が収まる方はSBI証券のアクテイブプランの手数料が最も安くなります。

手数料はリターンに関係なくかかってくる経費ですから少ないに越した事はありませんからね。

該当する方はSBI証券のアクティブプランを選択して手数料を節約しちゃってください。

SBI証券
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