高騰続くガソリン・灯油を少しでもオトクに入れる方法を考える

ガソリン価格の高騰が止まりませんね。

私の覚えている限り過去最高水準です。

ガソリンだけじゃなく灯油なども合わせて値上げされていますので影響は大きいですね。

今回はそんなガソリンや灯油を少しでもオトクに入れる方法を考えてみましょう。

なぜガソリンや灯油は上がっているのか?

なぜガソリン価格はあがっているのでしょう?

これはいくつもの要因が絡んでいるので一概には言えないんですよ。

大きいのは以下の2つの要因でしょう。

原油価格高騰

まずいちばん大きいのが原油価格の高騰でしょう。

新型コロナの影響もあり、多くの産油国が減産をしてきました。

しかしこのところ急激に社会経済が動き出して需要が高まっています。

それにより原油価格が高騰しているのです。

2021年1月くらいには50ドルくらいだった相場が87ドル前後まで上昇しているんですよ。

ちなみに原油価格が上がるとガソリンだけでなく様々な経済活動に影響がありますので景気悪化への懸念もありますね。

円安

もう一つ大きいのが円安です。

日本はエネルギーをほとんど輸入していますから円安も大きな要因となります。

2021年のはじめは1ドル103円前後でした。

それが2023年8月には1ドル143円前後まで円安が進行しています。

4割近い上昇ですから大きな影響がありますね。



少しでもガソリン・灯油を安く入れる方法

それでは少しでもガソリンや灯油を安く入れるにはどうすれば良いのでしょう?

コストコがおすすめ

個人的なおすすめは「コストコ」で入れることです。

コストコとはアメリカ生まれの大型小売店で多くの場合、ガソリンスタンドも併設しています。

コストコは他と利益のとり方に対する考え方が大きく違うため安いんですよ。

コストコは会員制となっており、1つ1つの商品で利益をあげるのではなく会費で儲けるというビジネスモデルとなっています。

そのため、原価率が90%超えとなっておりガソリンもかなり安いんですよ。

うちから車で20分くらいのところにありますが、近隣のガソリンスタンドと比較してリッターあたり10円近く安いですね。

日によっては15円程度安いときもあります。

かなりの価格差ですね。

ガソリンだけでなく灯油も安いですね。

ちなみにコストコが販売しているガソリン等はJIS規格品で品質面でも問題はまったくありません。

コストコ会員ならまずコストコでガソリンを入れることを検討すべきでしょう。

ガソリンをたくさん利用する方はこの為だけにコストコ会員に入っても元は取れるかもしれません。

ちなみにコストコ会員の年会費は通常の会員で4,840円です。

他にも魅力がある店舗ですよ。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

ガソリンスタンドは選別しよう

コストコが近くにない。

会員になるほどの利用頻度がない場合はガソリンスタンドを選別をしましょう。

ガソリンは他の商品と大きく違って価格がお店(ガソリンスタンド)によって異なります。

安いガソリンスタンドを探すのです。

ただし、中には品質が悪いガソリンを売っているケースもあります。

その辺りは慎重に確認が必要です。

大手のFC(フランチャイズ)なら大丈夫でしょうから私はコストコか大手のFCしか使いません。。

同じFCでも価格が結構違うんですよね。

当然セルフ形式が安くなっています。

また、お店によってはプリペイドカードを予め購入すると安かったり、専用クレジットカードで購入すると割引があったり、メール会員になると値引きがあったりします。

その手の割引もうまく利用したいところです。

地域によって価格は大きく違う

また、ガソリンは地域によって価格が大きく違います。

よく聞くのが港等から遠く輸送費用がかかる地域は高いという話ですね。

またガソリンスタンド間の競争が激しいかどうかも大きいです。

そのため、地方などでは高い傾向があります。

私の住んでいる地域でも隣の隣の市あたりまで行くとリッター10円くらい高いですね。

旅行するときなどはあらかじめ安い最寄りのガソリンスタンドで入れてから出発したほうが良いでしょう。

価格が表示されてないガソリンスタンドは避ける

旅行時などあまりいかない土地でガソリンを入れるときはお気をつけください。

価格が表示されてないガソリンスタンドはかなり危険なんですよ。

もともと価格表示のないガソリンスタンドは高い傾向にあります。

さらに中には県外ナンバーの車だとぼったくる(高い金額で請求)なんてケースも。。。。

ですから基本的に避けるべきでしょう。

ポイント還元を利用する

また、楽天ポイントやdポイント、Tポイントなど各社のポイント還元も利用したいところです。

  • エネオス:Tポイント
  • 出光、シェル、apollostation:楽天ポイント
  • コスモ石油:dポイント

でポイントが貯まったり、キャンペーンをやっています。

キャンペーンは不定期で行われていますので忘れずにエントリーしておきましょう。

エコカーにする

そもそも論ですが、エコカーにしてガソリンの消費量を減らすのも効果的です。

燃費が良い車に変えるだけでガソリンの消費量は下手したら半分以下になるんですよ。

私の場合はもともとハイオクを使う車に乗っていてかなり負担が大きかったのですが、クリーンディーゼル車に乗り換えました。

クリーンディーゼルは軽油なんですよ。

ハイオクと軽油の価格差はリッターあたり30円近くありますからかなり違いがあります。

さらにクリーンディーゼル車の方が燃費も格段に良いです。

燃費がリッター10キロいかないくらいだったのが20キロ近くまであがっています。

ハイオクと軽油の価格差と燃費、2つの要素を合わせると負担はかなり減りましたね。

このようにエコカーにしてあげることによって負担をへらすことが出来ます。

最近なら電気自動車もそうですね。

テスラや日産リーフなど日本でもちょくちょく見かけるようになってきました。

ただし、燃費のよい車は価格も高いですので、あまり乗らない場合は本末転倒でトータルで高い支払いとなるケースもありますのでご注意ください。

ドルコスト平均法を使う

もう一つ知り合いがやっている方法をご紹介しましょう。

投資の世界でよく出てくるドルコスト平均法を利用してガソリンを入れるというものです。

決まった日に決まった金額で同じ銘柄を購入する投資手法で、買付価格を平準化する効果があります。

イデコつみたてNISAもこのドルコスト平均法で購入する仕組みですね。

これをガソリンに応用するのです。

やり方は簡単。

ガソリンを入れるのを満タンにするのではなく定額にするのです。

定額にすることでガソリン価格の変動によって入れれる量が変わるんですよ。

安いときにたくさん入れて、高いときにはあまりたくさんはいらないって感じです。

こうすることで平均取得価額を下げる効果があるという・・・

例えばガソリンがリッター100円のときならば3000円の定額給油で30リッター入ります。

120円のときならば3000円の定額給油で25リッター入るって具合に価格の変動に応じて給油量が変化する効果があります。

ただし、今みたいに上がり続けているときは効果がうすそうですが・・

本当に節約に繋がるかは怪しいと感じる方も多いでしょうから下記記事で検証しておりますので合わせて御覧ください。




まとめ

今回は「過去最高レベルに高いガソリンを少しでもオトクに入れる方法を考える」と題してガソリンを少しでも安く入れる方法をご紹介しました。

なかなか魔法のように安くすることは出来ませんが、意識しておくだけで節約には繋がると思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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