ふるさと納税のワンストップ特例はマイナンバーカードを使ったオンライン申請が便利

ふるさと納税は地方自治体に寄付をすると寄付した金額は寄附金控除の対象となり税金が安くなり、さらにお礼のお品(返礼品)がもらえるお得な制度です。

しかし、少々面倒な点もあります。

確定申告か「ワンストップ特例制度」が必要ということです。

ワンストップ特例制度を利用するためには翌年の1月10日までに申請用紙を郵送する必要があります。

寄付先から郵送されてくる書類に返送する形ですから年末ギリギリのふるさと納税にはちょっと使いにくかったんですよ。

しかし、2022年(令和4年)分の寄付より、書類提出の手続きがオンラインでできるようになりました。

今回はワンストップ特例のオンライン申請について見ていきましょう。

ワンストップ特例のオンライン申請

それではワンストップ特例のオンラインオンライン申請についてみていきましょう。

従来のワンストップ特例

従来のワンストップ特例

出典:楽天ふるさと納税ワンストップ申請オンラインサービス

従来のワンストップ特例は寄付先の自治体から送られてくる申請用書類を返送する形で提出する必要がありました。

自治体によっては返送自体もかなり遅いため、翌年の1月10日までに申請用紙を郵送するためにはかなり余裕をもって日程を組む必要がありました。

オンラインでのワンストップ特例

オンライン化したワンストップ特例
出典:楽天ふるさと納税ワンストップ申請オンラインサービス

オンライン化すると書類のやり取りが不要となります。

マインナンバーカードがあれば簡単にワンストップ特例の申請ができるようになります。

ですからその年の最後「12月31」日ギリギリにふるさと納税をするということも可能となります。

従来の郵送やり取りだとまず間に合わないでしょう。

自治体が休みですから返送する書類が送られて来ませんからね・・・

注意点

ただし、寄付先(自治体)がワンストップ特例のオンライン化に対応している必要があります。

また、やり方の方式も自治体やふるさと納税ポータルサイトによって異なっていたりしますのでその点は注意が必要ですね。

例えば楽天ふるさと納税の場合にはIAM(公的個人認証アプリ)を利用する方法と自治体マイページを利用する方法があるんですよ。

楽天ふるさと納税の場合はこちらで対象自治体か、どちらの利用方法を取っているのかを確認することができます。

また、ふるさと納税ポータルサイトによっては自社アプリを利用することになっているところもあります。

寄付をするときにどこかに固めて寄付をすると処理が一回で済みますね(同じ方式ならまとめて申請が可能です)

詳しくは各ふるさと納税ポータルサイトの解説ページを御覧ください。

やり方はほとんど同じですが、使うアプリなどが違う感じですね。

マイナンバーカードは必要

なお、各社のワンストップ特例とも共通ですがマイナンバーカードは必要です。

まだ持っていない方は今年の申請には間に合わないかもしれませんが、来年に向けて作っておくと良いでしょう。

確定申告でも便利ですし、住民票や印鑑証明をコンビニで簡単に出せるなど利便性は上がっていますよ。

さらに2024年秋には健康保険証が廃止されマイナンバーカードに一本化される計画もあります。




あとから選べる返礼品も

私もありましたが、ふるさと納税を利用したいのにほしい返礼品が売り切れだったりして見当たらない・・・

そんなときにおすすめなのが「あとから選べる返礼品」です。

ふるさと納税サイト大手「ふるなび」がふるなびカタログとして提供しています。

簡単に言えば先に今年分のふるさと納税(寄附)を済ませておくことができ(今年の寄付金控除対象)、返礼品自体は来年以降好きな時にもらうことができるという新しいサービスです。

特に今年のふるさと納税の枠が余ってるけど欲しい返礼品がないって方にオススメしたいサービスですね。

ふるなびカタログの仕組み

ふるなびカタログの仕組みは簡単です。

寄附時をするとポイントが発行されます。

そのポイントを使って後日特産品を選べばよいのです。

特産品が一気に届いて処理しきれない・・・なんてこともなくなります。

ポイントの有効期限もありません。無期限とされています。

そのため毎年同じふるなびカタログで寄附しつづけて貯まったポイントで高い返礼品をもらうなんてつみたて投資てきなことも可能となっています。

ふるなびカタログは寄附した先の返礼品がもらえる

ただし、ふるなびカタログはちょっと使い方に癖はあります。

それはもらったポイントは他の自治体に流用はできない点にあります。

ふるなびカタログは通常のふるさと納税する際と同様にどこの自治体でどの返礼品をもらうのかを選択する必要があります。

その際に選択するのが「ふるなびカタログ」とします。

するとその寄付した先のポイントがもらえますのでそのポイントで返礼品を選択することになります。

当たり前といえば当たり前の話なんですけどね。

詳しくはこちらの記事で特集しておりますので合わせて御覧ください。




まとめ

今回は「ふるさと納税のワンストップ特例はマイナンバーカードを使ったオンライン申請が便利」と題してふるさと納税のワンストップ特例についてみてきました。

かなり楽になりますのでマイナンバーカードを持っている方は利用してみてくださいね。

また、ふるさと納税の駆け込みもしやすくなったのが大きいですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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