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SBIラップに新運用コース「SBIラップ 匠の運用コース」登場。普通のファンドラップ??

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SBIラップに新運用コース「SBIラップ 匠の運用コース」登場。普通のファンドラップ??

SBI証券が鳴り物入りではじめた「SBIラップ」

2022年3月31日(木)のサービス提供開始から、わずか4営業日で10,000口座を達成、1年あまりで買付金額 400億円を突破するなど大人気となっています。

私も定期的に購入しており、同じ8資産に分散投資をする人気バランスファンド「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」と比較する企画を実施していたりします。

そのSBIラップに新運用コース「SBIラップ 匠の運用コース」が登場するとのこと。

今回は「SBIラップ 匠の運用コース」について考えて見ましょう。

目次

SBIラップ 匠の運用コースの概要

それではSBIラップ 匠の運用コースの概要について見ていきましょう。

SBIラップのアクティブファンド版?

SBI証券からの案内では以下のような商品となるとのこと。

匠ラップは、野村アセットマネジメントから投資判断に関する助言を受けて FOLIO が運用します。資産配分の決定には、野村アセットマネジメントが独自に開発した「オールウェザー・ファクターアロケーション戦略」の考え方を活用し、想定リスク年率 10%程度で最大リターンを目指します。また、野村アセットマネジメントが厳選した同社のアクティブファンドに投資を行います

出典:SBI証券 「SBI ラップ」第2弾 野村アセットマネジメントが投資助言を行う 「SBI ラップ 匠の運用コース」提供開始のお知らせ

今までのSBIラップは専用の投資信託を通じて、米国上場の ETF に投資を行 い、世界中の資産に分散投資を行うというものでした。

つまり、インデックスファンドの売り買いをAIが行なっているって感じの仕組みですね。

新たに始まる「SBIラップ 匠の運用コース」は投資対象が野村アセットマネジメントのアクティブファンドとなります。

さらに運用もアナログな部分が多そう。

 野村アセットマネジメントが独自に開発した「オールウェザー・ファクターアロケーション戦略」は、過去の膨大なデータを用いた定量戦略と、毎月開催される野村アセットマネジメントの「グローバルマクロ戦略委員会」での定性戦略を組み合わせることで、市場環境に応じた臨機応変な対応を行います。

出典:SBI証券 「SBI ラップ」第2弾 野村アセットマネジメントが投資助言を行う 「SBI ラップ 匠の運用コース」提供開始のお知らせ

グローバルマクロ戦略委員会がどういうものかわかりませんが、人の判断が加わるってことなのでしょう。

かなり今までのSBIラップと毛色が変わってくる形ですね。

これだけ聞くと普通のファンドラップってことかもしれません。

なお、今回の新コース登場で従来のSBIラップの名称は「SBI ラップ AI 投資コース」に変更となります。

SBIラップ 匠の運用コースの手数料

次に「SBIラップ 匠の運用コース」の手数料は

申込手数料:0円

手数料:0.77%(年率)+アクティブファンドの実質的な信託報酬

となります。

今までのSBIラップは0.66%+ファンドの実質的な信託報酬でしたからこれだけみるとそれほど変わっていません。

ただし、運用するのがアクティブファンドなのでその部分がかなり高めですね。

運用するアクティブファンドは以下のとおりの信託報酬及び信託財産留保額となります。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

ファンド名 信託報酬(年率) 信託財産留保額(売却時)
ラップ専用・日本株式アクティブ(セレクト・オポチュニティ) 0.748% 0.3%
ラップ専用・J-REIT アクティブ 0.561% 0.3%
ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・バリュー) 0.803% 0.3%
ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・マルチテーマ) 0.803% 0.3%
ラップ専用・グローバルREITアクティブ 0.858% 0.3%
ラップ専用・日本債券アクティブ(クレジット戦略型) 0.374% 0.06%
ラップ専用・外国債券アクティブ 0.528% 0.1%
ラップ専用・外国国債アクティブ(為替ヘッジあり) 0.506% なし
ラップ専用・米国ハイ・イールド債券アクティブ 1.,078% なし

アクティブファンドなのもあり、かなり高めですね。

さらに信託財産留保額が掛かるのも・・・

信託財産留保額とは投資信託を途中で解約する人が負担する費用のことです。

信託財産留保額は長期投資をする方には別に気にしなくてもよい(むしろプラス要素もある)手数料ですが、SBIラップ(今までのもの)はかなり売買がありますので、売却する都度、信託財産留保額が取られると考えるとかなり微妙。。。

シュミレーションでの成績

なお、過去10年のシュミレーションも公開しています。

SBIラップ 匠の運用コースシュミレーション

出典:SBI証券 「SBI ラップ」第2弾 野村アセットマネジメントが投資助言を行う 「SBI ラップ 匠の運用コース」提供開始のお知らせ

2012年12月から2022年12月までの10年間で年率リターン9.6%シャープレシオ1.02とのこと。

なお、比較している合成指数は株式60%、債券40%の割合でMSCIワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)とFTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジあり・円換算ベース)を合成したリターンとなります。
それを上回っているということですね。
あくまでも過去10年のバックテストの結果ではありますので参考程度ではありますが・・・

受付開始は7月15日15:00から

なお、「SBIラップ 匠の運用コース」の受付開始は

7月15日15:00から
とのことです。



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「SBIラップ 匠の運用コース」スタート記念キャンペーン

なおSBIラップ 匠の運用コースの登場を記念してキャンペーンも実施されます。

キャンペーン内容

キャンペーンは

抽選で10名様に10万円、100名様に1万円、1,000名様に1,000円をプレゼント
されるというもの。
なお、キャンペーン期間中の「SBIラップ AI投資コース」の「購入金額合計」-「売却金額合計」が1万円以上となったお客さまの当選確率を優遇されます。
SBIラップ AI投資コースの購入金額-売却金額 当選確率
1万円以上 10倍
1万円未満 等倍

つまり、SBIラップ 匠の運用コースとSBIラップ AI投資コースの両方を使うと当選しやすいってことですね。

キャンペーン対象

キャンペーン対象は以下の通り。

キャンペーン期間中(2023/7/15~2023/8/31)にエントリーいただき、期間中のSBIラップ 匠の運用コースの「購入金額合計」-「売却金額合計」が10万円以上となった方(SBIラップをご利用いただける個人のお客さま)
なお、SBIラップ 匠の運用コースのみが対象となります。
また、SBIラップ×SBI新生銀行は対象外とのこと。



まとめ

今回は「SBIラップに新運用コース「SBIラップ 匠の運用コース」登場。普通のファンドラップ??」と題してSBIラップの新コース「匠の運用コース」についてみてきました。

今までのSBIラップとはまったく別物となります。

興味ある方はキャンペーン期間中がおすすめですよ。

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個人的には手数料高いですし、パスですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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