新しいNISAが始まる来年に向けて各社が囲い込みなのか続々と新しい投資信託を発表しています。
今度は楽天投信投資顧問株式会社が全世界株と米国株を投資対象とした新しい投資信託を発表しました。
- 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・オールカントリー)
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド(愛称:楽天・S&P500)
です。
このページでは楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・オールカントリー)についてみていきます。
なお、本情報は楽天投信投資顧問株式会社から提出された有価証券届出書がソースとなっています。
元資料が見たい方は有価証券報告書等の開示資料を閲覧するサイトであるEDINETからそれぞれのファンド名で検索してみてください。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・オールカントリー)
まずは「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・オールカントリー)」です。
ファンドの名称 | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 【愛称:楽天・オールカントリー】 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問株式会社 |
ベンチマーク | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
設定日 | 2023年10月27日 |
本投資信託はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)をベンチマークとした商品です。
先進国24か国、新興国(エマージング)21か国、フロンティア国25か国の約70か国、各国市場の時価総額上位約85%(Small Capシリーズを含めると最高99%)をカバーする広範なインデックスです。
簡単に言えばこれ一本で世界の株式の85%(時価総額)を網羅できる商品ってことですね。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの手数料
次に手数料を見ていきましょう
信託報酬率
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの信託報酬率は
購入時手数料
ありません
信託財産留保額
信託財産留保額は
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの取り扱い金融機関
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの取り扱い金融機関で今の所判明しているのは下記の証券会社です
今の時点では1社のみです。
楽天証券の新しいNISAの目玉とするのか、他社でも展開するのかは今の時点ではわかりません。
全世界株を投資対象としたライバル投資信託
全世界株を対象としたライバル投資信託との比較を見てみましょう。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください
ファンド名 | ベンチマーク | 信託報酬率 |
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.05775% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.05775% |
はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.05775% |
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.05775% |
PayPay投資信託インデックス 世界株式 | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) | 0.0983% |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)) | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) | 0.1102% |
たわらノーロード全世界株式 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.1133%以内 |
Smart-i Select 全世界株式インデックス | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.1144%以内 |
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) | 0.163% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) | 0.195% |
ちなみに楽天投信投資顧問株式会社では全世界株を投資対象とした「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」という人気商品もありますが、こちらはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)へ投資をするタイプでFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスがベンチマークとなっており、多少違う形ですね。
まとめ
今回は「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド誕生。楽天も信託報酬争いに」と題して楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドをご紹介しました。
新しいNISAを巡ってかなり争いが激化してきましたね。
他社がどうでるのか注目です。
また、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドをどの証券会社で扱うのか、楽天証券限定となるのかも注目ですね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。