一般NISA、つみたてNISAから新しいNISAへの移管はできるの?

読者様からご質問をいただきましたので今回はそちらについて解説していきたいと思います。

現在、つみたてNISAで満額投資信託を購入しています。。新NISAのにつみたてNISAの投資信託を移せないのでしょうか?
つみたてNISAで積立てた投資信託を新しいNISAに移管したいという話ですね。
結論から言えば
移管はできません
しかし、実質移管的な動きは取ることができます。
今回はこのあたりの話を解説していきます。

新しいNISAの概要

まずは今回の話の前提となる新しいNISAについて簡単に解説しておきましょう。

新しいNISAは今までのNISAおよびつみたてNISAをかなり改善した仕組みとなります。

まとめるとこんな感じです。

新NISA概要

出典:金融庁 新しいNISA より

NISA制度の恒久化/非課税期間の無制限化

まず一番大きいのはNISA制度の恒久化です。

もともとつみたてNISAは2042 年までの期限、一般のNISAは2028 年までとなっていました。

それを期限を定めない恒久的な措置とされることになりました。

また、一般NISAは5年、つみたてNISAは20年が非課税期間でしたが、それが無制限化されることになりました。

無制限化というのは、非課税期間終了時の相場に左右されなくなりますのでありがたい話ですね。

年間投資上限額の拡充

また、非課税で投資できる金額も増えます。

  • つみたてNISA年40万円→120万円(つみたて投資枠)
  • 一般NISA年120万円→240万円(成長投資枠)

つみたてNISA部分は「つみたて投資枠」とされ今まで年間40万円だったのが120万円まで可能となります。

また、一般NISA部分は「成長投資枠」とされ今まで年間120万円だったのが240万円まで可能となります。

さらに今までつみたてNISAと一般NISAはどちらかしか使えませんでしたが、一つの制度となり併用が可能となります。

ですから上限まで積み立てると年間360万円まで使えるようになります。

ただし、後述する生涯投資利用可能枠がついてしまっていますが・・・

生涯投資上限枠の設定

今までの情報はすべてプラスの話ばかりでしたが、そうでもない部分があります。
それは生涯投資上限枠が作られるってことです。

つまり、NISAを利用できる金額に上限が設けられるってことですね。

具体的には

生涯投資上限額1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
となります。

なお、枠の再利用が可能です。

買付残高(簿価残高管理方式)で管理されますのでNISA口座内の商品を売却した場合には、当該商品の簿価分の非課税枠を再利用できることとなります。

期待値を考えると早く生涯投資上限枠を埋めたほうが得

後述する私の投資戦略にも関わってきますが、基本的に期待値を考えれば早く生涯投資上限枠を埋めたほうが得ということになります。

今までのNISAやつみたてNISAと違って非課税期間の制限がありませんからね。

早く始めて、早く1,800万円まで投資をしたほうが得になる可能性が高いということです。

新しいNISAの私の投資方針

それでは参考までに私の投資方針について見ていきましょう。

結論から言えば

早く上限の1,800万円埋めちゃおう
ってことです。
投資先はつみたてNISAのときのようなややこしいことはせず、全世界分散で株に投資をするインデックス型の投資信託を購入予定。
具体的な方針としては
・既存の積立投資分をとりやめ、新しいNISAに回す
・足りない部分はすでに投資している分を売却して年360万円になるように新しいNISAの投資に回す。
ってことです。
ただし、IPO当たったとき用の枠はギリギリまで残す予定としています。
具体的にはこちらのページで解説しておりますので合わせて御覧ください。




一般NISA、、つみたてNISAから新しいNISAへの移管はできない

それでは本題についてみていきましょう。

結論でみたように従来のNISA(一般NISA)、つみたてNISAから2024年から始まる新しいNISAへの移管はできません。

しかし、お金を移す方法はあります。

一般NISA、つみたてNISAの資産を売って購入

やり方は簡単です。

一般NISA、やつみたてNISAで貯めた資産を売却。

その資金を使って新しいNISAで購入するということは可能です。

一般NISAやつみたてNISAとも売却しても売却利益に対しての税金は掛かりませんのでスムーズは実質的な移管的な感じですね。

(タイミングによっては多少差異がでますが)

ただしこのやり方は多少デメリットはあります。

一般NISA、やつみたてNISAの非課税枠が消える

それは一般NISAやつみたてNISAの非課税枠がそこで終わってしまうってことです。

新しいNISAも非課税枠があり、期限もありませんのでそれでいいやんと思われるかもしれません。

しかし、一般NISAやつみたてNISAは新しいNISAとは別枠です。

新しいNISAは年間投資枠が最大360万円、生涯投資枠1,800万円と決まっています。

その枠に一般NISAやつみたてNISAは含まれません。

ですから非課税でできるたけたくさん運用したいと考えている方はそのまま従来のNISAやつみたてNISAでの投資は期限まで運用し続け、新しいNISA分は別で投資をした方がよいのです。

このあたりは投資資金と考え方次第なのでどちらがよいのかはわかりません。

私個人的にはつみたてNISAで投資をしている分は期限(20年)はそのまま別で運用し続ける予定です。



まとめ

今回は「一般NISA、つみたてNISAから新しいNISAへの移管はできるの?」と題して従来のNISAやつみたてNISAから新しいNISAへの移管についてみてきました。

まとめると以下です。

  • 制度として移管はできない
  • つみたてNISA等の運用資産を売却して新しいNISAで買い直せば実質的に移管と同じ
  • 非課税で運用できる枠が減る

個人的にはあえて一般NISA、つみたてNISAで運用しているものを売却して新しいNISAに乗り換える必要はないと思います。

それらは期限までそのまま非課税で運用して、非課税期間が終わったときに新しいNISAの枠が残っていればその時買い直せばよいでしょう。

なお、まだ新しいNISAをどこの証券会社にするか決めてない方は早めがよいですよ。

私は次年度の受付を開始した10月2日に動いていますが、25日開設までにかかりました。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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