最近、新しいNISAに話題を持っていかれていることもあり、競争もあまり目立たなかった個人型確定拠出年金(iDeC/イデコ)に動きがありました。
マネックス証券のiDeCoでインド株ファンド(iFreeNEXT インド株インデックス)の取り扱いを開始するというのです。
イデコでiFreeNEXT インド株インデックスを取り扱うのはネット証券としては初なんですよ。
今回はこの件を見ていきましょう。
マネックス証券のiDeCoでインド株ファンド取り扱い開始
それでは今回のニュースを確認していきましょう。
2024年3月26日(火)より、マネックス証券の個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)で「iFreeNEXT インド株インデックス」の取扱いを開始しました。
「iFreeNEXT インド株インデックス」は、インドを代表する株価指数であるNifty50インデックス(配当込み、円ベース)の動きに連動させることをめざして運用を行なうインデックスファンドです。iDeCoでの「iFreeNEXT インド株インデックス」の取扱いは、主要ネット証券初となります。出典:マネックス証券 【iDeCo(イデコ)】iFreeNEXT インド株インデックスの取扱い開始
イデコでインド株ファンドの取り扱いと言えば大和証券でありましたが、主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券)では初となります。
大和証券取り扱いのファンドとの比較
なお、大和証券の取り扱いのあるインド株ファンドとマネックス証券の取り扱いのファンドを比較してみましょう。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
ファンド名 | 実質的な信託報酬率 | ベンチマーク | 6ヶ月リターン(2月末) |
iFreeNEXT インド株インデックス | 0.473% | ifty50インデックス(配当込み、円ベース) | +34.54% |
ブラックロック・インド株ファンド | 1.784%(税込)程度 | なし | +30.46% |
実質的な信託報酬率にかなりの差があります。
また、6ヶ月トータルリターンをみるとどちらもかなり上がっていますが、iFreeNEXT インド株インデックスの方が4%近く良くなっていますね。
※ iFreeNEXT インド株インデックスは2023年3月に設定されたばかりですので6ヶ月での比較としています。
単純にインド株ファンドだけを見ればマネックス証券の取り扱いとなる「iFreeNEXT インド株インデックス」の方が良さげですね。
ネット証券各社のイデコでマネックス証券に対抗して取り扱うのかが注目です。
イデコには取り扱うファンドが35本までという35本制限という変なルールがあるので新しいファンドの取り扱いになかなか踏み切れない部分もあるようなのですが・・・
最近人気のインド株ファンド
最近、新しいNISAがはじまったこともあり、いろいろなファンドが新たに作られています。
特に最近はインド株ファンドがよく見かけますね。
楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド、eMAXIS インド株式インデックス、サクっとインド株式など続々登場しています。
それだけ注目している方が多いのでしょう。
それがイデコで投資できるのはありがたいですね。
人口がどんどん増えているのが魅力なのでしょう。
iDeCoで資産形成デビュー応援
なお、マネックス証券ではイデコのキャンペーンも実施中ですので合わせてご紹介しましょう。
キャンペーン内容
キャンペーン期間中に、マネックス証券のiDeCoに、新規加入または企業型確定拠出年金および他の金融機関から移換された方で、2024年11月4日(月)時点で、マネックス証券のiDeCo口座で月5,000円以上拠出のあるお客様の中から、抽選で1名様にAmazonギフトカード10万円相当、50名様に2,000円相当をプレゼントするというもの。
- 抽選で1名様:10万円相当のAmazonギフトカード
- 抽選で50名様:2,000円相当のAmazonギフトカード
イデコはドアノック商品ではありますが、それほど儲からないようであまりキャンペーンが行われないんですよ。
今回ご紹介したインド株ファンドやNASDAQ100ファンドにイデコで投資をしたい方にはマネックス証券のイデコはおすすめですから検討してみても良いでしょう。
まとめ
今回は「マネックス証券のiDeCoでインド株ファンド取り扱い開始。キャンペーンも」と題してマネックス証券のイデコでの取り扱い商品拡大についてご紹介しました。
35本制限があるのでなかなか新たな商品が追加されないイデコ。
そんな中でインド株ファンドの取り扱いを開始してくれたのは嬉しいところです。
他社が対抗するのか注目ですね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの3社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券の3択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この3つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
さらに2024年8月1日(木)より投資信託の保有でポイントが貯まるようになり、現在の条件なら本命といっても良いでしょう。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
総合して考えるとこの3つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
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最後まで読んでいただきありがとうございました。