新しいNISAの影響なのか各社が続々と新しい投資信託を発表しています。
それに対抗するように信託報酬率を引き下げる投資信託も増えてきましたね。
今回は「eMAXIS NASDAQ100インデックス」の信託報酬率の引き下げについてみていきましょう。
eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬引き下げ
それでは「eMAXIS NASDAQ100インデックス」の信託報酬引き下げについて詳しく見ていきましょう。
eMAXIS NASDAQ100インデックスの概要
| ファンドの名称 | eMAXIS NASDAQ100インデックス |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
| ベンチマーク | NASDAQ-100 |
| 設定日 | 2021年1月29日 |
本投資信託はNASDAQ-100をベンチマークとした商品です。
NASDAQ市場に上場する金融を除いた上位100銘柄を対象としています。
eMAXIS NASDAQ100インデックスの手数料
eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬率はもともと
受益者還元型信託報酬も改定
さらに「eMAXIS NASDAQ100インデックス」には受益者還元型信託報酬という仕組みが導入されています。
これは純資産総額に応じて信託報酬を引き下げる仕組みとなります。
まず、現状はこんな形となっていました。
| 純資産総額 | 信託報酬率 |
| 500億円未満の部分 | 0.440% |
| 500億円以上1,000億円未満の部分 | 0.429% |
| 1,000億以上の部分 | 0.418% |
これが今回の信託報酬率変更に合わせて以下のように変更となります。
| 純資産総額 | 信託報酬率 |
| 2,500億円未満の部分 | 0.2035% |
| 2,500億円以上5,000億円未満の部分 | 0.20339% |
| 5,000億以上の部分 | 0.20328% |
ちなみに2024年4月末の時点では純資産額1,000億円ちょっとなのでまだ新しいルールでは適用されない形ですね。
今回の信託報酬率引き下げで利用者が増えるかがポイントでしょう。
NASDAQ-100を投資対象としたライバル投資信託
NASDAQ100を対象とした主なライバル投資信託との比較を見てみましょう。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください
| ファンド名 | ベンチマーク | 信託報酬率(年率、税込) |
| 楽天・NASDAQ100-インデックス・ファンド | NASDAQ100 | 0.198% |
| PayPay投信NASDAQ100インデックス | NASDAQ100 | 0.2024% |
| eMAXIS NASDAQ100インデックス | NASDAQ100 | 0.2035% |
| ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | NASDAQ100 | 0.2035%程度 |
| SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド | NASDAQ100 | 0.2388%(ETF含む) |
| たわらノーロードNASDAQ100 | NASDAQ100 | 0.44% |
| NZAM・ベータNASDAQ100 | NASDAQ100 | 0.44% |
| インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式) | NASDAQ100 | 0.484% |
| iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス | NASDAQ100 | 0.495% |
まとめ
今回はNASDAQ100のインデックス型ファンドとして人気のあるeMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬率引き下げの話をみてきました。
S&P500など他の指数より信託報酬率が高くなっているNASDAQ100ですが、ここ数年でかなり買いやすくなりましたね。
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