楽天カードが再び改悪。メインのクレジットカードと使うには魅力が乏しい?

ここ数年、改悪が続いている楽天経済圏。

そのメインツールといってもよい楽天カードもどんどん改悪がでてきます。

今回は楽天カードの改悪された内容についてみていきましょう。

携帯電話、保険料、NHKへの支払時のポイントが改悪

特定のご利用先における楽天カード利用獲得ポイントの進呈ルールが一部変更となりました。

変更となる支払先

具体的には以下の支払い先です。

・保険料
・携帯電話ご利用料金(電話料金合算払いも含む)
・NHK放送受信料
携帯電話は楽天モバイル以外の部分が変更になる形ですね。(楽天モバイルにつきましては、楽天ポイント進呈ルールに変更なし
楽天経済圏の改悪の要因と言われている楽天モバイルに誘導したいのでしょうが・・・
なお、今回改悪となる具体的な保険会社、携帯電話会社は以下でご確認ください。

変更となるポイント

変更となるのは以下の通り。

<楽天ポイント進呈条件>
【保険料・携帯電話ご利用料金】
■変更前
100円ご利用につき1ポイント
■変更後
200円ご利用につき1ポイント
【NHK放送受信料】
■変更前
100円ご利用につき1ポイント
■変更後
500円ご利用につき1ポイント
大きな変更となりましたね。
特にNHKの受信料の引き下げ幅がエグい・・・
税金や公共料金については今回改悪されたNHKと同様の還元に2021年6月にすでになっています。
その範囲が今回広がった形ですね。

改悪時期

改悪時期は以下の通り。

2024年8月1日(木)ご利用分から適用
※楽天カードのご利用明細に記載のご利用日が8月1日以降のものが対象となります。
NHKの受信料、携帯電話、保険を楽天カードで引き落としとしている方については、それまでに他のクレジットカードに切り替えたほうが良いでしょう。

対象クレジットカード

なお、楽天カードにはいくつか種類があります。

過去の改悪だと上位グレードは改悪にならなかったものもありました。

しかし、今回の改悪はすべての楽天カード共通の話となります。

楽天改悪の歴史

ちなみにここ2年〜3年の間の楽天は改悪がかなり多くなっています。

数年間でこれだけの改悪とは並べてみると恐ろしいです。

ただし、改善されたものもあります。

トータルで見るとマイナス部分が大きいですけどね。

ちなみにこれら改悪は簡単に言えば楽天モバイルでかなりお金が出ていっているのが大きいと思われます。

決算を見る限り、すぐにどうこうなるレベルではありませんが、身の丈にあっていない投資を続けており、あまり良い状況とは言えないということ。

社債の返済なども多く、1月に楽天モバイル債の発行、4月13日には楽天銀行が上場、5月には楽天グループのPOと立て続けに資金調達と見られる動きが多かった楽天グループ。

さらに、楽天証券の上場を計画しているなど資金調達をかなりがんばっています。

楽天モバイルでかなり資金流出が続いており、社債の返済予定も含めてキャッシュフローを見ても結構キツめの状況なんですよ。

詳しくはこちらの記事でまとめておりますので合わせて御覧ください。




まとめ

今回は「楽天カードが再び改悪。メインのクレジットカードと使うには魅力が乏しい?」と題して楽天カードの改悪についてみてきました。

現在の状況では楽天カードをメインで使うのはちょっと厳しい感じですね。

メインで使っている方はほかへの乗り換えも検討する時期に来ているのかもしれません。

個人的にも楽天市場での買い物はほとんどしなくなっていますし、楽天カードの利用頻度はどんどん減っていますね。。。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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