楽天Pay一択?自動車税のお得な支払い方法を解説[2023年版]

毎年、5月6月は支払いが多い月ですね。

自動車税、住民税、健康保険などの請求書が一気に到着するからです。

今回はそんな2023年の支払いのうち、「自動車税」のお得な支払い方法を解説します。

今までお得だった支払い方法が改悪続きで、かなり2022年までのお得な支払い方法と変わってしまっていますのでお気をつけください。

自動車税とは

自動車税とは名前の通り、自動車を所有している人に課せられる税金です。

ルールは簡単で毎年4月1日時点の自動車所有者に自動的に課税されます。

金額は車の排気量やエコカー減税の有無で決まってきます。

また、2019年10月1日以降は消費税増税もあったことから、それ以降に購入した新車の場合には自動車税が引き下げられています。

具体的には以下の通り。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

用途区分総排気量新車登録時期別の税額
2019年9月30日以前2019年10月1日以降
自家用乗用車1リットル以下29,500円25,000円
1リットル超~1.5リットル以下34,500円30,500円
1.5リットル超~2.0リットル以下39,500円36,000円
2.0リットル超~2.5リットル以下45,000円43,500円
2.5リットル超~3.0リットル以下51,000円50,000円
3.0リットル超~3.5リットル以下58,000円57,000円
3.5リットル超~4.0リットル以下66,500円65,500円
4.0リットル超~4.5リットル以下76,500円75,500円
4.5リットル超~6.0リットル以下88,000円87,000円
6.0リットル超111,000円110,000円

出所:愛知県 自動車税税額一覧表

上記の金額は基本金額となります。

グリーン化特例(軽課)

自動車税は上記の基本金額だけで決まらず軽減措置と重課措置があります。

グリーン化税制です。

グリーン化税制とは、排出ガス及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい自動車はその排出ガス及び燃費性能に応じ税率を軽減(軽課)し、新車新規登録から一定年数を経過した環境負荷の大きい自動車は税率を重く(重課)する税率の特例措置が加えられます。

具体的には

  • 電気自動車(EV)
  • プラグインハイブリッド車(PHV)
  • 燃料電池自動車(FCV)
  • 天然ガス自動車(NGV)
  • クリーンディーゼル車
  • 2030年燃費基準を達成しているガソリン車(ハイブリッド車を含む)
  • 2030年燃費基準を達成しているLPG自動車

といった車が対象です。

なお、昔あったエコカー減税は自動車税の減税は終わり、重量税の減税として継続しています。

どの車がグリーン化特例の対象となっているかなどはこちらの国土交通省のWEBページを御覧ください。

>>自動車の燃費性能に関する公表(令和5年5月1日現在)

古い車は重課

逆に古い車は税金が高くなります。

自動車税はガソリン車で13年超、ディーゼル車で11年超で概ね15%の重課、軽自動車税で13年超で概ね20%重課となります。

ガソリン車、LPG車13年超標準税率+15%
ディーゼル車11年超標準税率+15%
軽自動車13年超 標準税率+20%

出所:愛知県 自動車税税額一覧表

なお、使ってなくても廃車手続き等を取らないと課税されますのでお気をつけください。

自動車税には様々な罠が

自動車税は前述のように4月1日時点の自動車所有者に自動的に課税されます。

それにより様々な罠が発生しているケースがあります。

  • 車を買う時
  • 車を売る時
  • 廃車時
  • 盗難時

などです。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

自動車税の納期限

自動車税は基本的に5月31日が納付期限となります。

それまでに納付しないと延滞金が加算されます。

なお、延滞金は1ヶ月までは納付額の2.6%、それ以降は8.9%となります。

ただし、延滞金は1,000円未満切り捨てです。

自動車税を延滞すると車検が通らなかったり、支払いもコンビニでできなくなったりと行った不都合も生じてきます。

最終的には差し押さえの可能性もありますので期限までに支払っておきたいところですね。




2023年の自動車税のお得な支払い方法

今までの自動車税と2023年からの自動車税ではお得な支払い方法が大きく異なります。

それは請求書払いを巡って各社が改悪をしまくっていいるからです。

請求書払い(自動車税など)は改悪続き・・・

2021年6月からは楽天カードが公共料金等で付くポイントが大幅ダウン

2022年4月からはPayPayが付与なしへ

2023年4月からはauPayも請求書払いのポイント付与をやめてるんですよ。
2022年の自動車税では対象ならau Payの請求書払いが本命だと書いたと思います・・・

本命は楽天Pay(請求書払い)

最近改悪続きだった楽天経済圏でしたが、最近はクレカ積立の還元率を少し戻したり、少し改善の方向も見てきています。

そんな楽天の改善で大きいのが、楽天Payが地方税統一QRコード(eL-QR)に対応して税金や公共料金の支払い(請求書払い)が4月17日からできるようになりました。

2023年はこちらが本命でしょう。

楽天ペイ(請求書払い)とは税金や公共料金などの請求書から、バーコードやQRコードを読み込むことで、支払いができるサービスです。

利用者は公共料金などを自宅にいながら24時間いつでも支払いができ、支払いのためにコンビニや銀行などへ外出したり、現金を引き出したりする時間や手間を省くことができますので大きなメリットがあります。

PayPayやauPayなど多くのキャッシュレス決済が対応していたのですが、楽天ペイは今まで対応してなかったんですよ。

PayPayやauPayは改悪してポイントが付かなくなってしまいましたが、楽天Payは「楽天カード」から「楽天キャッシュ」へチャージをすると0.5%の「楽天ポイント」が還元されるため、現金で支払うより0.5%お得になります。

楽天カードでの公共料金等の支払いは0.2%しか還元されなくなっていますので、楽天Payで支払った方がお得ですね。

さらに「税金・公共料金のお支払いは楽天ペイで!抽選で全額還元、はずれても全員もれなく最大1%還元」キャンペーンが実施されています。

ですから2023年は最大1%の還元が受けられますのでさらにお得ですね。

詳しくはこちらを御覧ください。

さらにチャージするタイミングややり方を工夫すればさらにお得です。

LINEPay(チャージ&ペイ)

LINEpayも楽天Payと同様に請求書払いが利用できます。

こちらの仕組みもほぼ楽天Payと同じですね。

LINE Pay残高での支払いではポイントは付きませんが、チャージ&Payという機能を使うと対応クレジットカードを連携してチャージ不要で利用でき、ポイント還元を受けることができます。

対象となるクレジットカードは三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードに限定されますが、0.5%の還元となります。

ただし、税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分はポイント還元の対象外となります。

また、「LINEPay請求書支払い」でポイントを獲得できるのは、チャージ&ペイ対応クレカ(LINEクレカ、三井住友カード)のみですのでお気をつけください。(※LINEクレカのポイント付与は2023年4月30日まで)

nanaco+セブン-イレブン

次はコンビニのセブン-イレブンで利用できるnanacoです。

nanacoは一部の収納代行払の利用ができなくなりましたが、自動車税はOKのようです。

nanaco自体は自動車税を支払ってもポイントが付きませんが、チャージするときにポイントが付きますので少しお得に利用できるのです。(ポイント付与率はクレジットカードにより異なる)

なお、nanacoチャージに新規登録できるのは「セブンカード・プラス」などセブンブランドだけになっています。※2020年3月11日以前に登録したクレジットカードについては、nanacoへのチャージに継続して利用可能。

ただし、請求書払いの支払いに使うにはnanacoはチャージの上限が5万円(1回目3万)と低いのに注意が必要です。

金額によっては利用できませんのでお気をつけください。




まとめ

今回は「楽天Pay一択?自動車税のお得な支払い方法を解説[2023年版]」と題して2023年の自動車税の納付について考えてみました。

2023年はキャンペーンもありますし、自宅でできることを考えれば楽天Pay一択かな・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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