楽天カード、楽天SPUが再び地味に改悪。改悪の歴史とともに解説

またまた、楽天経済圏で改悪が発表されました。

今度は楽天カードと楽天SPUの改悪となります。

今回はこの件を解説していきましょう。

楽天カードの改悪

それではまずは楽天カードの改悪について見ていきましょう。

簡単に言えば楽天ポイントの計算タイミングを変えるということです。

これにより地味ですが付与ポイントが減る可能性が高いんですよ。

月の合計から1回ごとに100円につき1ポイント付与へ

具体的には以下のように変更となります。

毎月のカードショッピング利用金額合計に対して100円につき1ポイント

1回のカードショッピングの利用金額に対して100円につき1ポイント
ちょっとわかりにくいですが、ポイント計算のタイミングが変わるってことですね。
例えば1,980円の商品を月に10回買う人がいたとしましょう。
今までであれば1,980円×10の19,800円に対して100円につき1ポイント付与されます。
つまり、198ポイントですね。
しかし、変更後は1,980円に対して100円につき1ポイント付与なので19ポイント。
それが10回ですから190ポイントと8ポイント付与が減るということになります。
つまり、ポイント付与計算時の端数の切り捨てが多くなってしまうってことですね。
今回は少ない金額でシュミレーションをしてみましたが、たくさん利用する方はさらに大きな影響となりそうです。

変更日

なお、変更日は以下となります。

2023年11月ご請求分




楽天SPUの改悪

次は楽天SPUの改悪です。

楽天市場アプリの+0.5%が終了

こちらは簡単な仕組みです。

楽天サービスの利用状況に応じて楽天市場のポイントが増える楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象が一つ減るというものです。

具体的には「楽天市場アプリでお買い物するとポイント+0.5倍」という条件が終了するというもの。

ですから単純に+0.5倍の付与ポイントが減るってことですね。

楽天SPUの中でも簡単に達成できる条件だったので非常に残念です。

変更日

なお、変更日は以下となります。

2023年9月1日




楽天改悪の歴史

ちなみにここ2年〜3年の間の楽天は改悪がかなり多くなっています。

数年間でこれだけの改悪とは並べてみると恐ろしいです。

かなり多くのものが改悪されていますね。

ただし、改善されたものもあります。

なお、楽天ギフトカードが楽天キャッシュになったことや楽天キャッシュの投信積立が可能になったことはメリットばかりではありません。

個人的にはこの動き、楽天の資金繰り対策な気がしてなりません・・・
詳しくはこちらの記事を御覧ください。

ちなみにこれら改悪は簡単に言えば楽天モバイルでかなりお金が出ていっているのが大きいと思われます。

決算を見る限り、すぐにどうこうなるレベルではありませんが、身の丈にあっていない投資を続けており、あまり良い状況とは言えないということ。

社債の返済なども多く、1月に楽天モバイル債の発行、4月13日には楽天銀行が上場、5月には楽天グループのPOと立て続けに資金調達と見られる動きが多かった楽天グループ。

さらに、楽天証券の上場を計画しているなど資金調達をかなりがんばっています。

楽天モバイルでかなり資金流出が続いており、社債の返済予定も含めてキャッシュフローを見ても結構キツめの状況なんですよ。

詳しくはこちらの記事でまとめておりますので合わせて御覧ください。




まとめ

今回は「 楽天カード、楽天SPUが再び地味に改悪。改悪の歴史とともに解説」と題して楽天カードと楽天SPUの改悪をご紹介しました。

ここ数年改悪が続いている楽天。

楽天モバイルが原因とも言われていますが、このまま改悪を続けて客離れが進めば本業の方もピンチになる気がしなおでもありませんね・・・

今後もこの流れが続く可能性はありそうですし、新しいNISAは楽天証券を使うのをやめようと個人的には考えています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽天がさらなる改悪。楽天SPUの上限が全会員一律に。ダイヤモンド会員の意味無し?
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