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2025年版:知らないと損する個人向け補助金・助成金・支援金まとめ

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2025年版:知らないと損する個人向け補助金・助成金・支援金まとめ

物価高と金利上昇が続くいま、政府や自治体は家計を下支えするために“使い切れないほど”の補助金・助成金・支援金を用意しています。

しかも締切や予算上限に達すると受付終了――早い者勝ちの制度が大半です。

つまり、知らないと損をするのです。

この記事では、お財布にダイレクトに効く制度だけを厳選し、分かりやすくまとめました。

目次

先進的窓リノベ2025事業(窓リノベ)

まずは先進的窓リノベ2025です。

2023・2024年に大人気だった「先進的窓リノベ」が、2025年版として再登場。

窓リノベ2025の概要

窓リノベ補助金を簡単に言えば、窓に対して出る補助金です。

具体的には以下のとおり

ポイント内容
補助額1戸あたり5万円〜最大200万円
対象既存住宅の窓・ドアを高断熱仕様へ改修、内窓設置
申請方法事業者(リフォーム会社)が代理申請

既存の窓を入れ替えたり、内窓をつけると補助金がもらえる感じです。

この補助金のポイントは窓の性能により定額支給であるってこと。

安いところでつけるとかなりお得になるのです。

詳しくはうちの事例を後述します。

窓を入れ替えると暑さ、寒さ対策になる

日本建材・住宅産業協会のデータによると日本で一般的に使われているアルミフレームの複層ガラスの窓の場合、窓からの熱の流入出は夏が73%、冬が58%になるそう。

断熱窓の効果
断熱窓の効果夏

出典:日本建材・住宅産業協会

窓を樹脂サッシや複層ガラスに替えるだけで、冷暖房費が年2~3割カットできる試算も(LIXIL試算)。

交付申請は“登録事業者経由”でしか行えません。

見積前に必ず「窓リノベ支援事業者」登録の有無を確認しましょう。

私が内窓をつけた際の補助金額

ちなみに私も昨年窓リノベの補助金をもらうことができました。

かなりお得だったんですよ。

うちは内窓をつけたのですが、窓代と工事代で27万円でした。

窓リノベ補助金で19万円でましたので差額8万円。

まとめるとこんな感じ。

窓、工事代合計27万円
補助金額19万円
差額8万円 

冷暖房削減効果が20万円あるとのことですから長い目で見れば楽勝でプラスですね。

なお、同じ窓をつけるのにも依頼する会社によって金額にはかなり差があるんですよ。

前述したように補助金は性能により定額支給ですので、少しでも安いところに頼んだほうがお得です。

ちなみにうちが依頼したのはエクスショップというエクステリアのネット専門会社です。

こちらが一番熱心で素早い対応かつ、値段も最終的には一番安くなりましたからね。

ネットでの依頼というと施工が心配ですが、エクスショップではリクシル(窓のメーカー)が直接見積もり、施工もしてくれたので安心でした。

詳しくはこちらを御覧ください。

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子育てグリーン住宅支援事業(旧:子育てエコホーム)

次は子育てグリーン住宅支援事業です。

こちらも毎年実施していますが、名前や条件は毎年変わってきていますね。

子育てグリーン住宅支援事業の概要

こちらは簡単に言えば条件を満たす方が、条件を満たした家を作る、リフォームすると補助金がもらえるというものです。

具体的な条件は以下の通り。

区分補助上限主なポイント
新築GX志向型住宅:160万円
長期優良住宅:100万円
ZEH水準住宅:80万円 or 40万円
いずれも子育て世帯・若者夫婦世帯が対象(※ZEH水準は2025年3月末着工分まで世帯要件緩和)
リフォームSタイプ(必須3項目)60万円/戸
Aタイプ(必須2項目)40万円/戸
全世帯対象。断熱窓改修・高効率給湯器・節水トイレなど、省エネ3大改修が必須要件
申請方法登録済みの「グリーン住宅支援事業者」が代理申請施主による直申請は不可。工事契約前に業者が登録済みか要確認

主な変更点(子育てエコホーム→子育てグリーン住宅支援事業)

昨年の子育てエコホームとの主な変更点は以下の通り。

少し厳しいですが、GX志向型の条件をクリアすると以前より補助が多くなりましたね。

  1. 名称変更と同時に、GX志向型住宅(ZEHよりさらに高性能)の区分新設。
  2. 補助額が増額(特に新築:最大160万円)。
  3. リフォームは必須工事項目が整理され、“S・Aタイプ”で補助上限が明確化
  4. 省エネ2025キャンペーン4事業(先進的窓リノベ・高効率給湯器導入補助など)と併用可

うちはこどもみらい難民で救済された

ちなみにうちはもともとこの補助金の数世代前にあった「こどもみらい」という補助金に申請するつもりだったのですが、ギリギリで予算消滅。

新たに後継の「こどもエコすまい」という補助金ができたのですが、契約タイミングの関係で応募できず・・・という状況でした。

しかし、SNSでの不満の声がでて「こどもみらい難民」なんて言葉がトレンド入りしていました。

そして救済され受給できたという経験があります。

今後も救済されるとは限りませんので、早めの申請が吉ですね

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結婚新生活支援事業

次は結婚新生活支援事業です。

こちらも毎年ある補助金ですね。

結婚新生活支援事業の概要

結婚新生活支援事業は名前のとおり、新婚さん向けの補助金です。

この制度には「若いカップルが、経済的な理由で結婚を諦めることがないようにする」という意図があることから、夫婦の年齢によって、補助金の上限額が異なります。

年齢・所得要件補助上限
夫婦とも29歳以下60万円
夫婦とも39歳以下30万円

対象は世帯所得400万円未満が基本。

こちらは市町村の補助金のため、細かいルールや運用は市町村によって異なります。

なお、引越し費用、家賃、住宅購入費用など「新生活のための支出」が幅広く認められます。

2025年度はすでに多くの自治体で公募が始まっているため、婚姻届提出前に要チェックしておくとよいでしょう。

移住・転居関連支援金

次は移住・転居関連支援金です。

移住・転居関連支援金の概要

こちらも名前のとおり、移住や転居の際に補助が受けられるものです。

具体的には地方移住を後押しする「移住支援金」は単身60万円・世帯100万円が基本。

加えて、市区町村ごとに家賃補助やテレワーク対応住宅リフォーム助成が設けられています

細かいルールはは市町村によって異なりますが、多くが東京近辺から地方への移住をする場合に対象となる形ですね。

詳しくは転居先の市町村にお尋ねください。

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価格高騰重点支援給付金

次は価格高騰重点支援給付金です。

こちらも名前を変えて毎年あるようなものです。

住民税非課税世帯を対象に1世帯当たり3万円の給付金が支給されます。

また、対象世帯のうち、18歳以下の子どもがいる子育て世帯には、子ども1人当たり2万円(こども加算)が別途支給されます。

個人的にはこの手の制度の線引が住民税非課税世帯とするのがどうかと思ってます・・・

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定額給付金・定額減税・マイナポイント

トランプ関税の余波で定額給付金や、定額減税、マイナポイントを再度実施するという話がでていました。

5万円~10万円と具体的な数字まで出ていましたが、参議院選挙にむけた対策だろ。。。との意見がSNS等で広く出回っていたのもあり、どうやら流れたようです。

今後のトランプ関税や景気の動向次第では再び議論がでてくるかもしれません。

申請で“落とし穴”にハマらない 5つの鉄則

補助金等を円滑にもらうためには以下の5つを意識していきましょう。

早めの見積り・契約

窓リノベなどは予算消化=即受付終了

契約日と工事着工日が条件になるためスケジュール管理は必須です。

昨年は比較的余裕があったようですが、2023年度は多くの業者が受注を停止するほどの状況となっていました。

余裕をもって動くべきでしょう。

“併用不可”ルールを要確認

併用可能な補助金と不可の補助金があります。

そのあたりもあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

代理申請を丸投げしない

申請ミスは自己負担リスク。交付決定通知書までは必ず進捗をチェックすることが大事です。

結構入金まで時間がかかるんですよ。

ちなみに私の受給したこどもエコすまいと窓リノベの入金までのスケジュールは公開していますので参考にどうぞ。

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自治体独自制度も探索

今回は多くの方が受給できる補助金等をご紹介しましたが、自治体独自でやっているものも多いんですよ。

例えば東京都の東京ゼロエミ住宅や家庭用蓄電池補助、福岡県の不妊治療助成など。公式サイト検索+“補助金”で掘り出し物が見つかります。

所得証明・住民票は最新年度で

給付金系は「前年分」の証明書が必要なケースが多いです。

転居前に取得しておくとスムーズですね。

まとめ

今回は「2025年版:知らないと損する個人向け補助金・助成金・支援金まとめ」と題して2025年の補助金等をご紹介しました。

補助金・助成金・支援金は、知っているだけで年間数十万〜百万円超の“手取りアップ”につながります。

特に窓リノベや子育てエコホームは断熱・電気代削減と資産価値向上の“一石三鳥”です。

「知らなかった…」と後悔しないよう、この記事をブックマークしてご自身のライフプランに役立ててくださいね。

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