このサイトでも何度もご紹介しています個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ですが最近ちょっと話題性が薄く検索数も大幅に減っているようです。
今回はこの件を見ていきます。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)人気に陰りか?
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は昨年から加入できる範囲が大幅に広がったことで一気に人気となりました。
それに伴い、SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」一択だったのが楽天証券 確定拠出年金が人気商品のたわらシリーズを引っさげて参入したり、マネックス証券 iDeCoがSBI証券、楽天証券を研究した上で最安値のインデックスファンドeMAXIS Slimなどを引っさげ参入して激戦となりました。
しかし、どうやら一巡したからか検索数から見る人気は下火傾向に見えます。
グーグルトレンドから見るiDeCoの検索数
下記はグーグルトレンドでみたiDeCoの検索数推移です。
一年間のグラフとなっていますが、波こそあるものの基本的に右肩上がりで検索数が増えていました。
しかし、1月14日〜1月20日の週をピークに落ち続けているのです。
考えられる理由を見ていきましょう
株価暴落の影響?
まず考えられるのが株価の暴落です。
米国の金利上げ観測から始まった株価の調整(暴落)は2月はじめからですからほぼ日程的にドンピシャです。
株価が下がることで個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は怖いものという認識が多くなって検索されなくなったのかな?
それとも株価が落ちることで既存の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)加入者がブログの記事などを記載しなくなり興味を持たれなくなった可能性もあります。
どちらにしても株価暴落の影響が強そうです。
興味が一巡
もう一つ考えられるのが加入できる範囲が大幅に広がってからすでに1年がたち、興味を持ちそうな層があらかた加入を終えた可能性です。
どうしても個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は投資ですから怖いというイメージを持ってしまう方も多くいらっしゃいます。
その方たちは鼻から興味を持たないでしょうしね。
また、一度加入したら基本は放置の方も多いでしょうから検索しないので検索数が落ちた可能性も考えられます。
初の年末調整で特需だった
検索数が増えた年末から年初に掛けては個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の加入できる範囲が大幅に広がってから初めての年末調整時期に当たります。
そのため、どれくらい税金が節税できたのだろうか?とか年末調整の方法などを検索する人が多く特需的に検索数が多かったことも考えられます。
まとめ
今回は個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の検索数が落ちているよって話でした。
検索数は落ちてますが、個人型確定拠出年金(iDeCo)は下記のように公務員の方が飛びつくくらい本当に有利な制度ですからまだ加入していない方はぜひご検討くださいね。
節税効果が大きく、早く始めれば始めるほど有利な制度ですよ。
また、最近株式市場が軟調ですから躊躇されている方も多いと思います。
たしかに株は今調子が悪いですが長い目で見れば期待値は高いものです。
また、株以外の債権やリートなどへの投資も可能ですし、定期預金などの元本保証商品もあります。
節税効果を考えればそれらに投資をするだけでも遊ばせておくよりは絶対得です。
ぜひ検討してみてくださいね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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